クラスで行われるクリスマス会の練習すると出かけた息子は、
走って帰ってきた。「今から、みんな来るねん。」
庭でざわざわ声がしてる。ツリーの周りにピンクや赤の傘の花が
咲いてる。「はいれや。」息子の声に、ぞろぞろ、子供たちが
入ってきた。ようこそ~いらっしゃい。
外は小雨。寒かったでしょう?ひいふうみいよお、7人。
女の子は5人。おお、Aちゃんもいてる。
可愛いお客様に、舞い上がる私。
ほほほ~~ん、Bちゃんも。
何でもAちゃんと息子は、ラブラブで(本人は照れて否定してるが)
でも最近はBちゃんとも仲良いと、ってこの前、聞いたんだよねん。
そやん、Bちゃんは、お手紙くれた子ヤン!!
にんまりする私の気配を察して、「おかんはもうええから。
じゃあ。」と慌てて息子は戸を閉める。
うふふふ、えらそうに。
台所に戻って、白菜漬けながら、ハタと心配になる。
7人もあの部屋に入れるのん?
それに、あの子の部屋は。わに剥製に、狐などの頭蓋骨など
わからんものが一杯やねんもん。人体骨格模型もあるし。
女の子が喜びそうなものなんて一つもないもん。
「きゃあ、わに!」「きゃあ、これ何の骨ぇ?」
「ぁ、これはすっぽんの甲羅。」息子は一つ一つの質問に
嬉しそうに答えてる。仲良しのF君は、慣れた様子で、
早速化石をとんかちで叩いて、発掘作業してるけれど、
女の子にはきっとドン引きや。
一通り息子の部屋の探検が終わった後は、練習開始のようである。
夜道にゾンビが出てきてそれをレーザービームで退治して、、、。
面白そうなお話だわ。うっふっふ、まじめにやっているわ。
そろそろおやつね。なにがええかしらあ?
私は冷蔵庫を開けて考える。
和菓子は子供たちにはどうかしら?
杏と、マンゴジャムに白餡混ぜて寒天で固めてみたの。
寒天はすぐ固まるので、冬は氷水で5分も冷やせば出来上がり。
ツリー型の緑のお皿に、柿とりんごを丸くくりぬいて一緒に
並べたら、寒天ツリー完成。
クリスマスのカップに、サンタさんの紙ナフキンがあったよねえ。
お盆にも、小さなツリー乗っけて。
さあ、めしあがれ。(写真撮る暇がなかったけど)
「きゃあ、かわいい!」「きゃあ、きれい。」
喜んでくれて嬉しいわぁ。
やっぱ女の子は華やかねえ。ピンクや淡い水色のちょうちょが
ひらひら飛んでるように動くのねぇ。うっとり眺める暇もなく、
また息子に追い出され、台所の隅で私はジャガイモの皮むきな
がら、熱いお茶と水まんじゅうを食べる。
甘みが少なかったかしら?
玄関のきれいに並べられた靴の色も可愛いわぁ。汚れが目立た
ないように黒や紺ばっかり着せてる男の子たちしか知らない
から心もうきうきしちゃうわ。
女の子は面白いわね。友達の家でも、トイレも一緒に行くのね。
子供たちの声が、響く。そろそろ、劇も後半。
Bちゃんが、リーダーなのね。浅黒くて堀が深くて目の大きな
子りすちゃんのような子だわ。ほかの子もそれぞれアイデア出
し合って、頑張ってるね。
終わった後にNG集も演じるのね。その発想が楽しいわ。
参観日にこういうのんして欲しかったわぁ。
5時になったら、一斉にばいばい。F君は目の前やからええとして。
どうぞ気をつけてね。私はお母様たちにメールする。
ん?Aちゃん、むっつりしてる。Bちゃんは、はきはき、紙を持ち
「じゃあ、明日これもってくる!」
「おお、忘れんなょ。じゃあな。」息子は手を上げて挨拶する。
Aちゃんは、私に頭を下げて、走り出す。
どうしたんかなあ?
