卒業証書を受け取りに英国へ出発しました。
7月7日。某英国航空会社機にて成田を朝出発。
機内は4割くらいで中央はほぼガラガラ状態である。それをいいことに通路を置いて隣席だったお兄さん、ハングルのTシャツを着たブリストル在住のフランス人は4席占領してごろ寝していた。
私の席は窓際だったため、そこまで独占はできなかったが、同行した母が空席に移動したので、らくらく二席を独占してだらりと座ることにした。何せ半日、密閉空間なのですもの。開いているスペースは活用したい。
さて機内のプログラムをチェック。英語、日本語、アラビア語、北京語、広東語といくつかバージョン違いのプログラムがあるが、何割かは重複している。日本語には邦画として、「NANA」、「春の雪」、「タッチ」があったが、どれもぱっとしないのでパス。
やはり外資系。英語版の方が充実している。リスニング修行だ、がんばろう、と英語プログラムを選択。するとテレビプログラムとして、日本未放映の「CSI:5」シーズン最終話、「Grave Danger」が入っているではないか。タランティーノが監督した2時間スペシャル版である。
そりゃあもう、CSIファンを自認するならば、見過ごすなどもってのほか。
たとえ専門用語がちんぷんかんぷんでもがんばるもんね。。
ってなわけでがんばった。言葉が分からなくて、同じ場面を何度かリピートしたけれど。
感想は別記事で書くけれど、かっこよい話だった。タラさんらしく、悪趣味全開な面もあったけど。グリッソムかっこいい~。ヒゲでもクマさん体型でも好きだ~。
そんなわけで3時間が経過。眠くなったので音楽を聴く。ポール・ウェラーやロビー・ウィリアムスがあるのがとっても英国的。ゴリラズもあったぞ。
とりあえず王道でビートルズを久々聴いた。「サージェント・ペパーズ」。やっぱりこのアルバムはいいね。コンセプトがちゃんとしていて、ばらけてなくて、捨て曲がない。特に「With A Little Help from My Friend」が好きだ。
そうこうしているうちに睡眠も少し取れていつのまにかヒースローへ。時刻は午後3時。
入国管理局のブースにいたのは60代のおじさん。目的は?ときかれ、「観光。バーミンガムへ。」というと、なんで?と厳しく突っ込まれた。
バーミンガムは観光都市じゃないってか。まあ事実だけどさ。
「大学の卒業式に出る。」と言うと、いきなり明るく「Congratulation!!」と3回言われた。 卒業っていいことなのね。素直に嬉しい。
親子揃って疲労が激しいので高いけれどエクスプレスでパディントンへ。そのままバスに乗って宿に着く。
宿で見た新聞のトップは去年の爆破事故追悼記事だった。タイムズ紙では過激派の犯人と被害者の一人である若い女性の写真を並べて黒枠で縁取ったものだった。なぜか?理由は簡単だ。二人とも移民家系のブリティッシュ・ムスリムだった。
犯人は自己のルーツを探ろうとしてあの道に入り込んだ。
被害者は金曜日の礼拝にちゃんと出る信心があって、銀行で働いて、ブランドも好きな、本当にどこにでもいそうな女の子だった。
彼らを抱える英国はまだ悩み続けている。なんとも言いがたい気持ちになった。
夕飯はふらふら歩いて見つけた韓国料理屋さん。とりあえず色々な国のご飯が食べられるのがイギリスのいい所だよね!?
えい、開き直ってやる。でも英語メニューなので頼んでみたら想像と違うのが出た。ビビンバだと思ったら味付けが辛いの。でも美味しかったから良し。
そのままふらふらと宿へ直行。午後11時睡眠。
続く
7月7日。某英国航空会社機にて成田を朝出発。
機内は4割くらいで中央はほぼガラガラ状態である。それをいいことに通路を置いて隣席だったお兄さん、ハングルのTシャツを着たブリストル在住のフランス人は4席占領してごろ寝していた。
私の席は窓際だったため、そこまで独占はできなかったが、同行した母が空席に移動したので、らくらく二席を独占してだらりと座ることにした。何せ半日、密閉空間なのですもの。開いているスペースは活用したい。
さて機内のプログラムをチェック。英語、日本語、アラビア語、北京語、広東語といくつかバージョン違いのプログラムがあるが、何割かは重複している。日本語には邦画として、「NANA」、「春の雪」、「タッチ」があったが、どれもぱっとしないのでパス。
やはり外資系。英語版の方が充実している。リスニング修行だ、がんばろう、と英語プログラムを選択。するとテレビプログラムとして、日本未放映の「CSI:5」シーズン最終話、「Grave Danger」が入っているではないか。タランティーノが監督した2時間スペシャル版である。
そりゃあもう、CSIファンを自認するならば、見過ごすなどもってのほか。
たとえ専門用語がちんぷんかんぷんでもがんばるもんね。。
ってなわけでがんばった。言葉が分からなくて、同じ場面を何度かリピートしたけれど。
感想は別記事で書くけれど、かっこよい話だった。タラさんらしく、悪趣味全開な面もあったけど。グリッソムかっこいい~。ヒゲでもクマさん体型でも好きだ~。
そんなわけで3時間が経過。眠くなったので音楽を聴く。ポール・ウェラーやロビー・ウィリアムスがあるのがとっても英国的。ゴリラズもあったぞ。
とりあえず王道でビートルズを久々聴いた。「サージェント・ペパーズ」。やっぱりこのアルバムはいいね。コンセプトがちゃんとしていて、ばらけてなくて、捨て曲がない。特に「With A Little Help from My Friend」が好きだ。
そうこうしているうちに睡眠も少し取れていつのまにかヒースローへ。時刻は午後3時。
入国管理局のブースにいたのは60代のおじさん。目的は?ときかれ、「観光。バーミンガムへ。」というと、なんで?と厳しく突っ込まれた。
バーミンガムは観光都市じゃないってか。まあ事実だけどさ。
「大学の卒業式に出る。」と言うと、いきなり明るく「Congratulation!!」と3回言われた。 卒業っていいことなのね。素直に嬉しい。
親子揃って疲労が激しいので高いけれどエクスプレスでパディントンへ。そのままバスに乗って宿に着く。
宿で見た新聞のトップは去年の爆破事故追悼記事だった。タイムズ紙では過激派の犯人と被害者の一人である若い女性の写真を並べて黒枠で縁取ったものだった。なぜか?理由は簡単だ。二人とも移民家系のブリティッシュ・ムスリムだった。
犯人は自己のルーツを探ろうとしてあの道に入り込んだ。
被害者は金曜日の礼拝にちゃんと出る信心があって、銀行で働いて、ブランドも好きな、本当にどこにでもいそうな女の子だった。
彼らを抱える英国はまだ悩み続けている。なんとも言いがたい気持ちになった。
夕飯はふらふら歩いて見つけた韓国料理屋さん。とりあえず色々な国のご飯が食べられるのがイギリスのいい所だよね!?
えい、開き直ってやる。でも英語メニューなので頼んでみたら想像と違うのが出た。ビビンバだと思ったら味付けが辛いの。でも美味しかったから良し。
そのままふらふらと宿へ直行。午後11時睡眠。
続く