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武士の一分 原作「盲目剣谺返し」感想と、チラシ画像

2006-10-03 | 映画感想 他

(後日追加)映画「武士の一分」見ました。感想は⇒こちら

先日家の割と側の映画館を通りかかったら、武士の一分のチラシが、だだ~~っと並べてあった。ざっと見たところ、4,5種類の違うパターンのチラシがある@@ 今まで3種類くらいの違うチラシっていうのは時々見かけることがあるけれど、こんなに豪華に色々なパターンの邦画のチラシを見かけたのは初めてかも。今まで見た中では、2003年上映された「武士 MUSA」が、主要主人公3人(チョン・ウソン、チャン・ツィイー、チュ・ジンモ)それぞれ一人アップバージョンと、他、4つか5つあったのを覚えています。←実は今も持ってる^^

で、この武士の一分のチラシの表紙はっていうと、鳥だったり、武家のシーンとした家の中だったり、顔のない武士の刀に手をかけた写真とか、俳優・女優のアップが無い!のが結構すごい。(事務所の規制?のせいなのかもしれないけど)でも、裏面には、キムタクの武士姿の写真がありました。なかなかカッコイイんじゃないでしょうか。
基本的に私、キムタクって好きじゃないんですけども、静止画像(ポスターとか)だと、カッコイイ顔をしてるな~ってしみじみ思うんですけど、一端CMやTVなど動き出すand話し出すと、ウギャー(>_<) 特にしゃべり方がとっても苦手。でも現代語?で話さなくて、しかも腰の低い武士役の木村拓哉だったら、もしかして凄く好きかも。
 写真画像は、ごく小さく載せましたが、問題あれば削除します。
上の画像、FC2の措置によって見えなくなってしまいましたので、写真画像と、この続きは、こちらで見れますm(_ _)m


さて、「武士の一分」なんだかんだ言っても、とっても楽しみだったりするんです。どんな内容なのかな?って興味を持って、原作本を読んでみました。

amazon隠し剣秋風抄 (文庫) 藤沢 周平

『隠し剣孤影抄』に続く小説で、九篇の短編が含まれています。その中の最終話が「盲目剣谺返し」で、それがこの「武士の一分」の映画の原作だそうです。

★あらすじ・内容★
下級武士の三村新之丞(木村拓哉)は、妻の加世(檀れい)とともに幸せに暮らしていた。しかし、藩主の毒見役を務め、失明してしまった。妻が上司の島田(坂東三津五郎)といい仲であることが判明し・・・。

なんと、思いがけず、47頁と、とっても短い短編なので、あっという間に読めちゃいました。時代劇や昔の時代設定とかが苦手な人でも(←私だ)全然問題無く、読めます。
率直に私が読んだ感想は、普通に面白かったです。
でも、、奥さんの処、ネタバレなので、文字反転して下さい★
隠し剣鬼の爪で、高島礼子さんの処と、似た様な内容の部分があったので、またかい?!って 思っちゃいました・・・。でも、この時代こういうこと多かったのかもしれませんね・・・実は隠し剣、鬼の爪が、いまひとつだった理由が、この部分に関する部分が、どうも納得行かず、好きじゃなかったからなんですよ。それだけに、この武士の一分でも、ここんところが重要なポイントなのかぁ・・・(-_-;)と、ちょっと正直、がっかりしちゃいました・・・。「女がらみの果たし合い」というのが、個人的にあまり好みの展開ではないんですよ。女がからまず、もっとサムライ・武士道の男として、何か譲れない部分が芯になっている内容や、ストイックな感じが私は大好きなのでネタバレ終了
逆に面白かったり、好きだった処は、盲目の剣士が剣の素振り?練習をする処とか、果たし合いのシーンとか。映像が頭にアリアリと想像出来て、痺れました。虫を斬れる様になっていく処なんて、す、すごい!って思いました。

★配役について★
主人公の新之丞がキムタクというのは、合ってないことはない。ただ、妻が隠れて男と密会してるんじゃないか・・・?と疑い、自分の中で葛藤するというのは・・・、むしろキムタクが浮気してるのを奥さんが不安がってるって図式だとぴったり来るんだけど(^_^;)
美男で剣の達人で頭も良く・・・っていう基本的な人物像としては合うかもしれないな~と思います。

妻の加代が、壇れいさんていうのは、私宝塚にうといので良く解らないのですが、確か今CMで「綺麗ね~あの人!コラーゲンよ」とかってやつに出てる色白の若き日の宮沢りえちゃんぽい人でしょうか? 
で、にやけたエロ上司武士?の島田は、坂東三津五郎さんが演じるそう。ニヤリとした不敵な笑みが確かに上手にハマりそう。で、いとこの「いね」が桃井かおりさんだって~~???年齢から言っても、凄い無理が有りすぎる。キムタク演じる主人公と、かつて結婚したいと思っていて、今もちょっとは引きずってる処があるような役なんですよ。きっと小説と映画では、内容を変えるんでしょうね。気の良い姐さんみたいな感じの存在になるのかな。

今までの山田洋次監督と藤沢周平時代劇映画化2部作「たそがれ清兵衛」「隠し剣、鬼の爪」もレンタルDVDではありますが、かつて見ました。私は たそがれ>隠し剣 です。
「たそがれ清兵衛」と「隠し剣鬼の爪」の比較感想

今回の武士の一分は、映画館に見に行ってみようかな~?とも思っています。12月1日、映画の日に上映だそうで、太っ腹。
武士の一分 公式HP9月8日に出来てたみたいです。

監督 山田洋次 原作 藤沢周平 音楽 冨田勲
出演 木村拓哉 、檀れい 、桃井かおり 、坂東三津五郎、 笹野高史、
緒形拳さん
!(キムタクの剣の先生役で出るみたいです^^小説での登場はごく少なかったけれど、映画版では新に付け加えられる部分なのかな。素敵そうな役そうなので良かった。 隠し剣ではすんごくイヤだったもん!蝉しぐれでは、とってもカッコ良かったよー!)ハラハチブンメー という緒形さんの公式HPがあるんですね~

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