晩御飯食べながら、息子が言う。
「女はわからんわ。」
宿題の算数プリントを見せて、ってBちゃんに言われたから、
出したら、貸してって言われたと。息子がじゃあ持って帰れや。
っていうたら、Aちゃんがすねたらしい。
「私に貸してくれるって言うたやん?」って小声で言われたから
「ほな出せや、今すぐしたるからて、言うたら持って来るの忘れタ
ンやて。ほな、明日朝にしたるわって言うたのに機嫌が
悪いねん。もう、音楽のときに教えたれへん、って言うねん。」
ほかの子は?
「俺の写してた。ラッキ~~いうてた。」
宿題を写すのは、如何なものか、って言う話は後でしましょう。
息子よ、あの子の次、って言うのが嫌なのよ。
Aちゃんにしたら何で先にBちゃんに、貸すの?って思いがあるの。
「貸してって言うから貸しただけやんか?」
はきはきいえるBちゃん。はにかみ屋さんのAちゃんは対照的な性格ね。
また明日、一緒に勉強しなさい。みんなと仲良くね。
また遊びに来てもらったらええやん?
あっはっは~~、パパは大笑いし「女は怖いぞお。覚悟しとけ。
ママがどれだけ怖いか。」とイランことを抜かす。
パパはね私に関心がなさすぐるんですよ。私が髪切ろうが全く
気がつかないでしょ?
「男は細かいことにこだわってたらあかん。」
何を言う、見てくれてないってのが、女は嫌なのよ。
「よう言うわ。ほっといてって良く言うやンけ?」
干渉されるのも嫌なの。濡れ落ち葉はいややの。
「な、息子。女はややこしいやろ?」
と、あらぬ方向に話が進む。
息子よ、いろいろ悩んで大人になりなさい。
宝塚に韓ドラ見て、モット女心も勉強しなさい。いっひっひ。
走って帰ってきた。「今から、みんな来るねん。」
庭でざわざわ声がしてる。ツリーの周りにピンクや赤の傘の花が
咲いてる。「はいれや。」息子の声に、ぞろぞろ、子供たちが
入ってきた。ようこそ~いらっしゃい。
外は小雨。寒かったでしょう?ひいふうみいよお、7人。
女の子は5人。おお、Aちゃんもいてる。
可愛いお客様に、舞い上がる私。
ほほほ~~ん、Bちゃんも。
何でもAちゃんと息子は、ラブラブで(本人は照れて否定してるが)
でも最近はBちゃんとも仲良いと、ってこの前、聞いたんだよねん。
そやん、Bちゃんは、お手紙くれた子ヤン!!
にんまりする私の気配を察して、「おかんはもうええから。
じゃあ。」と慌てて息子は戸を閉める。
うふふふ、えらそうに。
台所に戻って、白菜漬けながら、ハタと心配になる。
7人もあの部屋に入れるのん?
それに、あの子の部屋は。わに剥製に、狐などの頭蓋骨など
わからんものが一杯やねんもん。人体骨格模型もあるし。
女の子が喜びそうなものなんて一つもないもん。
「きゃあ、わに!」「きゃあ、これ何の骨ぇ?」
「ぁ、これはすっぽんの甲羅。」息子は一つ一つの質問に
嬉しそうに答えてる。仲良しのF君は、慣れた様子で、
早速化石をとんかちで叩いて、発掘作業してるけれど、
女の子にはきっとドン引きや。
一通り息子の部屋の探検が終わった後は、練習開始のようである。
夜道にゾンビが出てきてそれをレーザービームで退治して、、、。
面白そうなお話だわ。うっふっふ、まじめにやっているわ。
そろそろおやつね。なにがええかしらあ?
私は冷蔵庫を開けて考える。
和菓子は子供たちにはどうかしら?
