Lに捧げるちいさな図書館

≪ L ≫至上主義の図書館へようこそ。司書は趣味嗜好のまま、気の向くまま、あちこちへと流浪しますゆえー♪

hide、いつまでも輝き続けるダイアモンド★

2007-02-04 | 気になる表現者
このあいだ 思い出しちゃったんです hide のこと  


hideが亡くなったのはもう10年以上前になるんですね
私はコンサートに行ったこともなかったし、
CDだって持ってませんでした
でも、hideの美術的センス、曲の詩の優しさには圧倒されてました
まるで目を射るダイアモンドって感じで
ちかづけなかったんです

hideが亡くなった日、私は大阪城野外音楽堂にいました
もう解散してしまったんですけどCASCADEって
バンドのコンサートに行ってて
コンサート中にメンバーから知らされました
もうそれから音楽が耳にはいってきませんでした
あの日のこと、一生忘れられません

hideは傷ついているひとのこころを
そっと背中から抱きしめてくれるようなひとでした
「tell me 」とか「 Misery」とか
hideの曲に悲しみを癒してもらいました

hideが最後に残していったヒットシングル曲は
いまだに胸にささります

HURRY GO ROUND

狂い咲く季節が とめどなくあふれる
また いつかと同じ 繰り返す戯れ

蔦の葉密やかに 根を広げた頃に
目に映る景色は 音もなく過ぎ去る

どこか 彼方を目指し 
過ぎた記憶 足蹴に
悲しいわけじゃなく でも嬉しくもない

束の間に意味など
知りえるすべもなく
ただ鮮やかさだけ 昨日に駆け抜けた

まるで 回るMerry-go-round
痛み忘れ巡り行く
まだ たどり着く場所
見当たらず 進む

ただ 例えれば実る果実の 
かぐわしくまばゆい香りも
ひとつ季節彩り 
そっと枯れ落ちたとて

蔦は絡まり 身は朽ち果てて
思い出のかけら 土に帰り
また 花となるでしょう
Like a merry go-round & round
また 春に会いましょう

あの日見えなかった 愛でるべき花たち
今 日だまりの中 首かしげ
それでもやさしく 微笑んでいる

まわる まわる 
こま切れの記憶の奥で瞬く
涙も雨も 砂に飲み込まれて

急ぎ廻れ 砕けても
果敢なく散るがゆえにも
今を待たずに
まわれ Hurry merry-go-round
生き溺れても
また春に会いましょう

    ・・・・後略  




この曲を今聴くと・・・
やっぱりきついです

でも美しい歌だと思います
hideもいつまでも色あせずに
ひとの傷ついたこころを
癒すひかりとなって
生き続けることでしょうね
10年以上前の作品とは思えない、
素敵な曲をどうぞ
   ↓
hide ROCKET DIVE PV



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