甘味処から出るときの表情がね・・
甘味処から出るときの表情がね・・←しつこい。
それだけでわかるひとはきっと、
≪虎に翼≫を本日観たひとだ。
松山さん演じる桂場等一郎が、
「とらちゃん」こと寅子の姿勢を悪くないなと思う、
そんな表情を一瞬見せて、甘味どころを出たのだ。
あの微笑はズルいな。
それまで、ガラスのように曇りない、硬質の言質で、
寅子に対峙しておったというのに、
一瞬にして、単なる堅物ちゃうやん的な安心を抱かせるのに十分だったのだ。
実家に母の顔を観に行ったら、妹も休みで、
「松ケン、うまくならはったな」「コメディは下手やけど」
たは。感想を遮らず受け止めた私はえらい(笑)
シフトが不規則なので、週末にまず一週間のドラマの内容をおさらいしてから、
じっくり一週間分見ている。その後のあさイチは観ていない。
朝ドラを観るのは「おちょやん」以来なんじゃないだろうか。
半年の長丁場なので、ブログでドラマの推移を見守るのはあきらめたけど、
なんとブログ、2週間もUPしなかった。
フレイル状態が続いているのかな。いろいろ説明したり引用したりするのが面倒、これも
健康体ではない証なのかもしれない。
用事以外、半日はごろごろ横になっていないと疲れが抜けないしな。
高齢者の仲間入りしても、死ぬまで延々働けよ、な国、恐怖を煽られ、
ほんとならリタイアしてもいいだろう年齢なのに、朝ドラもまとめてしか観れないような
境遇に置かれるとは。
寅子たちのエネルギーがまぶしすぎるーーー。
小林薫さんと松山さんの会話(役名ご容赦)、ああいうの、朝ドラで観れてうれしいな。
ていうか、小林薫さんと松山さんの共演が嬉しい。
役所さんとの共演は何度もあるけど。
深い会話ですよね。あれくらいの大御所さまとの会話となると。
そして、きょうは松山さんのお鼻がやけにとんがってた。ぴかぴか光ってた。
髪も肌もぴかぴかで、農業やられてるときのインスタ写真や動画とのギャップったら。
でございます。
BSで7時45分からだっけ、観ている妹がこれからますます楽しみ、と言ってくれた。
嬉しかった、コメディへたはちと棘だったが(笑)
松山さん、コメディだと、全力が見えすぎちゃって、ちょっとね、なのよ。などと、
説明しようと思ったけど、気力みなぎらないのでパスした。ごめんね、松山さん。
休みだったから、リアタイで観れた今日の放送。
そのまま切らずにいたら、≪鶴瓶の家族に乾杯≫で高橋一生さんの回が再放送されていた。
勝手に神回と思ってる放送で、も一度観れてよかった。
葉山って素敵なところよね。
岸辺露伴の撮影場所だった加地邸近辺を彷徨う高橋さんと、
その高橋さんを面倒くさがる鶴瓶さんのやりとりが心地よかった。
さすがにお洒落なひとたちがたくさん出てらして、
地元の方は関西のノリではなかったけれど、
ふたりが突然訪れる場所と知り合うひとたちが素敵すぎた。
今年の秋は久しぶりに関東方面に家族旅行するけど、
このインバウンドが落ち着くころ、長めの旅をしてみたくなった。
旅番組ではなかったんだけどね。
≪虎に翼≫、内容について全然触れてないけど、
もうね、しんどくて、そういうの、できないんですよ、ごめんなさい。
もちろん、伊藤沙莉ちゃんがほんとに素敵なんだけどね。
妹と、今年の流行語大賞に「はて?」はノミネートされるかな、
なんて楽しみにしているんですけどね。
桂場さん、いいですよね。辛辣で、寅子のことを「君か(うんざり)」と言いながら、内心は評価しているんだと思う。あの甘味屋さんを出たあとの、ほんのわずかな笑み!私も「うわぁ」と思いました。
コメディ演技下手ですかね…。お団子を食べたいのに食べられないあの微妙なタイミングとか、上手だと思うのですが(ファンの贔屓目でしょうか)。
ストーリーそのものも、「ああ、これは過去の話ではなく、現在進行形の話だよなぁ」と痛感することが多々あり、一方で、これから戦争に向かう世相に、暗い予感にとらわれています。
さて、コメディがヘタと言われてしまっておりますが(苦笑)、
なんと「聖☆おにいさん」実写映画化!だそうです。
それこそ、「え?大丈夫?ショートストーリーのギャグマンガなのに、2時間の映画になる?」と心配しきり。ここだけの話、福田雄一監督の身内ノリ・悪ノリが苦手な時があって、どうなってしまうのかちょっと心配。
12月20日の公開。今年の笑い納め・来年のお笑い初めにふさわしい「聖☆おにいさん」たちの、ゆる~くほんわかしたギャグをただただ、頭を空っぽにして楽しめばよいのでしょう。
その頃には、桂場さんのしかめ面が恋しくなっているかもしれません。
体調、お大事になさってください。慢性疲労症候群の可能性もあるので、一度、病院を受診されて、検査をおすすめします。