ツールドフランス 2006

ツールド

ff

とゆうことで目次を作りました。
ステージごとに振り返ってみると、そのときの情景が目の前に浮かんでくるような気がするようなしないような、そんな感じですね。
ジロのときと比べると4コマの数が多さが、僕のテンションの高さを物語っていると言えるでしょう。まぁ誰よりも僕が楽しかったし、多分誰よりも僕が鼻で笑っているのです。
面白いのは第7ステージでTモバイルの刺客としてフランスに乗り込んだウルリッヒのまきびしを踏んでパンクするランディスですね。この当時僕は彼がマイヨを着ることになるとは夢にも思ってなかったし「ランディス」と言われても顔も浮かばないぐらいの感じだったわけですが、今から思えばその他いろいろな意味で興味深い4コマとなりました。
そして第11ステージで「今年のツールは面白くない」と断言したことでしょうか。
全くそんなことなかったね。
ちなみにお気に入りのキャラはコメッソとマキュアンとランディスです。

ツールドフランス開幕
第1ステージ
第2ステージ
第3ステージ
第4ステージ
第5ステージ
第6ステージ
第7ステージ
第8ステージ
第9ステージ
第10ステージ
第11ステージ
第12ステージ
第13ステージ
第14ステージ
第15ステージ
第16ステージ
第17ステージ
第18ステージ
第19ステージ
第20ステージ
番外編・ヤンウルリッヒのツール 放り出された32歳
番外編・ランスアームストロングのツール 夏の終わりに観た夢

番外編…ツール・ド・薬物


ちなみにブエルタは基本的にしないつもりです。
なぜならば僕的には「ツールで終わり」(ジロはツールの前夜祭)的な考えがあるからで、ブエルタはいまいち盛り上がらないからですよね。
そういうことで
また来年!!

ツールドフランス 最終戦

 
なにげに拡大画像

終わっちまったなぁ、、、

ツールが終わるとなんといいますか、喪失感のようなものを感じてしまうわけですよね。
祭りが終わったというか。さびしいのよ
正直なところ「ああ、また今日もツールか」と見ることが義務のように思えたステージもあった。でも、いざ終わるとさびしいわけです。もうフランスの風景をみることもなく、選手たちを見ることもない(ツールでの話ね)と思うと、さびしいわけです。
それもこれもたぶん、選手たちとその周辺のオーラだと思うんですよね
彼らのオーラが衛星を中継して日本のテレビから放出され、多分それを観る人はかんじると思うのですよ。そして感情移入してしまうわけですよね。
それって素敵な話ですやん。
みんながんばったよなぁ、、、よく走ったね。よく走るわ。
最下位だろうがリタイヤしようが、よく走ったわ。
ありがとう選手。



そしてラスムッセンね。
最後まで似ませんでしたよね。(他は似ているつもりか…)
彼はね、もうよくわからんわ。

そしてクネゴ(画面左)ね。
彼は今年初ツールだったんですね。初新人賞だったんですね。
なんかもっと賞を取ってる気がするのだけど、まだそんなところなのですね。
これから2,3年後には、彼がマイヨジョーヌを着る日が来るのかもしれんね。
これから目が離せない選手ですわ。

そしてマキュアンね。
去年はいまいちな形ではあったものの、今年は抜群でしたよね。
パリでは飛び出しが早すぎたものの、結果的には最初と最後を制したハスホフトのいい引き立て役にもなりましたよね。名脇役であり主役。
ありがとうマキュアン。

そしてランディスですよね。
一度はあきらめたマイヨジョーヌ、チームが一丸となって彼を復活させ、そして彼も見事それに応えた。あの日から見たって、まだあとには何百キロも走らなければならなかったわけですよ。走りきれる保証なんてなかったわけですよ。暗闇と不安の旅に向かってアタックした姿ね。ちょっとかっこよすぎると思います。
彼はこれから手術を受けるそうです。
手術が成功しても選手としての命は絶望的、だそうです。
でも彼がどうかは知らないけど、僕はまた来年ツールを走る彼を信じていますよ。
スーパーランディスが山を飛ぶ姿を信じていますよ。
多分彼もそうだろう。
待ってるぜ、ランディス!


