今作は戦闘が快適になり、前作で一番の不満となっていた部分が改善されたのが大きいんだけども、ダンジョン探索に於いてもより面白味が増していて、探索が何気に楽しかったりしている
というのも、前作の売りの一つであった「掟破りの壁壊し」は序盤はきちんと機能していて、壁を壊しながら突き進むという面白味があったんだが、中盤以降は「決まりきった壁を壊して進むだけの要素」に成り下がってしまい、結局のところ他のDRPG同様「ショートカット開通要素」でしかなかったんで、目新しさのみになってしまっていたんだよね
だけども、今作ではかなりの範囲の壁を壊せるようになっており、自作のショートカットから壁に隠された宝探し、強敵から逃れるためのルート開通と色々と使えるようになっており、かなり面白味が増している
まぁ前作と同じようにそう簡単に壁を壊せないようなダンジョンも存在はしているんだけども、そこに至るまでの道中で壁壊しを制限するような要素も無かったので「正規の方法でルート探索をして状況を打開するエリア」として上手くアクセントが効いており壁壊しの有難さを強調するような要素となってるのは良い改善だなと思った
壁壊し以外のコ―レイトウスキルもレキテイスキルのように「特定の場所のみで活用し、以後はその存在価値がなくなる」といったスキルは激減しており、探索の幅を広げながら新たなショートカットとしての活用なども出来るようになっているのも良い調整をしたなと思う
ダンジョンの構造も下層に降りてからまた上層に戻り、そしてまた下層へ行ったりとWiz6を彷彿とさせる構造、探索内容となっておりこれもなかなかに面白味があって良い感じ(前作のウンブラもそうだったけども、あそこまでダラダラを長引かせない造りというのも好感アップ)
ぶっちゃけ前作はもっさり戦闘とダラダラと長く続くだけの面白味の無いダンジョンもあってか中盤以降、一気にモチベが落ちたんだけども今作ではその辺を上手く改善してくれているので、このままエンディングまで突っ走れそうではあるかな(ただストーリーがどんどんキナ臭くなってきているので、胸糞展開が無ければの話だが)
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