ある炎天下の午後、ワタシは、パート先から
急いで 自宅へ 帰り
急いで、タバコを 1本吸い
急いで ごはんを 食べ
急いで、シャワーを 浴び
急いで 化粧をし、
時計を気にしながら タバコに火を付けた。
ワタシは4時20分の電車に乗らなければならなかった。
なぜなら、高校の懇談が あったから。
4時に家を出れば、余裕で4時20分の電車に、乗れる。
懇談にも余裕で 間に合う。
4時5分に 出ても 急げばギリギリ乗れるはず。
もし、乗り遅れたら 次は、4時30分の電車がある。
それでも、学校にはギリギリ、間に合うはず。
4時5分頃に 家を出た ワタシは 駅への道を急いだ。
歩きながら、ふと、思った。
そう。ワタシは、学校への時間 を計算して行動していたが
学校の門から教室への 時間を考えていなかった。
急激にこみ上げる 焦り。
ワタシは 早足に なった。
こんな時、いつも 思い出す、相葉ちゃんの言葉。
そんな事を 思いながら
ワタシは 競歩さながら急いで 歩いた。
ケータイの時計は すでに 4時13分。
切符を 買う時間も 考えればもう、間に合わないかもしれない。
ま、次の電車じゃ 懇談は ギリギリか・・・・(;・∀・)
まぁ、最悪、ちょっと、遅れる程度さ。 (◎▽◎;)ゝ゛へへっ
だから、ワタシは こんなんなんだ。
だから、ワタシは こんなんなんだ・・・・
ワタシは 走り出した。
ワタシも、1本早い、電車に 乗ってみる!
( ちょっと、違うけど (^_^;)ゝ゛)
ふつ~の、商店街を なりふり構わず 走るおばさんは、
人の目に さぞや 奇異に映ったことだろう。
ワタシは 駅への 階段も 駆け上がり、
ダッシュで 切符を買い
ホームへの エスカレーターも がんばった。
必死で ホームに たどり着いた時、時計は
1分前だった!
やった !
間に合った!
間に合ったで! 相葉ちゃん!
ワタシは 心の中で 小躍りした。
やったら、出来たやん、ワタシ♪
しかし、
電車は 来なかった。
特に アナウンスも 何もなく、周りの人達も ざわつく様子もない。
なんで?
あれ? もう、1分過ぎたで?
なんでやの? と、うろたえ始めた時
ふと、向かいの電車に 気が付いた。
「 あっちには 電車来てるのに!」
あっちには・・・
なんと、ワタシは 反対方面のホームに 立っていた。
オーマイガー!
なんて、こったい! もう、間に合わない。
ワタシは いつも大阪方面にしか 乗らないので
いつもの癖で 迷わず、そっちへ 上ってしまったようだ。
高校は 反対方面なのに。
あんなに がんばって
間に合った電車に
乗れなかった、悔しさ。
溢れ出す 虚しさ。
吹き出す汗に 身も心も ドロドロに なりながら
高校へ続く ホームに 立った ワタシを 見て
一部始終を 見ていたであろう お兄ちゃんが 吹き出した。
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高校のある駅に 着くと ゲリラ豪雨並みの 夕立が降っていた。
1本前の 電車に乗っていれば遭わなかった夕立だった。
しかし、ワタシは今、行かねばならなかった。
なぜなら、高校の懇談に 間に合わないから。
「 カッポン、カッポン」
歩くたびに おかしな音がした。
履きなれない お出かけ用の靴で 走ったせいか、靴が壊れていた。
それでも、ワタシは 行かねばならなかった。
やっとの 思いで、高校に着いた。
メールしておいた 次女子が 玄関まで迎えに来てくれていた。
「 よかった~! 傘、持ってた!
急に、スゴイ雨 降って来たから~!」
遅い! って、文句言われると思ってた次女子が笑顔で 迎えてくれた。
疲れが、飛んだ。
やっぱ、
笑顔のちから、ハンパないわね、相葉ちゃん♪ (´_ゝ`)ノ
とか、
いろいろ 思った、1学期の 懇談の時の話で ございました。。