廉価版で購入。良心的な価格です♪
「ロミオとジュリエット」
ウィリアム・シェイクスピア原作
ルドルフ・ヌレエフ振付・演出
セルゲイ・プロコフィエフ音楽
1995年、オペラ座バスティーユ収録
ロミオ…マニュエル・ルグリ
ジュリエット…モニク・ルディエール
マーキューシオ…リオネル・ドラノエ
ティボルト…シャルル・ジュド
ベンヴォーリオ…ウィルフリード・ロモリ
ロザライン…カリン・アベルティ
パリス…ジョゼ・マルティネズ
マクミラン版も好きですが、このヌレエフ版、凄くいいです。
元々良い音楽が迫力ある舞台によって更にドラマティックさ倍増で最後には泣けてきました。
パリオペは正直自分の中では未知の領域ですが、映像見ると…
皆さん、顔濃いですね~
…いささか語弊がありますが、ロイヤルやBRB、ENBなど多国籍っぷりに馴れていたので、オペラ座のフランス顔(なんやそれ)揃いっぷりにまず驚きました。
そして背丈も皆揃って美しい。すごいなここまで集められるなんて。
ルグリのロミオも最初、「濃いなあ」と思っていたのですが前半の恋してうきうき♪な所とか、男友達とじゃれている所などが可愛いです。やたら踊り美しいですしね。
ジュリエット役のルディエールは写真を見たとき、おいおいと思ってましたが失礼しました。振る舞いや動きが素晴らしく、どんどん引き込まれていく魅力がありました。最初は遊び好きなお転婆で従兄や乳母に甘えている子供だったのが、ロミオに会ってもう彼しか見えない!状態で突っ走るラストは泣けてしょうがなかったです。
ヌレエフの振付は御大が「自分ができるんだから、皆もできるだろう」的細かいステップとありえない足の振りてんこ盛りという感じで凄いですが、迫力あります。すっごい男の子が踊りますしね。しかも素敵に。
また、緩急の付け方がうまいというか、凄く若くて毎日楽しい♪という浮き浮きした前半から、マキューシオの死を契機に一挙に悲劇になだれ込んでいくのが切ない。
くそう、泣かせやがって(褒めてます)
また、マクミラン版では死んだら皆に足蹴にされるほどしょうもない男だったティボルトが、自分の一門に凄い誇りを持っている筋の通ったいい奴だったのもいいですね。シャルル・ジュド、かっこよすぎです。こんな兄がほしい。従兄でもいいから。(ムリです)後、対照的にアホなマキューシオ(笑)もよかでした。ちょっとかぶき者って感じですね。
あと、冒頭のキャピュレットとモンタギューの小競り合いで女の子達も相手のスカート引きずって喧嘩していたのが個人的にツボでした(笑)。激しいなー。
総じて言えば、ヌレエフ版もマクミラン版もそれぞれ違った魅力があって大好きです。この話って物語としても強いから、多分バレエ作品の中でも最も好きかもしれない。
それにしても謎なのが二幕のマンドリン・ダンス。なんでハッピにふんどしなんだ?
