つい先日(4/24)も家のまわりの<いもつる>と<シラン>を撮影しました。少し日数が経過して、イモもシランもさらに育ってきています。
前回は、Canon EOS5Dに、旭光学タクマー55mmレンズで撮影しましたが、その直後に、PentaxM50mmf4マクロ・レンズを入手したので、今回はマクロレンズで撮影してみました。
普通に一般的な標準50mmレンズで撮影するときのような被写体との距離(数十cmから1mくらい)で、ピントを合わせ、露出を決めて撮影すると、下の写真のように、普通の標準レンズで撮影した写真になります。
(ただしPentaxM50mmマクロレンズは開放f値が4なので、曇の日や日陰のくらい所の被写体を撮影する場合は、<標準50mmf1.7>で撮影するような設定では撮影できませんね)
(画像をクリックで拡大写真へ)
ISO320 f8 1/400 s秒 JPEG ノートリミング
PentaxM50mm f4 マクロ
CanonEOS5D
で、上の同じ「いもつる」の先端にピントを合わせようとカメラ・レンズを近づけると、普通の標準レンズでは撮影最短距離45cmよりも被写体に近づいてしまうので、もうピントリングを回してもピントを合わせることが出来ません。
しかし、PentaxM50mmマクロレンズは、そこからさらに撮影最短距離23cmまでピントリングがいつまでも回るので、被写体にどんどんレンズを近づけていくことが出来ます。
(画像をクリックで拡大写真へ)
ISO320 f8 1/400 s秒 JPEG ノートリミング
PentaxM50mm f4 マクロ
CanonEOS5D
そうなると、もう「薄い、うすい被写界深度」なので、絞り開放f4でも、ピントを合わせたところだけが合焦して、その前後は盛大に前ボケ、後ろボケになってしまいます。
この時、Pentaxレンズのぼけの映像が個人的にはとても気に入っていて、これが(マウントを加工し、変換アダプターを利用して)手間を掛けてでもCanonのフルサイズセンサーボディにPentaxレンズを取り付けて撮影を楽しんでいるう大きな理由のひとつです。
同様に、家の裏の「シラン」も、先日の撮影から数日経過しただけですが、通路を埋め尽くすほど茂って、花が開いています。
(画像をクリックで拡大写真へ)
ISO320 f8 1/400 s秒 JPEG ノートリミング
PentaxM50mm f4 マクロ
CanonEOS5D
そのシランの花の一部にレンズを近づけて、マクロ領域のピント合わせ操作で撮影したものが、下の写真になります。
PentaxM50mmマクロレンズはまぎれもなく「単焦点レンズ」なのですが、上の写真と下の写真をみると、標準焦点距離のズームレンズで撮影しているかのような、二種類の写真になっています。
「マクロレンズ、これなんか面白いなあ」と思うところです。
(画像をクリックで拡大写真へ)
ISO320 f8 1/400 s秒 JPEG ノートリミング
PentaxM50mm f4 マクロ
CanonEOS5D
とくにマクロ領域で撮影した写真は、カメラボディがCanonで、そのCanonの処理・プロセッサーで映像をデジタル処理することになるのですが、個人的な意見として、「レンズを通り抜けた時点で写真になるための光の情報が、ペンタックスの設計思想の映像!」になってしまっているような気がします。
ペンタックスのフルサイズセンサーカメラボディを所有していないので、比較実験が出来ませんが、上のマクロ領域撮影の写真は、ずっとペンタックスレンズを使ってきているユーザーの印象として・・・・
「これはCanonというより、Pentaxの写真だよなあ」 ・・・と
感じてしまいます。
ともあれ、CanonカメラボディにPentaxオールドレンズの組み合わせ、とても個人的に興味津々なので、今後もこの組み合わせを中心に、写真撮影遊びを楽しんでいこうと思います。
<<Canon EOS5D(初代)>>
<<PentaxM28mmレンズ>>
<<Takumar 55mm f1.8 レンズ>>
<<Takumar 55mm f1.8 レンズ>>
<<PentaxM135mm レンズ>>
<<Canon EF24mm 単焦点レンズ>>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます