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届く 28mmf2.8レンズ Pentax M(中古)

2020年07月30日 | カメラ・ビデオ関連
今日7月29日水曜日、ペンタックスのMレンズ、28mmf2.8が届いていました。

  

先に同じ焦点距離28mmレンズを使っていました。 Pentax M 28mm f3.5 です。それに対して今回あらたに入手したレンズが Pentax M 28mm f2.8 です。

どちらのレンズも中古入手なのですが、前者は落下させてレンズ先端の金属鏡筒が大きく変形し、日よけのフードも、レンズ保護フィルターも取り付け不可能で、なおかつネームプレートも取り外しできないためレンズの前玉を取り出してクリーニングをすることもできない、という「ジャンクレンズ」を落札して入手したものでした。

それに対して、後者のより開放f値の大きい、いわばより大口径レンズになる今回の28mmf2.8レンズは、届いた状態でレンズ自体の外観がきれいで、大口径のレンズガラスは前から見ても後ろから見ても透明度の高いきれいな状態でした。当然、レンズ先端の変形などはないので、49mmフィルターは好きなものを取り付けることが出来ますし、必要に合わせて横からレンズに光が飛び込むのを避けるフードも着脱可能です。

(1970年代後半時期にユーザーから広く受け入れられたPentaxMシリーズのカメラとレンズなので、2020年の現在、中古市場で安価に入手可能な Pentax Mレンズです・・・・・ 現在標準M 50mmf1.7スタートで, その後 M 135mmf3.5,   M 200mmf4  M28mmf3.5  M28mmf2.8 と追加されるように、手元にMシリーズレンズが増えてきています(^-^;) )


〇 我が家の ペンタMファミリー 

ペンタ M家の記念撮影です(^-^)
 
   ( M 28mm f3.5                 M 28mm f2.8              M 50mm f1.7 )

 

奥にあるのは、PentaxKーSonyEマウント変換のアダプター(三脚座付き)です。
もともと持っていたM50mmを、一番最初はSonyカメラに取り付けて使っていました。


 

一番手前が中古入手の28mmf3.5です。落下ジャンクレンズでしたが、ペンチでつかんでガシガシと少しずつ少しづつ元の形に戻していって、先端のネジ溝もけずって復元し、49mm径フィルターもなんとかぎりぎり装着できるところまで元に戻しました。

それに対して真ん中の28mmf2.8は何事もなく端正な顔つきです(^-^)。



〇 試写 Pentax M 28mm f2.8 

  (画面の写真をクリック > 拡大写真へ)

 

 

先日、まだ梅雨明け前、雨降りの中休みで急に日差しが出てきた、強い光量のタイミングで、玄関わきの緑のカーテンを撮影して見ました。

 

梅雨明け宣言の頃、夜に星空の見えているところが多くなっていたので、玄関先で上を見上げて撮影して見ました。 今回の28mmレンズ、とにかく画面全体の星が(開放では点の状態で撮影はできないとしても・・・)、妙に流れた画像になっていたり、隅の方でピントが合っていなかったり・・・・

「というような極端な画像の乱れはありませんでした。」 幸いです。(^-^)

・・・・でも、開放での撮影、ぐいーんと画面を拡大すると、画面周辺の星はきれいな「三角形」になって撮影されていますけど・・・・(^-^;)。 
でも、個人的にはこのくらい撮影できていれば、もう十分です!!!(^-^)
(先の、落下ジャンク28mmf3.5が、おそらくレンズの位置がずれてしまっていて、無限遠のピントが合焦しなかったり、画面周辺の星がぐるぐるボケになってしまったりしていましたので・・・ それから思うと もう十分OKです。)

〇 28mmレンズ       2020.08.09

遠くに台風が接近中の週末、日曜日の今日、曇ったり腫れたりの合間に、玄関脇緑のカーテンにできていた「へちま」を、先日入手した安価のOldレンズ PentaxM28mmf2.8 で撮影して見ました。