コメッソ

そしてコメッソね。やせたわ。
いや、ツール開幕当初は左のデフォルメがやりすぎとはいえないぐらいの姿だったと思うんですよ。でも最後のステージで見る彼は痩せたわ。そしてやけたわ。
それは何も彼に限ってのことではなく、全ての選手が痩せましたよね。
腕とか足とかの筋肉の形が丸見えになるぐらい、一切無駄なものを消費しきった身体ですよ。かっこいいわ。よくがんばったんだなぁ。

今年のツールは開幕前の事件があり、なんだかなぁ、という形ではじまったわけですが、
なにが。
なんて面白いツールだったんでしょうか。
なんて感動をもらったのでしょうか。
なんとまぁ勇気をいただいたのでしょうか。
やっぱり自転車レースは面白いね。
ありがとうツールドフランス2006。

ツールドマイヨジョーヌ 第19ステージ

 
ランディスが見事奪い返したマイヨジョーヌ。
思えば意図的に渡したもののそれがミスだったんじゃないか的なことになり、
また必死で取り返したかと思えば不調で大幅に遅れマイヨを失い、
かと思ったらスーパーアタックをやりましてまた必死な思いで奪い返した
てんやわんやの大騒ぎのランディスのマイヨジョーヌ。

一度は「もう僕のマイヨジョーヌはない」と絶望して、これですよ。
泣けてくるよなぁ。

印象的だったのはタイムトライアルのスタート地点にいた観客の男性がランディスのスタートの時には親指を下に突き出すブーイングをしていたのに対し、ペレイロのときは元気に応援していたところでしょうか。録画していた人は確認してみてね。
さすがにもう「アメリカ人は嫌や」「もうアメリカ人以外なら誰でもええねん」的な風潮があるのかしら。
やっとランスがいなくなったと思ったら今度はランディスかいと。
そこいくとランスとランディスというのは非常に名前が似ていて、ときに「ラ」と「ス」と「ン」は重要なのである。そこいくとラスムッセンは全部持っているからきっと総合狙えたに違いない、とわけのわからない事を思っているわけですが
なんでラスムッセンがメンショフのサポートなんだ?
いくつかの山岳で逃げてタイムを稼ぎ、タイムトライアル等ではなんとか貯金で切り抜けたらば、、、とか。

ツールドフランス 第18ステージ

 
今日のロット組の組長マキュアン

見事に数々の修羅場(山岳)を切り抜け、
ルハノが昨日リタイヤした中、あとはパリを目指すのみとなったマキュアンのアニキ。

今日は彼的に「もういっぺんやったろか」的なことになるかなぁ、とささやかな期待を抱いた今日のステージだけど、フレイレもいませんボーネンもいませんでポイント賞はもう決まったようなものなので、さすがになかったですね。
パリではやってくれるのかしらん?

そんなこんなで個人的には残念な感じだった今日のステージだったけど、
彼はやってくれましたよね。秘技「カメラ払い」。
マキュアンの忠実な部下であるところのアルツが逃げている中、追走集団を引いてるんじゃねぇか的なカメラバイクまで天下一品のスプリント力を発揮し、「てめぇらふざけとんちゃうぞ」(彼の言葉を日本語訳するときっとこんな感じだ)と威圧。
彼はなにより部下を大切にする、仁義を通すアニキなのだ。
これにはデュバル勢もすっかり沈黙しましたよね。ここだけの話、彼らが引くのをやめたのはマキュアンが怖かったからに違いないですよ。
今年のツールの珍プレー賞あげます。
好プレー賞はやっぱりランディスよなぁ。


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で、ひまわりと並ぶぐらいツールの名物となっている感じがする「白い高速」。
高さ100mぐらいはありそうなコンクリート製の高架ですよ。よくもまぁあんなもの作るよなぁ。地震大国の日本からしたら、あんなもん怖くて怖くてしょうがない。
上で事故を起こして道路から飛び出したりした日にゃあもう、一発アウトですよ。
道路フェチであり高架フェチでもある僕からすると、もうたまらんわけですよ。
美しい曲線を描き空にそびえる巨大な道。ぞくぞくするじゃあありませんか…!!
あんなもんはもはや神様的な存在で、ぜひとも!一度下から見上げてみたい!!
高架の柱にもたれかかって上を見上げたい!!
フランス旅行に行ったら絶対あそこ行く!!

