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試写 オリオン座 (三脚固定・星追尾なし)

2021年10月29日 | カメラ・ビデオ関連
こちら西日本・岡山市から遠い台風の影響で少し風が吹いた今日10月29日、夜空の雲は吹き飛ばされ星が綺麗に出ているので、試写をしてみました。

先日入手したフルサイズCanon EOS5D(初代)とM42タイプの旭光学タクマー55mmレンズ(f1.8大口径の明るいレンズ)で、星追尾なしの三脚に固定した状態で、試行錯誤してみることにしました。


 

 ISO1000  絞り開放 f1.8   露光時間 5s  三脚固定(星追尾なし)


 
 (画像をクリックで拡大写真へ)

 
 (画像をクリックで拡大写真へ)

一枚目のCanonEF用マウントアダプターは<無限遠>がでなくて、遠景の撮影をすることが出来なかったため、(無限遠がきちんと撮影できる商品説明されている)二枚目のアダプターを昨日あらためて入手、それでやっと、年代物の旭光学Takumar 55mm f1.8 で「遠景」=「星空」が撮影可能となりました。

 

(レンズのきれいなTakumar 55mm f1.8 ということでクリックしたレンズはは、年代物の後期タイプのTakumarだったことが届いて判明しました)


入手翌日の今夜、星が出ていたので、ちょっとだけ外で撮影実験することにしたのでした。

ちなみに・・・ちょっと驚きです。年代物のTakumar 55mm f1.8 レンズをEOS5Dに取り付けて、上の写真は< 絞り開放 f1.8  >で撮影しました。

以前に撮影したSonySEL1628(APS-C用レンズ16mm F2.8)で絞り開放撮影した時、写真の四隅、レンズの中心から離れたところでは、夜空の星が△三角形に写ったり、輪郭がぼんやりしたりした状態で写ってしまいました。

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星が△に写ったときのブログメモ
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「大口径の明るいレンズで星空を広い範囲で撮影したい」と思って上のレンズを用意したのですが、結果的には開放f2.8のレンズで、f3.5かf4あたりまで絞り込まないと、<星が天になって写る>写真を実現することが出来ないようでした。
(このF値では、普通のAPS-C一眼用の標準ズームレンズと同じ明るさということになりますから、単焦点レンズを用意した意味があまりありませんでした)

そんな経験と比較すると・・・このフィルム時代の年代物、旭光学Takumar 55mm f1.8 は、絞り開放でも上の(ノートリミング)写真でわかるように、画面の四隅まで(日周運動の星が線になるのは除外して)、きちんとフルサイズ・イメージセンサーに<星を点として結像>しています。

フィルム撮影の一眼レフカメラが、一気に普及することになった旭光学のカメラに取り付けるレンズ、Takumarシリーズは、現代のようなデジタルカメラが一般に普及することなど想像できない時代、レンズ交換式一眼レフがとても便利なカメラだという時代、一本のレンズで、ズームイン・ズームアウトさせて画角を変化させて撮影することが可能になる<一眼レフ用ズームレンズ>などはこの世に存在しない時代、そんな時代の Takumar 55mm f1.8 を、2021年秋、ちょっと寒くなってきた秋の星空を撮影すると、絞り開放で画面全体に夜空をきれいに結像し、描画するこのレンズのポテンシャルには、本当に驚かされました。

これでもし星の動きを追尾しながら撮影することが出来る環境を整備すると、この年代物Takumar 55mm f1.8 は、かなりきれいな星空写真を映し出してくれそうです。

もし今後も試写を重ねて、星空撮影に対してポテンシャルを持っているTakumar 55mm f1.8 なら、同じ旭光学、現在のPentaxのTakumarシリーズで、28mmf2.8を入手して、星空撮影を試してみたいなあと思うようになりました。


今回はPentaxで撮影する時のようにGPS機能を利用した簡易星追尾は実現しない、Canonのカメラなので、三脚にガッチリ固定したままの撮影です。したがって、大きく拡大すると星が日周運動で点ではなく<線となって>撮影されているのですが、そこは露光時間との兼ね合いで、ぱっと見た目で星が点になって撮れているようにも見えます。

レンズが55mmなのですが、もしもう少し広角のレンズなら、露光時間を大きく設定して撮影も可能になるかもしれません。(レンズが大口径で星の光をたくさん集めることが出来る、という前提が必要ですが)

ともあれ、細かな設定など新しく入手したカメラとレンズの扱いに関して、もう少し試行錯誤して習熟する必要がありますが、ともあれ、ひとまず星空を撮影することが出来る!ということそのものは、今夜、確認することが出来ました。

(基本的には星空はPentaxK-5+GPSアストロトレーサー簡易星追尾を利用していくつもりですが、せっかくのフルサイズセンサーです、星空撮影をしてみるとなにか様子が違ってくるのか、ちょっとCanon5Dでも、時々撮影してみようと思っています。・・・5Dのために手動赤道儀ハヤブサも出動させることになりそうです!)

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手動で星を追尾する 手動赤道儀ハヤブサ のブログメモ
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先日届いたCanon EOS5D(初代)についてのメモです。

届いたEOS5Dでの、最初の試写です。













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