 
  (写真をクリックで、拡大表示)
カメラのイメージセンサーがAPS-Cサイズなので、28mmレンズと言っても、フィルム35mm版カメラで言えばほとんど標準レンズ50mmにちかくなりますから、上の写真のように被写体に近づいて撮影すると、背景がやわらかくボケる写真となりました。
今回入手した28mmのレンズは、1970年から80年にまたがる時期のOLDレンズです。 でも、レンズそのものの透明度が高く綺麗なガラスでしたが、どうやらその写りもとても良好なものだったようです。

(ちなみに、前回入手の「落下品ジャンク」28mmf3.5も、 無限遠で夜空の星を撮影すると、その小さな光の点の被写体撮影では、いろいろ問題がはっせいしたものの、普通に目の前の被写体を撮影する場面では、綺麗な写真を撮ることの出来るレンズです。・・・ f3.5 /f2.8 で比較撮影を試してみたいなあと思っています)




〇 試写・カシオペア座 by 新28mmf2.8   2020.08.09 

新しく28mmレンズが届いて以降、星空を撮影してチェックしてみたいなあと思っていたのですが、連日、夜になって気温下がると空気中の湿度が急上昇!そのような夜が連日続いていました。 天気情報を見ても上空には雲一つないきれいに晴れた夜だというのに、外に出て見上げると空全体にシーツがかけられたような状態がずっと続いていました。

台風が九州の西側に北上接近しているこの週末、今日は太平洋上の熱い空気が軽く吹き付けてきていて、そんな気象状況もあるためか、ふと先ほど、日付の変わる時間帯で外に出てみたら、雲は多いものの部分的に雲間から綺麗な星空が見えていました。

おおお、それでは!と 三脚とカメラを持ち出します。まだ確認できていなかった28mmレンズを取り付けて、もう数日後には流星を見ることの出来る時期となる、北東方向にカシオペア座が我が家の屋根越しに見えていたので、撮影して見ることにしました。 (ISO1600 f4 30秒露光 Pentax M28mm f2.8 , K-30+GPS)

 
 (写真をクリック> 拡大表示)

今夜の試写でも、やはり新しく入手したM28mmレンズは、(落下品ジャンク28mmと比較すると)ふつうの「無限遠の合焦」「画面全体の結像」が実現できていることが確認できます。

個人的に決して高いレベルで撮影可能なレンズが必要、というわけではないのですが、少なくとも、「星にピントを合わせることの出来るレンズ」「絞りやシャッター速度を調整したら星が点で撮影できるレンズ」は・・・・やはり手元に確保したいので・・・

 

最初に入手したPentaxMレンズ、28mmf3.5は、日常的な普通の撮影ではもう十分OKなのですが、 夜空を(50mmレンズよりもちょっと広めの画角で撮影したいと思う時)この28mmレンズをAPS-CのK30に取り付けて撮影すると、上記のようなことになってしまってました。

メーカーが外国製の怪しいメーカーではなく、Pentaxブランドのレンズなので、上記のような写りは、落下させて鏡筒の変形していたレンズの「故障」によるもののはず・・・という思いを抱きつつ、もう一つPentaxM28mmレンズを入手したわけですが、結果は「 ふつうに夜空を撮影できる28mmレンズ!! 」と確認出来ました。

微妙な特徴や、レンズの性質はいろいろあって当然ですが、少なくとも「普通に星空撮影可能」な28mmレンズ (PentaxM28mmf2.8)を一本、手元に確保できたので、 Pentax GPSユニットで星の動きを追尾撮影可能な一眼レフK-30に、PentaxM 50mmf1.7 , 28mmf2.8 とレンズを付け替えながら、今後も星空撮影をして遊ぼうと思っています。
(PentaxM28mmf3.5は、日中のお出かけ用レンズとして活躍してもらうかな)


〇 星空撮影:28mmレンズで白鳥座  2020.08.21 

晴れ渡った猛暑が連続するここ数日、星空にほとんど雲のない夜が何日か連続しました。このタイミングで!といろいろ星空撮影の実験を行いました。

夜になったばかりの時間帯は、星空の背景が「真っ黒の夜」も「少し灰色の夜」もあるものの、いずにれにしても月あかりがなく比較的きれいな星空を見上げることが出来ます。

先日、ほぼ真上に近いあたりに「十字架」のような星がよく見えていて、すぐ「夏の大三角」が確認できましたので、白鳥座と分りました。
・・・で、ふと「先日届いた28mmレンズ、APS-C一眼レフだと35mm版に換算してだいたい40mm、これで白鳥の全体が入るかなあ?」と試してみました。
 