建築中フェチとしても、アレの建設中を見たかったなぁ、、、。
すばらしかったんだろうなぁ…(*´д`*)
しかし、あんな無茶しなくても、もうちょっと無難に作れなかったもんですかね?

ツールドフランス 第17ステージ

 
ランディスはんがスーパーマンならはった。

今日のステージ中盤、彼は逃げる集団にひとりで追いついた。
追いついた後はそこの集団の後でちょっと待っとくのが普通だが、彼はそのまますーっと前に出た。そのまま先頭に立った。
しかも「誰もついてこないようならそのまま一人でいっちゃう」という風に集団のペースを上げ、そのせいで2,3人の選手がちぎれた。
僕はこのときに「あ、ランディスはん今日来はる。」と思った。

昨日を絶不調で終え、おそらく自他共に「ランディスの総合争いは無理だ」と思っただろう。
そう、本人が昨日「今日は調子が悪かった。食べ物のせい(胃腸系のトラブル)ではない。ただ確かなのは、僕はもうツールの優勝を狙えないということだ」といっていたのだ。
ところがどすこい、、、

こういう人がいるからツールは面白い。
自転車レースは面白い。

昨日は皮肉をこめて「まがりなりにも総合争いが面白くなってきた」といったが、
今日は「正真正銘、総合争いが面白くなってきた」と言いたい
漢ランディスここにあり。
彼は今日スーパーマンにならはった。

ツールドフランス 第16ステージ

今回はいろいろとありすぎて描きたいことがいっぱいあるもののやはりここは

ラスムッセンさん。

今日の主役は誰でしょうかとゆうとそれはやはりラスムッセン以外にないのである
開幕直前の事件からはじまり、ことごとく(マキュアンを除いて)僕の期待を裏切り続けた今年のツール、正直やきもきしながらついにラスト一週間じゃんというときに清涼剤のごとく現れたのがミカエル・ラスムッセンさんなのである。
ジロデイタリアでろくにテレビに映らないまま消えていったラスムッセン。
「おいおい、やばいのか…?」という僕の心配も何のその。
ツールのために体力を温存したんだね!ラスムッセン!
そもそもなぜ僕がラスムッセンさんのファンになったかとゆうと、去年のツールの山岳ステージでスタート直後にひとりで逃げ始め、そのままひとりで逃げ切り勝ってしまうというクレイジーで漢でかっこいい姿に一目惚れしてしまったからである。
そして今年も彼は、ほぼ同じような形で魅せてくれた!
ちくしょう、クールだぜラスムッセンさん!!

初めて見たときから僕は彼に外見的にフリーザ(ドラゴンボールの)を重ねてしまうわけだが、僕の中で彼のキャラは冷静で自信過剰でほかを見下しつつしかしながら暑いハートを持っているような人物なわけで、
そこいくとゴールのときの、あの一気に崩れた表情に涙してしまうわけである
ガリビエ峠の下りでコースアウトしないことにあわわあわわとやきもきしつつ、
炎天下の中ひとりで登り続けたいくつもの山、
何回もクラッシュしそうになった下り、
そして勝ち取った勝利、山岳賞、かっこよすぎるじゃあありませんか
ありがとうラスムッセン。


あとは
まがりなりにも面白くなってきた総合争い。
信じられないぐらいにペースが落ちて事実上総合争いからは脱落してしまったランディス。チーム力としては低いフォナックの中で多くのものを背負いすぎたのか、
「ハンガーノックかもしれない」とゆうのが中継中の話だったが、もしかすると昨日の「ゴール前に口を押さえて座り込むランディス」は、「張り切りすぎてマイヨ取っちゃった、明日からどうしよう」というものではなく、「吐きそうだった」のかもしれない。内臓系のトラブルだろうか。
それでも完走し、また次のステージでもマイヨジョーヌを背負って完走する。
泣かせるじゃあありませんか、、、。
うう
ありがとうランディス
そしてマイヨジョーヌを奪い返したペレイロ。
僕的には彼が最後まで行く(きっと他の有力どころが自滅する気がする)と思っているけど、どうか。


今日のマキュアン
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ラスムッセンはがんばっているのにルハノはどこへ消えた?
とリザルトを見ていたら、なんとまあルハノ最下位だってよ!?
マキュアン(完走!あと1ステージ、、、!!)よりもしたとゆうじゃあありませんか。
体調崩してるのか?セーデイタリアの呪いか?

