Lに捧げるちいさな図書館

≪ L ≫至上主義の図書館へようこそ。司書は趣味嗜好のまま、気の向くまま、あちこちへと流浪しますゆえー♪

男前な作家・桐野夏生

2007-02-23 | 本・映画・ドラマのレビュー&気になる作品
「OUT」の犯罪が珍しくないこの時代、 これは本当に怖いことですよね?/font> いつからここまで残酷な犯罪が起こるようになったんでしょう。 いちいち、数え上げていたらキリがありません。 かつて桐野夏生氏の「OUT」で、 主婦たちが仲間の主婦が殺してしまった夫を、 風呂場で解体する場面は凄惨でした。 それなのに、日々の残酷きわまる殺人のせいで、 多くのやりきれない事件のせいで 感覚が麻痺し . . . 本文を読む
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≪ピアニッシシモ≫から眺める【神童】の世界

2007-02-21 | 本・映画・ドラマのレビュー&気になる作品
音楽によってわたくしの世界が創られてゆく瞬間。 わたくしの世界の音楽が消えてゆく瞬間。  梨屋アリエ「ピアニッシシモ」(講談社文庫) ≪幼い頃に松葉の孤独を慰めてくれたのは、  隣の家から流れるピアノの音色だった。   中学3年になった松葉は、そのピアノの行方を  追い、新しい持ち主紗英と出会う。同い年でも、  生活も家庭環境もまるで違うふたり。  松葉は華やかで才能のある紗英 . . . 本文を読む
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戻りたい恋はありますか 

2007-02-09 | 本・映画・ドラマのレビュー&気になる作品
恋はするに限る。 恋をするから素になれる。 でも戻りたい恋ってどうなのよ・・・? 西田俊也≪love history≫(角川文庫) ≪結婚式の前日、由希子は昔の恋人の思い出の品を  捨てに出かけ、事故に遭う。  気がついたとき、彼女は19歳の恋に  タイムスリップしていた。  さらに思い出の曲たちに導かれて、  経験したすべての「恋」をたどるうち、  高校時代の恋の思い出に立ち止まる・・・   . . . 本文を読む
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せつなさもってるひとって・・「サイドカーに犬!」

2007-02-06 | 本・映画・ドラマのレビュー&気になる作品
主人公は小学4年生、女子。 夏休みのある日、母が家出した。 父の愛人がやってきた。 こうゆうときの父の愛人っていうのは、ぶっとんでる場合が多いもんです。 そういうのが読者に驚きをもって迎えられるからね。 常識のないとっぴな行動に出て、こどもをうんざりさせるタイプ。 やたらとけんかをふっかけ、こどもの目前で平気でわめくタイプ。 全身、ぬめつくような牝の匂いを充満させ、男に君臨するタイプ。 . . . 本文を読む
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hide、いつまでも輝き続けるダイアモンド★

2007-02-04 | 気になる表現者
このあいだ 思い出しちゃったんです hide のこと   hideが亡くなったのはもう10年以上前になるんですね 私はコンサートに行ったこともなかったし、 CDだって持ってませんでした でも、hideの美術的センス、曲の詩の優しさには圧倒されてました まるで目を射るダイアモンドって感じで ちかづけなかったんです hideが亡くなった日、私は大阪城野外音楽堂にいました もう解散してしまったんで . . . 本文を読む
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松山ケンイチ朗読CD、あった

2007-02-03 | 松山ケンイチ
松山くんが朗読しているCDって 販売されていたんですって。           知ってました? 調べてくださるかたがいらっしゃるんですね。 2005年に出たそうですよ。 映画デスノートの予告DVD、 松山Lのナレーションで 素敵でしたもんね。 そうかあ、すでにあったんだ。 でも短期間にこれだけのキャリアを積んで、 さぞかし、今、朗読をしたら 声に深みが出ているでしょうね。 昔 . . . 本文を読む
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シンクロする精神・・・  おすすめ本ですので♪ 

2007-02-03 | 本・映画・ドラマのレビュー&気になる作品
申し訳ないんですけど(笑)、   堀北真希さんも共感!と本の帯にありました 本の帯に堀北真希とあったので、 小さく「わ」と言ってしまったんですけど。(笑) 素晴らしい小説は誰が読んでも素晴らしいというわけで。 真希さんもいい本をあれこれ読んでいるのね、と 素直にうれしくなりました。 ALWAYS3丁目の夕日の続編もできるそうですし、 ロクちゃんにもう一度会えると思うとうれしいです。 ほんっとにけ . . . 本文を読む
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