錦通信の日記

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酒屋の軒に まーーるいのは何?

2007年08月31日 | Weblog
アイコちゃんから聞かれた。
「聞きたいの あれあれ あれは何?」
これでは訳わからん 旦那はこれで通じても
わたしには分からない
よーく 聞いたら こういうことでした。
「酒屋の軒にぶらさがっている
  茶色のまーーるいのは何?」
そお 造り酒屋の軒先に
たわしの親玉みたいなのがぶらさがっています。

これは酒林といい 酒造りのお守りなんです。
奈良にある大神神社(おおみわじんじゃ)が酒造りのかみさまです。
このご神体は三輪山でここに生えている杉で
まーーるい杉玉をこさえたものが酒林なんです。

11月14日醸造安全祈願祭(酒まつり)
この日から酒林が作られる。
たしか一つ2万円余りでした
できたてはまだ青々としているが
何ヶ月かすると茶色になります。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お酒の神様 (マドンナ)
2007-08-31 23:51:14
主人のお供でフランスに行った折ワインを飲ませるお店の入り口に、ぶどうの彫金をほどこした看板の下に杉球がぶら下がっていました日本と同じ事するんだなあ、と思っただけでしたが、外国にも酒の神様がいるんでしょうね。、
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有名なバッカスですね (にしき)
2007-09-01 05:47:12
こんなことが書いてあります。

新酒を知らせる酒林の風習は、西欧にもあります。
時代は古代ローマまでさかのぼります。
酒の神様バッカスを仰ぎ、
つたの葉を束ね、ワイナリーや酒場の軒先に飾って、ヌヴェロ(新酒)あり!と宣伝しました。
ローマ軍が遠征に行った先でもこの文化は根付き、
英国でも酒林のことをbushと呼びます。
ポルトガルではfoteと言いました。
現在はドイツの一部とオーストリアの居酒屋などに風習として残るだけになってしまいました。
http://www42.tok2.com/home/india/sugidama/

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さすが (マドンナ)
2007-09-01 10:54:03
見てきた事にそんな色々深い,訳が有るとは、知りませんでした、その時の感想、あ、日本と同じ事してる、雰囲気からして,此処はワインを飲ませるお店なんだ、と思っただけでした。
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バッカスは知ってましたが、、、 (PINO)
2007-09-05 18:27:05
酒林という言葉は始めてでした。
酒造りのお守りなんですね。
それにしても、このお守りが杉の葉の球体っていうのがとてもお洒落じゃないですか?
三輪山に生えている杉をお守りにすることまでは判る
けど、創造力のない者がお守りを作るとしたら杉の板
に神社の焼印かなんかしてるかも知れないのに葉付きの小枝を球体に組んでそれがお守りだなんて、、素晴らしいセンスだと思います。
あれって一年経ったら他のお札みたいに神社でお炊き上げしていただくのでしょうか?
11月は大神神社へ見学にいこうかなあ。
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返さないみたい (にしき)
2007-09-06 18:17:36
沢山 ぶら下がっていたから
かえしていないのでしょう。
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