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解説陣へのサコッシュというのはいいアイデアだとは思うんですよ。
でもね、声だけで「沖縄ですねぇ」とか「おいしそうですね」とか言われても、
見てる側としてはどうにもしっくりこない。「向こう側」だけが楽しんでいて、置いてきぼり感がある。
ホームページにアップすると言うことだけど、ならばハナから中継にのせる必要はなく、普通にスタジオに置いといて各自勝手に食べりゃいいわけですよ
わざわざ中継にのせてサコッシュの話をするぐらいなら、そのときだけ画面下に食べてる人たちやサコッシュ等を映すぐらいしないと、意味がないですよ。
確か去年だったと思うが、饅頭かなんかにひとつだけわさびが入っている、という罰ゲーム的なものもあった。
こういうのはさぁ、そのわさび入りの饅頭を食べた人のリアクションがあって始めて成立する話であってさ、当然そのときも映像はなく、声だけだったんですけど
関西でお笑い番組ばかり見て育った僕からしたらですよ、こんなもんボケ殺しだと。
リアクションも取れないわ誰にも見てもらえないわで、わさびの食い損だと。

そういうことをJSPORTSには言いたいわけです。

ツールドフランス 第15ステージ

2004年にランスアームストロングが勝った伝統の坂ラルプ・デュエズ。
ランスが頂上付近でバッソに殺人光線(横のバッソをにらみつけた)を出したステージでしたか、違ったか?
「文字通り頂上決戦」といえる今日のステージ、いろいろとあったっぽい感じはあったものの、実際のところ僕が知ってる(注目してる、してた)選手とゆうと
バッソ、ウルリッヒ、ディノクロフ、ラスムッセン、ルハノ(クネゴ、シモーニ、ディスカバリーチャンネル、Tモバイル)ぐらいなので、いまいちピンとこないのが正直なところ。
シュレックなぁ、、、
ランディスなぁ、、、そうかそうか。
以下がツール前に描いた個人的な注目選手ですよね(ベッティーニは見ないでね)

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はっはっはっ!
もはや残っているのは4人!





ラルプ・デュエズの登り始めぐらいに「パンターニは37分で登ったぞ」とゆうペイントがあった(その上にはBASSO?の文字…)けれども、今回は何分で登ったのでしょうか。
市川さんのいうところによると「フォナックは引くのがめんどくさいのであえてマイヨジョーヌを譲っている」とのことだったが、今回のランディスの奮闘振りは一体なんだったのか。「タイム差を10秒ぐらいまでつめといてタイムアタックで余裕を持ってマイヨを奪い返しちゃおう」という気持ちでいったが、意外とペレイロが遅かった、やってもうた、って感じだろうか。
明日のステージでは、もういっぱいいっぱいなフォナックが集団を引くことになるわけだけど、とゆうことは、結構逃げが決まりやすくなるのだろうか。
行けラスムッセン!!
っていうか、僕の注目していた選手が出てこなさすぎですよ。
ラスムッセンはそこそこいいとこにいるものの、ルハノは一体どこにいるんだ?
ジロをあんなかたちでやめた結果がこれか?さびしすぎるよ。

そしてランス様が見てるディスカバリーもあまりにふがいなさ過ぎる。
何がしたいのかさっぱりだ。
とゆうかサヴォルデッリはあまりその姿を見ることもなくリタイヤしてたんですねぇ。いつの間に?
ほいでもって今日のステージでボーネンがリタイヤときましたよね。

頼みの綱はマキュアンがパリまで完走してくれることだぜちくしょうめ。

あと、ついにツールドフランス中にアクセス数30000を超えることができました!
ツールドフランスの連載には常にそこそこのアクセス数をいただき、自転車競技の人気を実感するとともに、こちらとしてもやったぜイエーといった感じです。
汚い字と下書きなしの漫画で、鼻で笑うようなモノを最終ステージまでやっていくつもりですので、まったりとお楽しみいただけましたら至極のきわみでございます。

ツールドフランス大好き!!!!!

