夏の終わり

2009年08月30日 | diary
午後から雨になると言うので、午前中に選挙へ行く予定にしていた。
なのに、早めにパラパラと降り出した。

両親は既に支度をして待ち、雨が上がるのを待つのも面倒なので、思い切って出かけた。
何しろ投票所は眼と鼻の先のようなものだから。

家の前をわらわらと選挙へと向かう人が通る。

しかし、今回のように行列のできる投票所は初めてだった。

中に入れば投票箱に票を入れる人と、次の投票に並ぶ人でスクランブル状態だった。

私の選挙区では当選する人は既に決まっているようなものなので、私は誰もが人柄を褒める候補者に入れたけれど、案の定落選だった。
適当な人選とはいえ、落選が分かるとやはりがっかり。


身体の痛みは大分取れた。
しかしまだダルさが残り、まして活力も湧かず妙に眠い。
気が付くと、ソファに倒れこんでは眠っている。

作家の絲山秋子さんのブログを久しぶりに読んだら、やはり私と同じ頃に夏の疲れが出て異様に眠いらしい。

私だけではなく、みんな疲れが出始めているのね、と妙に納得した。


今週は既に9月に入る。
今日のように涼しいと、夏も終わりなのだと実感する。
そして、明日は台風の影響で一日雨降りらしい。


               

               夏の花も盛りを過ぎて
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

体調悪し

2009年08月29日 | diary
水曜日の夜、急に体調の悪さに襲われた。
それまでは、いつもの如く元気だったのに。
ただただ、上半身のどこもかしこも痛く、ちょっと動いただけで神経痛(神経痛って知らないけれど、多分)のように痛みが走り、就寝中も寝返り時の痛みで何度も目が醒めた。

翌日に病院で診ていただいたけれど、どこといって悪いところは見つからず。
しかし、ひどい倦怠感で何をする気力も出ず、ただボーっと夏草の茂る庭を見つめているだけ。

思い当たる事はある。
その日は友人にランチに誘われ、半年振りの再会。
3時間近くもお喋りをして、帰宅してから異様な疲労感に襲われた。

そして、夏の終わりになると、夏の疲れと共に前半の疲れも押し寄せる。
今年は父が死にかけたり、その後の父と母の間の妙な空虚感に振り回され、その間を何とか埋めようと私も今までとは違った思考回路が展開。
そんな疲労感は大挙して秋口に出るというので、それかもしれない。
それも、一番弱っているところに出る。
以前は眼に出たこともあった。

病院で隣に座られたご婦人が、この何日かの間で3回も告別式に出られ、8月から9月にかけては病気になられたり亡くなる方が多く、この時期は焼き場が一杯で1週間近く待たされたという話をされた。

私もそんなことにならないように、元気出しましょ!!

近くに有名な鍼灸院があるので、最後の手段で行って来た。
調子の狂った身体のメンテナンスをする、私の駆け込み寺なのだ。
おかげで少しずつ痛みも取れてきた。
脳疲労も指摘され、身体の痛みも脳で感じていることもあるとか。

なんとか、PCを開ける元気も、こうして出てきた。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

塩地蔵

2009年08月25日 | おでかけ
          

近くにお地蔵様の祠がふたつある。☆

ひとつは子育て地蔵、もうひとつは塩地蔵と呼ばれ
ビルと住宅に囲まれた大木の下で、塩まみれになっているお地蔵様だ。

回覧板で、この塩地蔵の祭礼と、地獄極楽を描いた15幅の掛け軸も披露されることを知り、夜になってから犬の散歩がてら出かけた。

                 

お地蔵様は、中仙道から入った路地に祀られている。

塩地蔵について伝えられていることは、浪人の父親が大宮宿で発病をし、その娘の枕元に地蔵尊が立ったという話。
地蔵尊は娘に父親の病気快癒の為には、塩断ちをするようにと告げた。
そして塩断ちが功を奏して父親は快復し、娘が近くにあったお地蔵様に感謝と共に塩を供えた。
それ以降、このお地蔵様に祈り、その願いが聞き届けられた時には、塩を供える慣わしになったらしい。

ここの塩を塗ると、イボがとれるというのも地元では有名な話。

私が小学生の頃は、手にイボのある男子なんて珍しくなかった。
今もプールで水イボがうつるのは有名だが、当時もイボは接触でうつるとされていた。
だから男子は嫌がらせで「僕のイボうつしてやる!」とイボのできた手を振りかざしていたが…。
怖っ!

ある日、隣のイボだらけの男子の手が、偶然私の手に触れた。
そして、気が付くと私の手にひとつイボが!!
これホントの話。
母に塩地蔵の塩を貰ってきて手に付けなさいと言われ、早速塩を擦り込むとアララ~~
イボが消えていたのです。
イボコロリじゃなくても(笑)

そして、早速塩とお米を持ち、御礼参りに出かけたのは言うまでもありません。

しかし、今回の御参りで久しぶりに御目文字したお地蔵様の姿を拝むと
アラララ、おNEWなお地蔵様に変わっていた。

世話役の方に伺うと、7年前に新しいお地蔵様を建立したとか。

大量の古い塩でがちがちに固まった昔のお地蔵様の方が、やはりご利益はありそうな気がした。


                

                 御詠歌を歌うオバ様方
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サマーライブ

2009年08月23日 | jazz
昨夜の都内でのライブも無事に終え、ほっと一息。
こういう機会やアンサンブルでもしなければ、ほとんど顔をあわすこともない人達。
しかし、久しぶりにお会いすればすぐ打ち解けて、和気藹々とライブが始まった。

プロのサポートドラムも入り、正真正銘のピアノトリオに。
2曲はまわると聞いていたので、取りあえず3曲は用意しておいた。
しかし、いつもアルコールを飲むと演奏がメタメタになるので、あまり飲まないようにと思ったけれど、ついつい意志が弱くおかげで演奏が少々走ってしまったような気がした。
先生に伺うと、やはりそういうものらしいが(笑)

私にとっては定番になった、困ったときの「Softly as in a Morning Sunrise」と「酒バラ」それぞれベースソロのピア伴と8バースを入れての6コーラス。
まぁまぁの出来だった。
止まらず迷子にもならなかったのが何よりだった。
そして、以前にデュオをしていたF君から上手くなりましたねという言葉を戴き、しばしご機嫌になった。

しかし、趣味とはいえ、自分に対してどんどん課題が出てくるのが正直辛い。
気力、体力、記憶力…
力と付くものがだんだん無くなってくるのを痛切に感じる。

次は暮のライブ。
楽しみのような、怖いような。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蜘蛛の糸

2009年08月21日 | diary

              


庭で蜘蛛を見つけた。

検索したら、ナガコガネグモ。

蜘蛛なんて珍しくは無いけれど、特出すべきは、その巣。

見ていると、一生懸命巣を張るのに蜘蛛さんは忙しい。

そして単純な形の巣を張った後に、付け始めたのは、ジグザグミシンをかけたようなその模様。

蜘蛛の巣の造形の美しさと不思議さ、そして、その機能性には、感心するばかり。

そのジグザグ模様は『隠れ帯』と呼ばれ、その真ん中に蜘蛛は静止して獲物を待つそうだ。

人間様のように暑いダルイなどと言わず、ひたすらジグザグと蜘蛛の糸で巣を張り続ける、その勤勉さには脱帽。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする