最近若い人が自己肯定感。という言葉を
よく使います。私の若い頃には無かった
言葉。意味を調べてみると…
「ありのままの自分を認め、尊重し、
価値ある存在として認識する心理状態。
他人と比較することなく、自分自身を
肯定的に受け止めることで生まれる」
なるほど。とても大事なことですね。
特にありのままの自分を認めること。と
他人と比較することなく。という部分は
とても大事だと思います。
この前、ドラえもんを久々に見ました。
子供の頃、ドラえもんがまだ大山のぶ代
だった時代から見ている作品ですが、今の
年齢になって見るとまた違う見方が出来て
違う感想を持ちます。そん中で思ったのは、
のび太は自己肯定感が低いということ。
確かにのび太はテストで0点を何度も
とったり運動も下手だったり、何を
やっても裏目に出てしまう。でも、
だからといってすぐに自分を駄目な
人間だと決めつけすぎなところが
あると感じました。
その証拠にのび太と比べてジャイアン
やスネ夫は凄く出来るやつなのかと
言われると、別にそうでも無い。
のび太よりはマシに見える程度です。
加えて、のび太にも良いところは多い。
他人に優しいし、困っている人を放って
おけない。観察眼も意外に鋭いし、
記憶力も長けている。なにより他人
とのコミュニケーション能力が高い。
スネ夫やジャイアンもですが良い面も
あれば悪い面もある。ただどうしても
他人と比較した時に他人の良い面だけを
見てしまうから自分が駄目な人間に思えて
くる。これって現代社会でも多くの人が
抱えてる問題だと思います。
自己肯定感の定義にあるように、他人と
比較することなく、ありのままの自分を
受け入れることが出来れば、のび太も
変わっていけるでしょう。とはいえ、
まだ小学5年生。将来的にそれが出来れば
良いと思っています。ただ大人になっても
自己肯定感の低い人は少し考え方を変えた
方が良いと思いますね。
このブログでも何度も書いてますが
他人は他人、自分は自分です。自分の
人生は他人が決めるものではないです。
自分で決断し切り開いていくものです。