ツールドフランス 第14ステージ

してやられたコメッソ。
昨日と同様、休養状態の後方集団から普通に逃げ切れるかと思ったら、
なぜかクイックステップ、リクイガス、ミルラム連合軍が集団を引き始め、みるみる縮まっていく集団との差、それにあせったコメッソ率いる(?)ところの逃げ集団は見事な落車を起こし、3人もの貴重な人材を失った。
なぜだ「いまいち3チーム」!?
そして命からがらゴール前まで生き残ったコメッソとフェドリゴの二人だったが、
フェドリゴは姑息にも落ち着いてコメッソに仕事をさせ、すぐ後とちょっと後のCSCにあわあわしているうちにフェドリゴに勝利を奪われてしまった、、、。
Shiho.be!によると、コメッソは非常に不機嫌だったそうな。
そりゃそうだよなぁ。
なんか、去年ぐらいのツールでも今ぐらいの時期にコメッソは逃げ集団を構成したものの、ゴールに近づくにつれて他のメンバーが消極的になり、コメッソひとりががんばるものの結局集団に吸収されたシーンがあったような、なかったような。
しかもクイックステップ、リクイガス、ミルラム連合軍のメンバーのうち6位に入ったリクイガス以外はろくな結果を残さなかったわけで、これではコメッソが浮かばれぬ。ちくしょう!
そしてフェドリゴのブイグテレコムは実に7年ぶりのツール勝利だったそうな
監督が言うところの「うれしすぎるね!」だそうだ。よかったね。

そして今日の休息日のあとはいよいよアルプス越えのラスト一週間、
いよいよクライマックス!
はからずも昨日のステージは、他のアホ、じゃなくて好戦的なチームのおかげで集団をコントロールせずにすんで「もうけもん」なケースデパーニュ。えてして「自分ではどうしようもない」幸運を掴むような人たちが頂点に立ってしまうのが世界レベルの舞台だったりするわけだが、"絶対君主"のいない今年のツール、ケースデパーニュ、このままいっちゃうのか!?

さて、アルプスの向こうでマイヨジョーヌを着ているのはどのチームか?
あと、がんばれマキュアン!

ツールドフランス 第13ステージ

サッシャ、市川という、陰と陽、緩と急、柔と堅、
妙な化学反応が期待された今ステージの中継、個人的にばっちしグーでした。

東洋人と西洋人では目の見え方が違うだの、尻の筋肉のつき方が違うだの、汗腺の数も違うだのと、ツールの中継とは思えないトリビアぶり、楽しかったなぁ
西洋人は夜によく目が見える、っていうのはしらなんだ。
あれかしら、そういうところから「太陽には弱く夜に強い」ドラキュラを代表とする西洋のモンスターが作り出されたのかなぁ。
モンスター(化け物、幽霊)という観点から見ますと、
確かに西洋のモンスターは「実態がはっきりしていて視認できる」モノが多いのに対し、日本のモンスターというのはその存在があいまいで実体をともなわない、って言うのが多い気がするし、しないかもしれない。
それは多分「モンスター」の時間である夜に、眼が見えているか見えてないか、って言うのが多いのかもしれない。

とゆうことで抜群に逃げが決まり、赤アフロが登場するなどグダグダな後方集団のその前で
勝ったCSC、昨日のディスカバリーと続いてやっと主役が出てきたのか、といった感があるが、さてさてこれからどうなるやら。
CSCとディスカバリーで総合狙えるやつというと、、、
えーっと

とゆうことでマイヨジョーヌはペレイロさんに移り、こういう「コロコロ黄色いジャージが移る」っていうのが、なんとなくツールの本質のような気もしますね
ひとりがずっと着ているよりは、ゴール直前まで黄色いのが移り変わり、そしてパリで黄色いのを着る!っていうほうが興奮するきがするじゃないですか。

さて、パリでは誰が黄色いのを着るんか!?