 (ISO 6400  f5.6  20s秒  PentaxGPSアストロ・トレーサー星追尾)
( 上の画像をクリック > 拡大写真へ )

入りました!(^-^) APS-C(イメージセンサー)サイズのカメラでは、28mmレンズと言っても広角レンズというよりも、ほとんど標準レンズに近い画角になるのですが、天の川の上空で飛翔する白鳥全体の姿をちょうど捉えることが出来ました。

直接ファインダーをのぞいても、なかなか白鳥全体の姿を目で見て確認することが難しいので、何枚も撮影しながらライブビュー画面でカメラを上下左右に少しずつ動かして、28mmレンズの画角全体(ノートリミング)でちょうど白鳥の姿が入るように微調整を重ねての撮影です。

ともあれ、個人的には、今回入手したPentaxM28mmf2.8(中古)レンズが、画面全体の星=無限遠の「点」をきちんと結像してくれている点も、この白鳥座の撮影であらためて確認出来て、喜んでいます。

上記の写真は、絞りをf5.6まで絞っての撮影です。せっかく開放でf2.8、明るめのレンズではあるのですが、残念ながら絞り開放で撮影すると画面の四隅のほとんどの星が、おにぎりのような三角形△になって結像してしまいます。

<星空のきれいな夜景>撮影などでは、絞り開放f2.8で撮影してもいいかもしれません。でも、PCディスプレイ上でちょっと拡大してみたりすることも多い、夜空の星座を撮影しようという場面では、少なくともf4くらいまでは絞りリングを回しておかないと「うーん、星の形がちょっと残念!」ということになってしまいます。

それでも、星空撮影あそびの最初の第一歩としては、安価な1980年頃の年代物OLDレンズが、この2020年において十分すぎる活躍をしてくれていることをとても喜んでいます(^-^)。

1970年代後半から1980年代の時期、PentaxMシリーズのレンズラインナップは、当時小型軽量でスタイリッシュなPentax MX, MEなどのフィルム一眼レフカメラの大ヒットに伴って、とてもたくさん生産されたようです。

そのようなPentaxMシリーズレンズなので、2020年の現在、中古市場に豊富に存在し、とても安価に入手可能な点がうれしいです。

・・・ちなみに、先に入手した「落下ジャンク28mmf3.5」は500円ほど。 今回の不具合無しの「28mmf2.8」は、2000円以下、千円台で購入しました。

そして、その時代のKマウントレンズが、現代のPentax一眼レフにそのまま取り付けて撮影可能!という点が、すばらしいですね。

(当時CanonはAE-1が大人気でした。そしてその当時のCanonFDレンズは、Pentaxレンズ同様、中古市場で安価に入手可能です。・・・が、CanonFDレンズのマウントは、現代のCanonEOSデジタル一眼レフカメラのEFマウントとは互換性がありません。マウント変換アダプターを入手してみたところ、アダプターの中に一枚レンズが入っていて、FDレンズ本体、本来の描写をそのまま現代のEOSデジタル一眼レフカメラでは楽しむことが出来ません。

手もとのEOS40Dに、FD-EF変換アダプターを取り付けて、その先にFDレンズを取り付けての撮影も試してみたりしているのですが、出来上がった撮影結果は、「FDレンズ本来の性質、特性」なのか、それとも「アダプター内レンズの影響で変化した映像」なのか?・・・・判断がつきません(^-^;)。

それでも、面白く興味深い映像になるのであれば、そのどちらでもいいのですが、CanonFDレンズをEOS40Dに取り付けての撮影結果は、個人的には「どうだろうなあ」と思ったものですから、その後あまりその組み合わせで撮影することはなくなりました。

( Sony NEX-5R に FD-SonyEマウント変換アダプタ で、CanonFDレンズを使用する場合は、途中にレンズが入らないので、FDレンズそのままの映像をセンサーが結像しているので、FDレンズの写りをデジタル一眼で楽しむことは出来ています )











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