川上さんの新刊。3つ★~3つ★半
60歳以上の恋人未満友人以上の男女と、友人や日々の暮らしを描いた内容。
幼い頃に親の仕事の関係でアメリカに数年滞在していて、その時の幼馴染たち。老年に入って再会したり、交流が復活したり・・・。
子供時代のエピソードも多く登場します。
私小説っぽいのかな・・・?登場人物が作家だったりフリーランスの職業の人。
突然の腫瘍摘出手術や離婚や弱った父親との同居とか、川上さん本人が経験された事があちこちに入っているのかな?って思ってしまう内容でした。
川上さんならではのちょっと呑める寿司屋とか、小料理屋で粋に・・・みたいな食べ物描写も健在です。
ただ、やっぱりセレブなお家の子供達という印象で、一般人とは若干違うかなーと思う処はあったけど、でも生々しく無い65歳前後の男女の穏やかな関係が良かったです。
90を超えた父を一時家で預かる時のお話が印象に残りました。
メインどころの登場人物は同じで、短編が複数入っている作りになっています。
沢山登場人物が出て来て一回きりでその後出て来ない人もいるので、あれ?って前のページを振り返って読み返したり・・というストレスはあったかな。
第一章目、やたら一杯人が出てきて、かつ何だかすっと物語に入っていけなくて、これは挫折かな・・・って思った。
邪道だけど最後の方のお話を読んだら面白かったので、安心して再度トライし面白く読めたという感じでした。
恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ 川上弘美
2023年8月24日
川上弘美「わたしの好きな季語」「このあたりの人たち」感想「東京日記4,5」「晴れたり曇ったり」「森へ行きましょう」
「某」「七夜物語」「光ってみえるもの、あれは」「古道具 中野商店」「此処彼処」「なんとなくな日々」「溺レる」「天頂より少し下って」「夜の公園」
「ハヅキさんのこと」「どこから行っても遠い町」「真鶴」「風花」「神様2011」「これでよろしくて?」「センセイの鞄」「パスタマシーンの幽霊」「ざらざら」感想「窓の灯」と「ニシノユキヒコの恋と冒険」 感想
60歳以上の恋人未満友人以上の男女と、友人や日々の暮らしを描いた内容。
幼い頃に親の仕事の関係でアメリカに数年滞在していて、その時の幼馴染たち。老年に入って再会したり、交流が復活したり・・・。
子供時代のエピソードも多く登場します。
私小説っぽいのかな・・・?登場人物が作家だったりフリーランスの職業の人。
突然の腫瘍摘出手術や離婚や弱った父親との同居とか、川上さん本人が経験された事があちこちに入っているのかな?って思ってしまう内容でした。
川上さんならではのちょっと呑める寿司屋とか、小料理屋で粋に・・・みたいな食べ物描写も健在です。
ただ、やっぱりセレブなお家の子供達という印象で、一般人とは若干違うかなーと思う処はあったけど、でも生々しく無い65歳前後の男女の穏やかな関係が良かったです。
90を超えた父を一時家で預かる時のお話が印象に残りました。
メインどころの登場人物は同じで、短編が複数入っている作りになっています。
沢山登場人物が出て来て一回きりでその後出て来ない人もいるので、あれ?って前のページを振り返って読み返したり・・というストレスはあったかな。
第一章目、やたら一杯人が出てきて、かつ何だかすっと物語に入っていけなくて、これは挫折かな・・・って思った。
邪道だけど最後の方のお話を読んだら面白かったので、安心して再度トライし面白く読めたという感じでした。
恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ 川上弘美
2023年8月24日
川上弘美「わたしの好きな季語」「このあたりの人たち」感想「東京日記4,5」「晴れたり曇ったり」「森へ行きましょう」
「某」「七夜物語」「光ってみえるもの、あれは」「古道具 中野商店」「此処彼処」「なんとなくな日々」「溺レる」「天頂より少し下って」「夜の公園」
「ハヅキさんのこと」「どこから行っても遠い町」「真鶴」「風花」「神様2011」「これでよろしくて?」「センセイの鞄」「パスタマシーンの幽霊」「ざらざら」感想「窓の灯」と「ニシノユキヒコの恋と冒険」 感想
60歳以上の恋愛や日常に興味があり、読みたいなぁと思ったのですが、登場人物が多いとのこと^^; う~ん挫折しそうだ。
★も3~3.5とは、評価は「普通」レベル?
コメントありがとう
うーん、そこまでオススメしないかな・・・。
そうそう、普通レベル!
でも、わぐまさんも子供の頃数年海外暮らし・学校に通っていた過去があるから、場所は違うけど、もしかしたら何か反応するところがあったりするかも?
うーん、、でもなあ・・・
私は川上弘美さん好きな作家さんなので、割と新刊気がついたら読む様にしてるのでコレも読んだという流れでした。
同感です。
というか、読んでる途中にlatifaさんのこの文章を目にして、最後まで読む気になりましたよ(笑)
不思議なもので・・・・
とりとめがない作品ですが、そのとりとめの無さが最後には心地よくなるというか。。。。
http://blog.livedoor.jp/todo_23-br/archives/32677094.html
やっぱり第一章そう感じられましたか。
あのハードルを越えずに挫折しちゃう人がいるとしたら残念ですね。
とりとめのないお話を面白く書ける作家さんの一人ですよね。