あと、なんて書いてあるんでしょうかクイズ

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ツールドランス 第12ステージ

なんとなく「やったー」って感じではなく、
「ほっ、やっと勝てたぁ、、、」といった感じだったポポヴィッチ。
今年の「事件」の被害も特になく、普通に行けば最もいけたはずなのに不調感バリバリであったランスなきディスカバリーチャンネル、やっと貴重な一勝をあげることができた。
個人的には「総合争い的には面白くない」と思っている今年のツール、
さて、これからはガンガン行くのでしょうか
それとも…!?

そしてワールドカップで頭がいっぱいだったのか、ミスしまくりのサッシャさん
肝心のレース解説はアレだったものの、各歴史遺産の解説は完璧にこなした彼、
レース解説もできたら100点満点だったんですがね
それにつられてミスしまくりの栗村さん
しょっぱなからグダグダ感バリバリで「一緒に飲みに行くなら誰がいいか」という、さらりと答えればいい質問に並々ならぬこだわりを見せる等、サッシャ栗村ペア独特の雰囲気を堪能しましたよね、僕はああいうのが好きなんですよね。
ツールというのは多分、的確で正確で無駄のない解説は似合わないと思うんですよ
やっぱりどこか「雑談」的な要素を持った解説のほうがいいと思うんですよ。中継も長いしねぇ。

今日のプレゼントのクイズは僕は「16位」という大穴を狙ったわけで
それにはマキュアンのロットをはじめ、スプリンター集団が逃げ集団を追うという展開を期待したわけですが、全然追わんかったですね。ポイント賞争いは非常に僅差でやっているのに、この放置ぶりは一体何なんでしょうか
山ですでに疲れたか、スプリンター集団!?

あとね、小ネタとしては、フォナックのメンバーが「レッドブル」をレース中に飲んでいたのには気付きましたか?
最近日本でも発売されたものの、「日本では使用が禁止されている危険な物質」が使われていないので本場の味とは全く別、ということなんですが、
その「危険な物質」は使われているであろう本場のレッドブルをレース中に飲んでいる彼ら、ドーピングとかには引っかかったりしないのか?大丈夫なのか?

ツールドフランス 第11ステージ

今日は昨日更新できなかったので2本立てだよ!

と言いつつ、特に書くことがなかった今日のステージ。
解説陣は終始テンションが高かったわけですが、実際のところ「おお、メンショフか!!」とか「どわー、ライプファイマー!!」とか思える人っていうのはどれぐらいいるんでしょうかね、僕がただ知らないだけなんだろうか?
僕のいまいちテンションがあがらなかった理由と言えば、僕は今日のステージを「総合(マイヨジョーヌもそうだし山岳賞も)を占う上で重要なステージだ、と思っていたわけです。
ところがどっこい、繰り広げられたのは「事件から生き残った主役級選手たちの脱落オンパレード」、、、
マヨはいつものこととして、
クネゴの脱落、ルハノの脱落、ディスカバリーとTモバイルの全体的な脱落、
唯一期待通りかと思われたラスムッセンは、どうもチーム自体が「よく使える山岳の引き要員」としかみなしていない感が強く、マイヨジョーヌどころか(それは僕の妄想だけど)山岳賞もどうなんだ?という感じ。
おいおいおいおい、、、

今年のツールは「ドーピング禁止のための公開処刑」で幕を開けたわけですが、
そこでこの「これまでの主役たちの脱落劇」ですよ。
疑っちゃいますよ。
「やべぇ、今年はあの手が使えねぇ」とかいう選手、チームがいるんじゃないか、それどころか「多い」んじゃないか、と。これまでは「見えないようなぎりぎりの」ドーピングが恒常的に行われていたのではないか、と。
今回はそれさえも怖くて使えないんじゃないか?と。
これはもう、これからのバッソやウルリッヒの実力を注目すべきかもしれない。
これからの両者の実力がいまいちだとしたら、、、。

そういうことさえ思っちゃうのが今年のツールじゃないでしょうか
少なくとも僕的には。
今こんな事を思うのは時期尚早ですかね
時期尚早であって欲しいよ。

でも実際、僕は「誰が総合優勝するのか」とかではなく、その「過程」にツールドフランスをはじめ自転車レースの面白さをみいだしているわけだけど、
あえて僕は今日言いたい
今年のツールはつまらないぞ、と。

