道尾さんの新刊。
この前の2作品は写真からあっと言わせる面白い企画でしたが、今回は音。
うーん、、音声がイヤホン無しのスマホだと聞き取りにくい。しかも1話目の歌が長くて・・・。
他の章の音も結構長くて(私的には)、YOU-TUBEだから広告も入ったりして、気分をそがれるっていうか・・ごめんなさい。結構ストレスでした。
移動中や、出かけ先とか、そういう時には落ち着いて読めない本です。3つ★
とはいえ、毎回新しい事にチャレンジしてユニークなアイディアを考える道尾さん凄いなって思うし、これからも頑張って欲しいです。
★以下ネタバレで あらすじ・感想書いています★
①聞こえる
居候させていたシンガーソングライターが突然亡くなった
お父さんだと思っていた人が犯人でした。
最後に入っていた音声とオチが微妙・・・。このお話はちょっといまひとつな気がする。
②にんげん玉
これはやられた!
まさかの元教師と教え子を逆にして読んでいて、あっ!という驚きがあった。面白かったです
③セミ
これはミステリー部分以外の、道尾さんお得意の少年の心理や友達の関係等の部分が良かった。
この位の年代の少年を描くのが凄く上手い作家さんだと今回も思った。
肝心のオチは、セミという友達の勘違い。録音されていた音声で、心臓がヤバイ・・のは既に亡くなっている友人の父ではなく、友人本人だと思い込み、また自分の両親が自分は要らない子だと思っているから自分の心臓を友人に差し出すという決意をして・・という切ない内容でしたよ・・・
途中までセミって子がワンマンでジャイアン的な子なのか?と思って読んでいたけれど、実は欠点は多いけど、主人公の良き友達だったんだね。
④ハリガネムシ
塾講師が生徒の家を盗聴していたら、聞こえてきた家庭内暴力・・・
最終的に先生が、生徒の暴力義父を始末する手助けをしたのね。
生徒は聞かれてる事を意識して、助けてって先生にアピールしてた。
⑤死者の耳
夫婦仲に悩む女性とその親友の会話
これはミスった。まさか動画に変化が最後にあるとは思ってなくて、画面は見てなかった!
読み終わってからネタバレを書いているサイトを読んで、ええーー!と。最後に死んでいると思っていた夫が起き上がって(死んだふりしてただけ)妻をベランダから落として、その後自殺したなんて・・・。
きこえる 2023/11/22 道尾秀介
物語×音声。小説を立体的に体感する、まったく新しい「謎解き」の新体験型エンタメ、誕生!
道尾秀介NいけないⅡいけない「透明カメレオン」ノエル「光」水の柩カササギたちの四季月と蟹「プロムナード」「背の目」「片眼の猿」「シャドウ」「月の恋人」「ラットマン」「カラスの親指」「ソロモンの犬」「光媒の花」「鬼の跫音」「龍神の雨」「向日葵の咲かない夏」感想「球体の蛇」「花と流れ星」
この前の2作品は写真からあっと言わせる面白い企画でしたが、今回は音。
うーん、、音声がイヤホン無しのスマホだと聞き取りにくい。しかも1話目の歌が長くて・・・。
他の章の音も結構長くて(私的には)、YOU-TUBEだから広告も入ったりして、気分をそがれるっていうか・・ごめんなさい。結構ストレスでした。
移動中や、出かけ先とか、そういう時には落ち着いて読めない本です。3つ★
とはいえ、毎回新しい事にチャレンジしてユニークなアイディアを考える道尾さん凄いなって思うし、これからも頑張って欲しいです。
★以下ネタバレで あらすじ・感想書いています★
①聞こえる
居候させていたシンガーソングライターが突然亡くなった
お父さんだと思っていた人が犯人でした。
最後に入っていた音声とオチが微妙・・・。このお話はちょっといまひとつな気がする。
②にんげん玉
これはやられた!
まさかの元教師と教え子を逆にして読んでいて、あっ!という驚きがあった。面白かったです
③セミ
これはミステリー部分以外の、道尾さんお得意の少年の心理や友達の関係等の部分が良かった。
この位の年代の少年を描くのが凄く上手い作家さんだと今回も思った。
肝心のオチは、セミという友達の勘違い。録音されていた音声で、心臓がヤバイ・・のは既に亡くなっている友人の父ではなく、友人本人だと思い込み、また自分の両親が自分は要らない子だと思っているから自分の心臓を友人に差し出すという決意をして・・という切ない内容でしたよ・・・
途中までセミって子がワンマンでジャイアン的な子なのか?と思って読んでいたけれど、実は欠点は多いけど、主人公の良き友達だったんだね。
④ハリガネムシ
塾講師が生徒の家を盗聴していたら、聞こえてきた家庭内暴力・・・
最終的に先生が、生徒の暴力義父を始末する手助けをしたのね。
生徒は聞かれてる事を意識して、助けてって先生にアピールしてた。
⑤死者の耳
夫婦仲に悩む女性とその親友の会話
これはミスった。まさか動画に変化が最後にあるとは思ってなくて、画面は見てなかった!
