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風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「傘屋さんの店先で」

2018-08-27 06:26:07 | アート・文化

 

 

「こんなにカラフルな風景は、自分は描けないだろう」
そう思って躊躇しましたが、「描いてみたいと思ったら逃げない」という自分の思いに従って、10号で描きました。

滋賀県長浜市のアーケード街で見かけた傘屋の店先です。
色とりどりの雨傘、日傘、晴雨兼用型、おしゃれ重視型・・・。コウモリ傘だけでなく蛇の目傘も。素材もさまざま。それに何より、数本の傘を大きく開いて店先を飾った風景が気に入りました。

といっても絵にするとなると、やはり容易ではありませんでした。
塗りすぎることで、薄くて軽やかな傘が重くならないように。色や形も実物とかけ離れすぎると、店にとっても愉快ではないし、お客も傘をさす楽しさが無くなりそうだし。

とにかく、目にした時の印象のまま細部にこだわらず一気に描きました。自己満足はしています。

傘に付いていた値札や「柄が浮き出てきます」などといった説明札は、絵が煩雑になりそうなので省きました。