ああ

作品解説:もう限界なマヨを撮りつづけるカメラに怒るマヨと、彼を一生懸命応援するファン、という構図はなんとも皮肉というか、残酷ですよね、という事を書こうとしたらボールペンのペン先の「ボールの部分」がいきなり外れるという珍しい経験をしたことが今日一番印象に残った、の図。

ツールドフランス 第10ステージ

「今年のツールの事件」で恩恵を受けた二人、
という目でしか見れない僕ですが、最高の一日となったことうけあいのアージェードゥーゼルとアグリチュベル
混沌としたTモバイルが引くところの追走集団のおかげで逃げ切れた感が強いわけですが、
勝ちは勝ち。
しかもツールでの勝ち、マイヨジョーヌ、山岳賞というビッグなプレゼント!

よかったね。

F1でいうと(今はもうないけど)ミナルディがモナコで勝つようなものでしょうか?
ずっとがんばることの大切さね、
チャンスは待ってても訪れないということでしょうか、やはり挑戦するものにのみチャンスは与えられるものなのでしょうか、とか
そういうことを思わされる、感慨深いステージとなりました。

ツールドフランス 第9ステージ

「このガキがひとりでテンションあがってんじゃねぇよ」
とムッシュ二人に叱られたクニエース。
「もしかして今日も逃げが決まるのかい」と思って僕もテンションが上がっていたんだけど、あの結果には残念です。
まあ僕としてはどっちが悪いのかはわからない程度のロードレース観戦暦ですが
クニエースには変にいい子にならないで、イチかバチかアタックをやっていただきたかったなぁ。
うん
「怒りの象徴」と言えば僕の中では天才バカボンに出てくる本官さんなんで、
今回ムッシュ二人には本官さんになっていただいたつもりなのだが、
赤塚不二男の絵は単純そうでいて奥深いことに気付いたしだいです。

ところで放送中紹介された松本さん(多分)のメール、
「山岳マキュアン作戦」
うまいこというよなぁと感心し、自分も一生懸命考えたんですがなかなか出てこん
そしてやっと思いついたのが
"山登り同好会作戦”
だ。

いわゆる「マキュアン友の会」と対極に位置するこの作戦、
今年はランスはもちろんバッソ、ウルリッヒ等の「超エース級のオールラウンダー」選手がいませんよね。だもんで、僕は「一部分が特化した選手」がマイヨジョーヌを狙える可能性が十分高いと思うんですよ。
そこで明日からの山岳ステージで、ラスムッセン、ルハノを初めとした山登りが得意な選手が集団を組み、総合を狙ってドキマギしている「バッソとかウルリッヒほどではない」オールラウンダーの選手との差をどんどん広げ、最終的に総合優勝を狙うとゆう作戦だ。
山岳が得意な選手が山岳賞なんぞではなく、マジで総合を狙う強い意志とチーム間を越えた強い結束力が肝要な作戦だが、実行されるときっと楽しいツールになるに違いない。
ぜひともやってくれ!!

そして今日のマキュアン

ほ

久しく見れなかった「まさにアツいスプリント合戦」を見ることができて、
まあクニエースたちの逃げがつぶれたことはあったものの基本テンションのあがった僕ですが、やっぱりマキュアンすごいなぁ。ゴール前300mぐらいまではボーネンとミルラムあたりの選手とフレイレとあとなんかの選手に囲まれて、大体5位ぐらいでしたか
ふつうなら「ちくしょう、今日は5位か、でも5位でも十分か」とか思って妥協してしまうものだとは思うが、そこはマキュアン 「平坦ステージの」マキュアンに「妥協」という言葉はないのである。
順位を落としてしまうかも知れないというリスクを犯してまで急激な進路変更をして、そこから一気に追い上げる。
まるで気の狂った蟹のような動きだ。
結果的にはフレイレが勝利したものの、アツかったなぁ。
うんうん