杏と、マンゴジャムに白餡混ぜて寒天で固めてみたの。
寒天はすぐ固まるので、冬は氷水で5分も冷やせば出来上がり。
ツリー型の緑のお皿に、柿とりんごを丸くくりぬいて一緒に
並べたら、寒天ツリー完成。
クリスマスのカップに、サンタさんの紙ナフキンがあったよねえ。
お盆にも、小さなツリー乗っけて。
さあ、めしあがれ。(写真撮る暇がなかったけど)
「きゃあ、かわいい!」「きゃあ、きれい。」
喜んでくれて嬉しいわぁ。
やっぱ女の子は華やかねえ。ピンクや淡い水色のちょうちょが
ひらひら飛んでるように動くのねぇ。うっとり眺める暇もなく、
また息子に追い出され、台所の隅で私はジャガイモの皮むきな
がら、熱いお茶と水まんじゅうを食べる。
甘みが少なかったかしら?
玄関のきれいに並べられた靴の色も可愛いわぁ。汚れが目立た
ないように黒や紺ばっかり着せてる男の子たちしか知らない
から心もうきうきしちゃうわ。
女の子は面白いわね。友達の家でも、トイレも一緒に行くのね。
子供たちの声が、響く。そろそろ、劇も後半。
Bちゃんが、リーダーなのね。浅黒くて堀が深くて目の大きな
子りすちゃんのような子だわ。ほかの子もそれぞれアイデア出
し合って、頑張ってるね。
終わった後にNG集も演じるのね。その発想が楽しいわ。
参観日にこういうのんして欲しかったわぁ。
5時になったら、一斉にばいばい。F君は目の前やからええとして。
どうぞ気をつけてね。私はお母様たちにメールする。
ん?Aちゃん、むっつりしてる。Bちゃんは、はきはき、紙を持ち
「じゃあ、明日これもってくる!」
「おお、忘れんなょ。じゃあな。」息子は手を上げて挨拶する。
Aちゃんは、私に頭を下げて、走り出す。
どうしたんかなあ?
晩御飯食べながら、息子が言う。
「女はわからんわ。」
宿題の算数プリントを見せて、ってBちゃんに言われたから、
出したら、貸してって言われたと。息子がじゃあ持って帰れや。
っていうたら、Aちゃんがすねたらしい。
「私に貸してくれるって言うたやん?」って小声で言われたから
「ほな出せや、今すぐしたるからて、言うたら持って来るの忘れタ
ンやて。ほな、明日朝にしたるわって言うたのに機嫌が
悪いねん。もう、音楽のときに教えたれへん、って言うねん。」
ほかの子は?
「俺の写してた。ラッキ~~いうてた。」
宿題を写すのは、如何なものか、って言う話は後でしましょう。
息子よ、あの子の次、って言うのが嫌なのよ。
Aちゃんにしたら何で先にBちゃんに、貸すの?って思いがあるの。
「貸してって言うから貸しただけやんか?」
はきはきいえるBちゃん。はにかみ屋さんのAちゃんは対照的な性格ね。
また明日、一緒に勉強しなさい。みんなと仲良くね。
また遊びに来てもらったらええやん?
あっはっは~~、パパは大笑いし「女は怖いぞお。覚悟しとけ。
ママがどれだけ怖いか。」とイランことを抜かす。
パパはね私に関心がなさすぐるんですよ。私が髪切ろうが全く
気がつかないでしょ?
「男は細かいことにこだわってたらあかん。」
何を言う、見てくれてないってのが、女は嫌なのよ。
「よう言うわ。ほっといてって良く言うやンけ?」
干渉されるのも嫌なの。濡れ落ち葉はいややの。
「な、息子。女はややこしいやろ?」
と、あらぬ方向に話が進む。
息子よ、いろいろ悩んで大人になりなさい。
宝塚に韓ドラ見て、モット女心も勉強しなさい。いっひっひ。