能登半島地震から４週間経った
我が家でも結構揺れたが、あれほど凄まじい状態になるとは
思ってもいなかった
まして、復興までどのくらい時間がかかるのだろうか
ニュースを観る度に、自分に置き換えると胸が苦しくなる
金沢には子供が一時期居たことがあるので、車の運転が好きな
夫の運転で７時間近く掛けて、ついでに富山や福井なども訪ねる
のが楽しかった
そして能登半島も何度か周ったけれど、ニュースなどで状況を目にすると
記憶の中の景色が既に一変していた
穴水では牡蠣小屋で焼き牡蠣を食べたり、美術館や神社寺院、窯元を訪ねたり
観光には最高な所だった
福井まで新幹線が延長するので、今度は新幹線でのんびり再び訪れたい
と思っていた矢先だった
タレントの松本明子さんが実家終いで大変苦労されたいきさつを
何度かメディアで目にした。
先日もその話題を某番組で再び見ることになった。
その中で、大量にあった実家の書籍の処分の話題があり、百科事典は内容が変化していき
古い事典は思いきって処分した方が良いと言うことを話されていた。
我が家でも何十年前の百科事典が何冊も書棚に並び、いつかは処分しなければと
目に入る度に気になっていた。
その話を聞いてからそれまでの思いが吹っ切れ、早速今週の資源物回収の時に出すことができた。
しかし、まだまだ家じゅうの書棚に本が詰まっている。
本は資源ごみとはいえ処分することに抵抗感があるのは確か。
何年か前に、義父の墓参に行った時に、霊園の事務所の前に一人の女性がシートを広げて沢山の本を並べていた
その女性が私に「亡き父が残した本達です。よろしかったら遠慮なくお持ちください」と声を掛けてきた。
興味もあり何冊か手に取ってみると、文学全集の他に私だったら買わないけれど珍しい内容の本が何冊も。
その中で江戸時代の心性史と副題のついた「＜コンチクショウ＞考」という本と
「世界の奇書１０１冊」という珍しい本など３冊を頂いた。
処分するに忍びないと思う、その女性の気持ちも大いに理解できたし…
ところがその中の１冊に１枚の写真が挟まっていた。
どこかの祭礼らしい男性ばかり３０人ほどが映る白黒の集合写真だった。
本の持ち主は？と思いながらも、やはり写真というものは気になるので
庭で塩を振ってお炊きあげをしたことをふと思いだした
本をはじめ、我が家の様々の物の処分はまだまだこれから始まったばかり。
今年のピアノレッスンが始まった。
去年の最後に出された課題が結構あったけれど、結局すべてこなせなかった。
その中にルバートというひとつの弾きかたで、今の課題曲のイントロをつくるという課題があった。
課題曲はsomeday my prince will come
苦手な３拍子のジャズワルツ、そしてリズム音痴の私に更にスウィングワルツも
ルバートという弾き方は、聴く分には嫌いではないけれど
リズムも速度も自由に演奏して、どこかねっとりとしてラウンジで弾くピアノには適しているような。
確かにジャズって自由過ぎて、私には却って難しい
作っていった８小節のイントロを、先生が見本にルバートで素晴らしく弾いてくださった。
まるで私の作品ではなく、本格的なジャズで感動！
その様に弾ける日は果たしてくるのでしょうか？
someday will come …と思いたいけれど
既に新しい年に
けれど、毎日新聞やテレビから聞こえてくるものは悲鳴のようにも思え
再び、この様な瞬間が来るとは、誰も予想などしなかったはず
辰年って水の難があると聞いたことはあるけれど…
今年も初詣に出かけ沢山祈った
そんな私の住むさいたま市は、キャラクターのひとつが竜。
田畑の多い見沼区からとってヌゥと名づけられている。
市内には龍の話が多く残っている
初詣の神社も別名竜神社とも呼ばれる氷川女體神社。
とはいえ、来月は節分があり
その時に鬼を追い出し、立春から穏やかな日々を迎えたいものです