明日からは「真のツールの幕開け」山岳ステージが始まる。
総合上位に選手が集中するTモバイル、僕は「乗ってるなぁ期待大だな」と思っていたのだが、栗村さんに言わせると「結構不安」だそうだ
なるほど、総合上位に選手が集中するものだから、「みんなが総合を意識しちゃう」ということらしい。自分は大幅に遅れてもいい、というような犠牲を払ってまでエースを引くように、選手の意識が行きにくいかもしれない、ということだ。
どうなるTモバイル。

ところで、最近マキュアンの事を今中さんや栗村さんが「忍者」に例え始めて、ちょっとうれしい僕です。
マキュアンの事を「忍者」と言い出したのは多分このブログが初めだろう、
と勝手に踏んでいるのだが、「忍者マキュアン」がメジャーになり始めてうれしいです。

「山登り同好会」とかも中継中に言っていただくと、多分僕はうれしすぎて尿をちびるでしょう。
明日は19時から生中継。
そんなに長い間ツールに割けないのが現状です(泣)

がんばれラスムッセン!!

ツールドフランス 第8ステージ

カルザッティが見事な特攻を決め、見事な勝利を収めました。
ゴール前でろくにトレインが構成されず、正直タイムトライアルもいまいち、
マンネリ化が進む今年のツールドフランスの中で、カルザッティは一粒の清涼剤的な存在となりました。
ありがとうカルザッティ。
でもゴール直前、監督と腕を組むシーン、「チームカーが選手を押してはならない」反則でやられちまうんじゃないかと気が気でなかったですよ。
まあフランス人なので何もお咎めないでしょうが、、、たしかに現地放送が言うところの「そんなことするなら走れ」って感じでしたねぇ。アレで失格なんかになったりしたらあなた、それこそ台無しですよ。
しかしプロ通算3勝目がツール優勝という豪華さ。
ひとりでもアタックを決めたカルザッティ、「こんなとき」だからこそ慎重になってしまう感があるにもかかわらず大胆な作戦を立てた監督、あっぱれです。

スプリンター集団はなぜか今日はお休み、
あれかしら、明日が休息日ということもあって、「夏休み前の小学生」的なまったりムードがあったんでしょうか。と思ったら、4位争いは今まで通りのスプリンター合戦、一体何なんだ?「今日はカルザッティを勝たせてあげよう」的なことがあったのか?
チームメイトとケンカでもしたか、マキュアン?

そして「中継解説陣の予想は全く当たらない」ジンクス、、、
今日のように普通はスプリンターが行くようなレースでさえ、解説陣が「スプリンターが行く」とゆうと行かない。
ジロの中継では面白いように「言うとおりにレースが展開した」市川さんでさえ、今日は「マキュアンですねぇ」と言ってしまった。
ツールの呪いだろうか。
クイズ締め切り前だから、と予想をあいまいに隠してたりしてるけども、
結局はっきり言った方が確実なヒントになったりして。

「解説陣が言った事は絶対信じるな!!」

ツールドフランス 第7ステージ

セルゲイ・"名前はよく聞くけど…"・ゴンチャールがみごとマイヨジョーヌを勝ち取りました。
ゴンチャールというとよく名前は聞くけどもあんまり映像に映らない印象があるんですが、なかなか笑顔が素敵な選手ですねぇ。キャラ的にもよさげなので、ちょっと要注意人物?

しかし、タイムトライアル上位10位のうち4人がTモバイル、
個人総合順位でも上位5人のうち3人がTモバイルと、かなり乗っている感がある「ウルリッヒがいなくなってやけになった?」Tモバイルチーム、これは総合優勝の最有力候補といえるのかもしれない。だって二人も失ってこの成績だものねぇ。
それとは対照的にジュリクまで失った大変なチームCSC、タイムトライアル、個人総合ともに上位にいるのはザブリスキーのみと、「バッソがダブルツールを取るのか」という前評判からは想像できないぐらい厳しい状況にあるように見える。
まぁ本格的な山岳が始まるまではなんともいえませんが、、、
クネゴもマヨもまあ普通に見れば全然ダメ、だし、、、

さてさてさてー!

今日は事実上の平坦ステージで、普通に行けばあの人がまた勝つと思われますが、
明日が休息日なのをいいことに「一発屋」が激しいアタックを仕掛けてくれるのでしょうか!?っていうかお願いだから仕掛けてくれ!!
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