珍しく雪も降らないし
今日がクリスマスイブだなんて全く実感がわかないし、
しかも一週間後には今年も終わってるだなんて
なんかの冗談ですよね?
きゅうです、ども。
さあ、旅もいよいよ最後の夜となりまして
横アリでのBABYMETALのLIVEを楽しみ、山下公園まで来たものの
お目当てのBarに振られ、一路宿泊先である関内まで戻ったはいいが
全くのノープランだったのでどの店がいいのやら見当もつかない。
時間もとうに午後の9時を軽くまわっていたので食事をするにも限られてくる。
パンパンになった脚を引きずりながらあてもなく彷徨う事数十分。
ここ関内 伊勢左木町、表通りは賑やかな繁華街なのだが、少し外れるとそれは色街ピンク街という顔を持っており
やたら呼び込みのお兄さんやら、肩でもぶつかるとマカオにでも売り飛ばされそうな一見紳士風な893系の方々がウヨウヨ。
もうどこでもいいから適当にお店に入ろう、と ふと表通り沿いに大勢の外人さん達で一際賑わうお店発見!
すかさず飛び込むそこは BARACCA(バラッカ)
カジュアルでこじんまりとしたテラスのある開放的なオープンスタイルバール。
早速空いていた雰囲気の良いカウンターに座りビールをオーダー。
久しぶりに飲んだキリンブラウマイスターは、バーテンダーの職人技で注がれたきめ細かい泡が驚くほど美味しかった。
既に午後の10時を回っているのにお腹がペコッペコな我々夫婦はメニューお勧めを上から順番にどんどんとオーダー。
ほんの一部だけど、どれを食べても旨かった~。自家製ソーセージは肉々しくて食べ応え抜群。
胃袋も舌も満足してきた頃、同じカウンターにいたそれはもう苦み走ったオーランド・ブルーム!!のような
ちょーカッコイイお兄さんが (実は入店した時からカッコ良すぎてガン見してた。旦那くんの次に。え?笑) 若いバーテンダー君をつかまえて
アイリッシュコーヒーを指南しながら作らせていたんだ。
アイリッシュコーヒー用の耐熱グラスの中側面に砂糖をまぶし、グラスをゆっくりとバーナーの火でしばらく焙ると
フツフツと砂糖がカラメル状に変化し、辺りは甘く香ばしい匂いに包まれる。
そこにアイリッシュウイスキーを入れ火をつける。
青い炎と共にアルコールを飛ばすのだが、それはそれは幻想的なパフォーマンス。
妖艶な青い炎とバーテンダーのしなやかな指使いが美しく、男の色気を感じる暫しの時間。
炎が消えると、その為にわざわざ淹れた香り高いコーヒーを半分ほどグラスに注ぎ、
その上からそーっと静かにホイップした生クリームを落とす。
そしてトップ画像にあるような綺麗な2層になれば完成なんだけど、そう簡単じゃないんだなこれが。
若いバーテンダーくん、常連のオーランド・ブルームに(勝手に命名)アドバイスされながら一生懸命作っていたけど
最後コーヒー牛乳のような仕上がりになってしまい、我々含めてみんなで失笑。
その後オーランド・ブルーム(しつこい?)とアイリッシュコーヒーの話なんかで(目がハートになりながら)会話をさせていただきながら
我々夫婦も作ってもらう事に。
但し、ひとつは師匠に ひとつはもう一度若いバーテンダーくんに。
もうね、緊張して手が震えているのが可愛らしくてね、ってこんなところでドM発揮(笑)。
途中何度も手を止め深呼吸しながら作ってくれたアイリッシュコーヒーは、
残念ながらオーランド・ブルームや師匠に言わせたら 「まだまだ」 だそうだが、心がこもってて美味しかったよ。
師匠のは流石の出来栄えで、素材は同じものを使っているのに味は別物! 師匠もお若いのにがーさず。
愉しいひとときにお別れをし、通りを歩いていたら後ろを追いかけてくる若者ひとり。
BARACCAのバーテンくんではないか!
「ありがとうございました!」 とわざわざ挨拶をしに来てくれたのだ。
その気持ちが嬉しくってさ、 「頑張ってね!」 と熱い握手を交わし、大きく手を振って別れた。
当初抱いていた “伊勢佐木町” という土地のイメージを大きく変え
実に爽やかな気分にさせてくれた旅最後の夜だった。
翌日は昼の新幹線に乗るために東京駅へと移動し、三菱一号館美術館に向かうも
あまりゆっくりした時間もとれないので断念。
ちょっとしたオードブルとワインやビールを購入し、新幹線の中で食べたらいつの間にか眠ってた。
気が付けば、其処はどんよりとした雲が待つ富山県。
ドッと疲れが押し寄せてきたが、思えば今回も素敵な出会いありの印象深い旅となり
いろんなエネルギーをもらって帰って来られた。
また会おうぜ! tokyo & yokohama!!!
おしまい
私、小学生のころから好きでした
かなり、ませてましたね
私が行きたいお店の数々を紹介して頂き(笑)、
素敵過ぎる画も沢山ありがとう。
こちらに居ると、とんと腰が重くて、
きゅうちゃんの行動力が羨ましい。
はー、私も古き良き居酒屋やバーで飲んだくれたいな。
てな訳で、今年も色々お世話になりました。
来年も宜しくお願い致します。良いお年を。
さすが!
よくぞ気付いてくださいました。
今聴いてもカッコイイですし、色っぽいですよね~。
>kobokkorin嬢。
うそ!年の瀬!?マジで?? (完全なる現実逃避...)
近くにあると、いつでも行けるという
心が余裕を生むのかしらん。
それはそれで私からすると羨ましいわぁ。
つか、あなたが本気だしたら一晩のうちに都内一周したかと思えば
最後、春日部辺りでモツ焼き食べてそうで怖いわ。
てな訳で(笑)、こちらこそ今年もお世話になりました。
一緒に呑んで歌って楽しい一年でした、ありがとう。
来年もどうぞよろしくお願いしまーす。
よい年をお迎えくださいマセ♪