マクミラン版のBRBでもここの衣装は、ムックというか全身赤いなまはげ風のへーんな衣装で、しかも踊り終了後もムック君たちはその場に残って女の子を口説いたりしたりと意味不明だったんだよなあ。
他の版ではどうなっているのか気になるところです。謎だ…。
「ロミオとジュリエット」
ウィリアム・シェイクスピア原作
ルドルフ・ヌレエフ振付・演出
セルゲイ・プロコフィエフ音楽
1995年、オペラ座バスティーユ収録
ロミオ…マニュエル・ルグリ
ジュリエット…モニク・ルディエール
マーキューシオ…リオネル・ドラノエ
ティボルト…シャルル・ジュド
ベンヴォーリオ…ウィルフリード・ロモリ
ロザライン…カリン・アベルティ
パリス…ジョゼ・マルティネズ
マクミラン版も好きですが、このヌレエフ版、凄くいいです。
元々良い音楽が迫力ある舞台によって更にドラマティックさ倍増で最後には泣けてきました。
パリオペは正直自分の中では未知の領域ですが、映像見ると…
皆さん、顔濃いですね~
…いささか語弊がありますが、ロイヤルやBRB、ENBなど多国籍っぷりに馴れていたので、オペラ座のフランス顔(なんやそれ)揃いっぷりにまず驚きました。
そして背丈も皆揃って美しい。すごいなここまで集められるなんて。
ルグリのロミオも最初、「濃いなあ」と思っていたのですが前半の恋してうきうき♪な所とか、男友達とじゃれている所などが可愛いです。やたら踊り美しいですしね。
ジュリエット役のルディエールは写真を見たとき、おいおいと思ってましたが失礼しました。振る舞いや動きが素晴らしく、どんどん引き込まれていく魅力がありました。最初は遊び好きなお転婆で従兄や乳母に甘えている子供だったのが、ロミオに会ってもう彼しか見えない!状態で突っ走るラストは泣けてしょうがなかったです。
ヌレエフの振付は御大が「自分ができるんだから、皆もできるだろう」的細かいステップとありえない足の振りてんこ盛りという感じで凄いですが、迫力あります。すっごい男の子が踊りますしね。しかも素敵に。
また、緩急の付け方がうまいというか、凄く若くて毎日楽しい♪という浮き浮きした前半から、マキューシオの死を契機に一挙に悲劇になだれ込んでいくのが切ない。
くそう、泣かせやがって(褒めてます)
また、マクミラン版では死んだら皆に足蹴にされるほどしょうもない男だったティボルトが、自分の一門に凄い誇りを持っている筋の通ったいい奴だったのもいいですね。シャルル・ジュド、かっこよすぎです。こんな兄がほしい。従兄でもいいから。(ムリです)後、対照的にアホなマキューシオ(笑)もよかでした。ちょっとかぶき者って感じですね。
あと、冒頭のキャピュレットとモンタギューの小競り合いで女の子達も相手のスカート引きずって喧嘩していたのが個人的にツボでした(笑)。激しいなー。
総じて言えば、ヌレエフ版もマクミラン版もそれぞれ違った魅力があって大好きです。この話って物語としても強いから、多分バレエ作品の中でも最も好きかもしれない。
それにしても謎なのが二幕のマンドリン・ダンス。なんでハッピにふんどしなんだ?
マクミラン版のBRBでもここの衣装は、ムックというか全身赤いなまはげ風のへーんな衣装で、しかも踊り終了後もムック君たちはその場に残って女の子を口説いたりしたりと意味不明だったんだよなあ。
他の版ではどうなっているのか気になるところです。謎だ…。
あちらは一応、映画中心ですので、URLのバレエ日記のほうにこちらをリンクさせていただきました、よろしくお願いいたします。
本日はヌレエフ版「R&J]の話題なのですね。私、8年前にこれでパリオペにはまりました、記念すべき作品です。ティボルトのジュドにパケ写で惚れました♪ 今は何故かロモリにラブ~でございます。
しかし丁寧に見てらっしゃいますねー。私はティボルトとベンボリオ中心なので、全体が見えてないかも。DVDを見直さなくては。
また遊びに伺います、今後ともよろしくお願いいたします。
初コメント、ありがとうございました!
しかもバレエ日記まで書かれていたとは嬉しいです。こちらこそぶしつけなコメントにお返事いただけて何よりです。
ブログ本文にも触れたように、私もパリオペはこの「R&J」が初めてだったのですが、かっこいいですね~。イギリスものとはまた違った魅力がありますね。
そういえば、ロモリは最近、エトワールになったんですよね。彼の広~い額も気になります。(笑)
お返事遅れてしまいましたが、改めてこれからもよろしくお願いします。
こちらからもさせていただきました。
ヌレエフ版のティボルトは、本当にカッコイイですよね。
私には、このルグリのロミオが今のところベスト・ロミオなんです
こちらこそトラックバックありがとうございます。
私もルグリのロミオ大好きです。可愛いですよね~。いつか生で見てみたいです!!
なんにしてもパリオペは個人的にまだまだ未開拓分野(笑)なので、これからじっくり勉強していきたいです。