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受信430MHz移動局

2011年01月04日 | CQ 144/430MHz
年末年始のタイミングで引越ししたので、新常置場所の簡易アンテナでニューイヤーパーティに参加することができて、430MHz周波数帯で聞こえる範囲(=もしかすると運用範囲)の材料を手に入れることが出来ました。

    

多くの無線局が運用するQSOパーティのおかげで、交信信号をワッチしていても多くの無線局がそれぞれのQTH=運用地を報告するので、今聞いている信号がどこから届いているか分かりやすくて好都合でした。

新常置場所の北側(北東から北、そして北西へかけて)は500m以下の山々が連なっているので、山の上の移動運用局の信号が上から降りてくる場合をのぞいて、一般的な430MHzの伝播では交信運用することはなさそうです。

それに対して、残りの方角(60度くらいから180度、270度、300度くらい)は、地形としては開けているので、相手無線局の運用地に高度があったり、高性能システムだったりするとおおよそ受信できるようです。(直線上に高層ビルや丘、山がある個別の場合を除いて)

おそらくこの新常置場所のVHFUHFの高い利得のアンテナが高い位置に設置できたら、それに応じてそのままV/UHFロケーションが変化しそうです。

今思うのに・・・できたら145MHzSSBで、今まで常置場所運用の経験の無い(旧常置場所の絶望的なロケーションのため)、5エリアや3エリアも含めて少し距離のある無線局と交信が実現したらうれしいなあと思います。


話は先日の430MHzFMに戻って、相手無線局が高度のあるQTHでの移動運用をされているケースが多かったので、必ずしも地図につけた赤点の範囲が運用可能領域とはいえません。ただ分かるのは広い範囲の方向が運用可能であることと、直線距離(半径)で20kmから25kmの範囲であれば、現在の3m少々の高さのモービルホイップでも運用出来そうということです。

そうはいっても、伸縮ポール先のモービルホイップアンテナで、430MHzのダイヤルを回していると、あちらこちらで「スケルチは開くものの復調音はなし」「スケルチを手動で開いても復調音が聞こえない」・・・ながらも搬送波が届いている!というケースが意外に多いのが分かりました。

ふみたてくんを自動車で固定して、そこへ伸縮ポールをもう一段追加してさらにアンテナをより高く上げるとまた様子が違ってくるかもしれません。それはまた次のステップとして観察して遊ぶことにしようと思います。


ちなみに、今回のQSOパーティでは数局と交信しました。(とくに20局にもう少し足りない、といわれている無線局に出くわしたらコールをしていました)ACラインフィルターと出力を下げていくことで、家のPC用スピーカーコードに信号が飛び込む現象を抑制可能であることが確認できたので、<5W送信>に出力をあわせての交信でした。

以前に430MHz周波数帯での運用で、出力1Wでこちら4エリアの山の上から瀬戸内海を越えて四国全域からコールバックを得た経験があります。そのことからすると、5Wのパワーはは見通しが通りさえすればかなり強力な送信出力と判断しています。逆に5W送信で交信が難しい場合は、UHF帯信号を使っての交信としてはアンテナシステムやロケーションそのものが問題を抱えている場合と判断したほうが良さそうと、個人的には思っています。

新常置場所では、弱電界地域ということでもあるので、V・UHFバンドで運用する時は5W出力を最大出力をしてもいいかもれないと思っています。(受信できて、スピーカーから復調音が聞こえている場合は、1Wでも5Wでも聞こえる声の様子がそれほど変化することはない、というのも実験交信で体感していますので、了解してもらえない時は基本的に交信をあきらめるというのが良さそうです。)

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