松山ケンイチ*《誰キス》
インタビュー到着
2009-12-26
当該記事はここから
──現場で見た、監督ならではの新しい手法は?
「撮影に入る前から“相手役の堀北さんとは別撮りで、
ほとんど一緒にお芝居はしないよ”と言われていました。
単純にスケジュールの問題だったのですが、
現場ではほとんど代理の方と演じていたんです。
日本では考えられない撮影法なのですごく新鮮でした。
俳優同士、変に影響し合うこともなく、
力を入れずにフラットな状態で演じることができました」
──監督に新たに引き出してもらった部分はありますか?
「すごくいいなと思ったのは、テストの段階から
カメラを回していたことですね。
ひとつのカットをテストから撮影して10回くらい演じるんですけど、
“次は違うことをやってみてくれ”と、どんどん要求されるんです。
だから、自分の思っている役の方向性を無視して、
監督にゆだねてみようと思いました。
そんな中で出てきた演技は、監督に引き出してもらった部分だと思います」
──アメリカ人スタッフとの撮影で、カルチャーショックは?
「日本での撮影だったので彼らのほうが大変だったみたいです。
僕らは食べ慣れていますけど、海外の人はお弁当が苦手みたいで。
“どうして冷たいご飯なんか食べなきゃいけないんだ”って
(欧米の撮影現場では、温かい食事を提供するケータリングが主流)。
僕もその気持ちはなんとなくわかりますけどね」
──撮影中楽しかったことは?
「監督と仕事ができたことは楽しかったですね。
今まで仕事をさせてもらった監督の中で、
いちばん距離が近かった気がします。
自分の生まれ育った環境や
“どんな思いで今ここにいるのか”ということなど、
いろいろ話した気がします。
そういうことを話す監督って、あまりいないので」
──まだ完成した作品を見ていないそうですが、楽しみにしているシーンは?
「劇中僕がカメラで撮影する場面で、
実際に撮った映像が画面の横に映し出されるそうなんです。
“映像をお客さんも見られるようにしたい”と監督が言っていたので、
それはすごく楽しみですね。僕もちょっとだけ見せてもらったのですが、
すごくよかったですよ。新しいし。特許を取ったほうがいいかもしれません」
(s-woman net《Roadshow》より抜粋引用)
個人的に面白いなと思ったところ、
そ、それはやっぱり改善してあげて、と思ったところ、
驚いたところ・・などを抜粋してみました。
その前に、
ええ、ええ、どうぞ叫んでくださいな
「わーかあいい」
「かっこいい」
「すてきーーー!!」
御静聴ありがとうございます(笑)
ありゃま、堀北さんと顔をあんまり合わせていないですか?
影武者みたいなひとと演技した?
びっくりしますよね。
だって、目の前にいるひととは別のひとを思い浮かべて
演技するわけじゃないですか。
それとも、誰であろうとブレないのかなあ。
でも、誰であろうと関係ないとすれば、
そのひととやるからこそ、想定外の発見とか熱演とか、
ありじゃないのか・・なんて言ったら、
アナログなんでしょうね。
監督ってすごくデジタルな方式で、人間の心の機微を
もらさずピックアップするって感じがします。
前作の2分割映画「カンバセーションズ」見たとき、
隠れるところがないじゃん、とか思った(笑)
>だから、自分の思っている役の方向性を無視して、
>監督にゆだねてみようと思いました。
松山さんがその役を生きるために体系だてて準備したものを
どんなふうに再構築なさったんでしょうね、監督は。
なんかすごくスリリングな感じがしませんか?
外国人監督だから・・って、括りはよくないかもしれないけど、
アウトプットされてくるものがとても楽しみですよね。
あれ?と思うような瞬間があるのかなあ。いいな(笑)
>今まで仕事をさせてもらった監督の中で、
>いちばん距離が近かった気がします。
ほらほら、ハンズ・カノーザ監督が驚喜しますよ(笑)
>“どんな思いで今ここにいるのか”ということなど、
>いろいろ話した気がします。
その中身を聞きたいんですけど(笑)
いいなあ、そういう会話。
なんか、松山さんの役ではないけれど、
ナオミにも通じますよね。
記憶をなくしたナオミは《今》にしか
存在できないわけじゃないですか?
ふたりの会話もそのことに触発されて
出てきた会話なんでしょうね。
こういう質問を受けたらどうします?
クリエイティヴなひとたちって、
こういう哲学的なことを語り合える他者に出会えて
うらやましいですよね。
突然聞かれたら応えられないだろうけど。
>劇中僕がカメラで撮影する場面で、
>実際に撮った映像が画面の横に映し出されるそうなんです。
これはめちゃめちゃ楽しみですね。
松山さんがどんな映像を撮っているのか、
本編の興味もさることながら、
仕掛けでもずいぶん見せてもらえそうですね。
いやあ、ますます楽しみになってきました!!!
かわいい~!
久々にウルトラスーパー子犬オーラ!(笑)
柴犬の耳を すぽっと着けたくなる衝動(ウズウズ)
いつの写真ですかね 2~3ヶ月前くらいかな?
ライブ朗読の時の大人っぽさと随分違うみたいですよね(笑)
しかしノルウェイにばかり気を取られてましたが
もしかしたら 誰キスはかなり期待出来る気がしてきました
いくえみさんの作品も楽しみ
いくえみさん かなりの濃いファンみたいだから
きっと 気合い入れて丁寧な作品にして下さると信じてますよ~
かっこいいね~~!!
私もすっごくツボです^^
「どんな思いで今ここにいるのか」
>クリエイティヴなひとたちって、
こういう哲学的なことを語り合える他者に出 会えて うらやましいですよね。
ホント同感です^^私達の日常では友達とこんな会話すること絶対にないですね・・
でもこんな質問されたら自分ならどう答えるかなぁ?という想像を楽しむことは好きです^^
ケンちゃんなんて答えたのかな?
以前、ケンちゃんが雑誌のインタビューなどで実に誠実に答えられるので、同世代の他の俳優さんはどんな風にインタビューを受けているのか記事を読んでみようとしたのですが、興味が薄いせいかじぇんじぇん最後まで読めませんでした(汗)
やっぱケンイチオンリーぜよ!!
音楽を聴いたとき、そうくるかあって思ったんですけど、
やっぱり、10代メインみたいな?
作品なんですね。
あーひとりで映画館に行っていいんだろうかとかね(笑)
たしかに可愛いですね。上品で、これに無精ひげな舞台挨拶はNGですよ。
しかし、舞台挨拶も試写会も競争率が高そうだなあ
>いくえみさんの作品も楽しみ
残念ながらお名前すら存じ上げませんでした汗
たのしみに待ちたいです。
ほんと、久しぶりにすごくさわやかで、
すっきりと素敵ですね!!
そうそう、日常会話にこうゆうの、ありえないですよね。
まあ、昔から仲のいい友達とちょこっと飲んだりして、
何かのはずみでそういうこと出るかも、出ないかあ(笑)
でもオットと共通の友達にはけっこういるんですよ。
「今言ったことにいのちかけれるか?」みたいな会話ーー(こわ:笑)
あ、小説の読書会とかね、好きだったもんで。
松山さんのインタビューとかは、単に映画の話から深まりますよね。
来年もこういう話をたくさん聞かせてもらえるといいですね。