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描くこと

2010年04月27日 | art
招待券をいただいたので、レッスンの帰りに日本橋高島屋で開催されている「三岸節子展」へ足を延ばした。





94歳で亡くなるまで、描くことをひたすら求め続けた女性だった。
優れた色彩感覚をもつ三岸節子の絵に対峙すると、いつも芸術に対する激しい情熱と気迫を感じる。
自分にも芸術にも、厳しい女性だったのだと思う。

今回、死後に発見された日記の一文も公開されていた。
29才で夫の画家三岸好太郎と死別してから、戦時中に疎開もせず三児を育てたという。
しかし子供に気を引かれながらも絵筆を手放さず、子供と絵の狭間で揺れる気持ちが痛いほど。
「絵を描くことは、長く果てしない孤独との戦いである」と日記に記し、人生と芸術にストイックに生きた女性の一面をみた。



いつもは東京駅は素通りしてしまうが、久しぶりに降りた東京駅付近の再開発による様変わりにはびっくり!!
行きなれた高島屋でさえ、方向があっているのか怪しげになった。
方向が果たしてあっているのか他人に尋ねた。
すっかり田舎者になった気分。


帰りに、実は未だ食べたことのない有名な堂島ロールを買ってみましょうと、デパートでフルーツ入りのフルーティーローリーを購入した。
最近はロールケーキ流行り。
他店のロールケーキとそれほどの大差はないけれど、確かにスポンジやクリームがやわやわで美味しかった。


               
コメント
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