過日うっかりアンテナを外したまま車検に出してしまい、作業最後の戦車の時に、ボンネットアンテナ基台コネクタ内部が水浸しになった状態で戻ってきました。そんなわけで、受信は出来るのですが、送信が不可能な状態になっていました。
今日3月25日日曜日、ちょっと出かけた先で車載無線機IC-706MkIIのダイヤルを回すといくつもの信号が聞こえてきました。
信号のない周波数でチェックすると、S5あたりまでバンドノイズが出ていました。
それでも今日はDXコンテストのようで、中国、東南アジア、インドあたりからCQがいくつも聞こえてきています。
その中でもいくつかの信号は、S9まで受信メーターが振れています。おお、これは‼・・・ただ、全体にコンディションがあまり上がっていないこともあって、ごく限られた信号だけ強力に入感していますが、多くの信号はQRMも含めてかなり了解度の低い、弱い信号になっています。
ともあれ、今日は日曜日だし、今日は晴天で気温も上がっているし、じゃあ、一気にアンテナケーブル交換作業に取り掛かるか!と作業を開始しました。
屋外に、日曜大工用の電源ケーブルと小型机を出して、まずは基台部分を作ります。
それをボンネットの金具に固定して・・・・ケーブルをボディ内部に通し、運転席足元に引き込みます。それを運転座席下に引き込んで、
今度は、無線機接続のためのコネクタをはんだ付けします。
先のケーブルでも使っていたパッチンコアをはめて、
アンテナ・アナライザーで最終的なアンテナ調整(21MHzホイップAnt)を行います。今回は作業しやすいように、ケーブルの太さを一つ細いものにしましたし、アンテナケーブルの長さも微妙に異なりますので、多少追加調整が必要でしたが、とはいえ、実際にはアンテナの長さを1、2センチ長くしたり短くしたりするだけで、VSWR1.5以下に落ち着きました。
同様に、18MHzホイップアンテナを取り付けて調整します。こちらはもともとVSWR値がうまく落ちてくれていないかったのですが、<アンテナ基台-ケーブル-コネクタ>と丸ごと変更になった後も、やはりちょっと厳しい状況でした。アナライザーのチェックではVSWR値1.7あたりになってしまっています。
(そんなこともあって、運転座席下に小型のアンテナチューナーも設置して、18MHzバンドがオープンしているとき、どうしても連続的に運用したい時、無線機に負担をかけないようにしていました。21MHzでは、チューナーは「スルー」、18MHzの時は「チューニング」とスイッチひとつで切り替えて使うことになります。・・・この簡単な作業なのですが、運用しているときにうっかりわすれて、あれれれっ?となることは、わりとよくあります(^-^;) )
アンテナ同軸の太さを「5」から、今回「3」にしましたので、HFのハイバンド・18MHzや21MHzでは、モービル無線ステーション全体の能力が下がることになります。
ちなみに、この作業は1時間少々で終わりましたので、DXコンテストのCQの中でも、ボンネットのホイップアンテナで良好に入感している信号を選んでコールしてみることが出来ました。
・・・が、現在のコンディションでは、どうも十分に信号が飛んでいないようでした。
相手局は何かを感じて QRZ!が帰ってきたり、JN4、again!などと反応してくれます。・・・が、結局コールサイン全体を受け取ることが出来ない、厳しい、状況なのか・・・・再びCQが再開される!ことになりました・・・・残念。(^-^)
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