読み終わってからネタバレを書いているサイトを読んで、ええーー!と。最後に死んでいると思っていた夫が起き上がって(死んだふりしてただけ)妻をベランダから落として、その後自殺したなんて・・・。
きこえる 2023/11/22 道尾秀介
物語×音声。小説を立体的に体感する、まったく新しい「謎解き」の新体験型エンタメ、誕生!
道尾秀介NいけないⅡいけない「透明カメレオン」ノエル「光」水の柩カササギたちの四季月と蟹「プロムナード」「背の目」「片眼の猿」「シャドウ」「月の恋人」「ラットマン」「カラスの親指」「ソロモンの犬」「光媒の花」「鬼の跫音」「龍神の雨」「向日葵の咲かない夏」感想「球体の蛇」「花と流れ星」
そうそう、べるさんも紹介してましたね。
ん、メンドクサソーっと思い、読んでないです。新しいことに挑戦してる本は好きなんだけど・・・やっぱり面倒そうです^^;
コメントありがとう!
そうそう。べるさんもだいぶ前に感想アップしていました。
そうなの・・・。結構面倒。
いちいち、QRコードから行かなくちゃならなくてね。すぐ開けるならいざ知らず、CMもイラつくし。
とはいえ、道尾さんアイディアマンで頑張ってるなーって思いましたよ
斬新でしたし。
確かに、わざわざコードを読み取って聴くって手間がある分、
面倒だと思う人も多そうだなぁとは思いましたけど。
でも、どんな音が聴こえてくるんだろう、というドキドキ感
とか、わかった時の爽快感とか、なかなか普通のミステリでは
味わえない臨場感が感じられたところが良かったです。
ラストの一作は、映像観ないと完全には理解できないので、
少し不親切かなぁと思いましたね。冒頭に、映像と共に
音声をお聞きください、みたいな注意書きが欲しかったです。
コメントありがとうございます。
べるさんちでの、ネタバレ質問へのレスもありがとうございました!助かりました。
べるさんは、この仕掛け、楽しめたんですね。そういう方が多いと良かったな・・・と思います(道尾さんが嬉しく思うだろうから)
せっかく珍しいアイディアを形にしたのに、それに至るまでの労力って普通の書籍より何倍も大変だったと思うから。
そうそう、ラストのだけは、ちょっとね・・・。
でも最近はネタバレサイトがあるから、助かります。
製作者側も、解らなくてもきっと説明してくれる親切な読者がいるだろう・・って思ってたりして・・
道尾秀介さん、人気の作家さんですが、私はまだ読んだことがないのです。
まずは過去作品から読んでみようかな。
新作は物語×音声?! 画期的ですね!
ただおっしゃる通り、ちょっとめんどうな気もしますね。
このアイデアやしかけが楽しめるとよいのですが。
アメリカでは車での通勤、移動が主ですし、あとはジョギングされる方とかもいらっしゃるので、Audible人気みたいですね。
日本もこれからだんだんポピュラーになってくるのかな。
latifaさんにお勧めいただいた横道世之介、読みはじめました。
世之介が上京して、新宿アルタ前から物語がはじまりますが...
タイムリーに、アルタ閉館決定のニュース。時の流れを感じました。
今日も結局日が当たらないせいか寒いです。
結局1月とか2月の初めに暖かった分を最近の寒さで帳尻合わせてるのかなあ。
うーん、、これは、あまりおすすめはしないなあ・・・。
道尾さんは10数年前結構色々読んでいたのですが、やっぱりその頃の方が油がのっていた気がするなあ・・・。今も変わらず頑張っていらっしゃるけれど。
Audible、便利そうですよね。
私もトライしてみたいけど、あの楽そうなみんな最近つけてるタイプのイヤホンをまだ持ってないんですよ。
車で聞きながら・・・って、私は出来そうもないなあ。音楽だったら危険じゃないけど、物語とかだと耳がそっちに意識行ってマズイことになりそう
世之介、読み始めたのですね嬉しいけど・・もしあまりお好きなお話じゃなかったらごめんなさい。
アルタ閉館、そうですか・・・時代が流れて行ってるのを感じますね。