今日は息子のリクエストで、土筆と桜でパスタにしました。
ニンニクとオリーブ油でパスタを炒めそこに少しだけトリュフ
ソース。頂いたソース冷凍してるの。隠し味に入れると
桜の甘い香りがより引き立つように思うの。
シメジとしいたけも入れて。
息子はご機嫌斜めで帰ってきたの。
いつものように手には土筆。それにハムスターの次郎のために
クローバー。
学校の斜面にもこの時期は一杯土筆が生えるんですって。
「何してるの?」とある女の子が言ったそうで。
「土筆や。桜と一緒にパスタにしたらうまいねん。」
と息子が答えたら、「やだ、気持ち悪い!」
って言われたんだって。あっは~♪そうかもね。
「土筆や桜なんて食べるもんじゃないよね。」
「赤米と一緒に炊いても綺麗し、食べたらうまいで。」
「やだぁ、花、食べるんだって。他に食べるものないのお?
たーぼ君ちおかしいよ。信じられない。貧乏なの?」
ン、で何人かに変、変って言われたんだってさ。
でもうちの担任は、こういう言葉に対しては、叱らない。
ここで息子が手を上げたら、暴力だとすごい剣幕でやって
くるんだけれどね。言葉で人を傷つけることも怖いけれどなあ。
世間は広い、だからこそ小さいうちから見聞を広めなさい。
そして「無知の知」を知れと、教え諭すのがほんまの教師やと
私は思うけどね、この一年、あの人には苦労したわぁ。
毎年、父兄から必ずクレームが来ることも先日知ったわ。
6年の生徒から「卒業式に出なくていい、俺等世話して
もらってへんから』とボイコットが起きたなんて。
それ以来高学年は受け持たず、2年専門とか。
明日で終わりと思うと、ほっとするわ。
腹立てて帰ってくる道で、親友のO君が言ってくれたそうです。
「気にすなよ。あいつの店(その女の子の家は食堂)は、そんなん
ないんちゃうか?あいつ等、桜餅もきっと知らんねんで。葉っぱ食う
よな」「おう、あれ、食うもんやで。」
「な、桜と土筆のパスタってどうするん?」
で、教えてあげたんだって。「僕結婚式のとき桜のお茶飲んだんよ。
ママに作ってって言ってみる。僕もそれ、食べてみたい。」
で、一緒に土筆摘んで帰ってきたとかで。
息子の秘密の場所をO君にも教えてあげたんですって。ぅフフ♪
O君ちは、土筆は卵とじにするとか。それもおいしいよん♪
ランドセルの中も、つくし一杯!泥も一杯。
息子よ、母は思います。
ええやない?言われてもさ、人それぞれの価値観です。
居ますよ、これから先の出会う人にもいろいろな人が。
知ってる人は知ってるんです。
だから謙虚に、何でも、好奇心わくわくで、トライしてね。
タンポポも蓬も、韓国では日本とはまた違った料理をするとか。
そういう機会がこれからあるならば、何でも食べてみてごらん。
食文化にも歴史があり、いやそんな理屈よりも、その国の人と、
また日本でも行った先の地方の人と同じものをおいしいと、
にっこり笑顔になれることは仲良くなれる最短の道ですよ。
も一つの収穫は、たけのこ。
今度はO君が秘密の裏山に連れてってくれたんだと。
とんがった所は掘ってもあかんそうで。土がその周りだけ軟らかい
そこを狙うんだとか。
早速湯がいてお刺身に。
お友達の家の山椒の葉を頂きに行き、白味噌で混ぜて。
本当はたけのこを取るのは禁止されてます。ごめんなさい。
いけないことよ。でも竹やぶの中で育った男の子で
たけのこを掘ったことのない方が不思議だと思うの。
府の管理の方、少年の間の猶予期間と、大目に見てやってください。
泥だらけで満足そう。
ですが、息子よ。学校からまっすぐ帰ってきてよ。
いつもの道で待てど暮らせど帰ってこないから心配したよ。
後はシーチキンとトマトのサラダ。
スープはコンソメで、玉ねぎと人参たっぷり。
デザートは和菓子を。かあさんの手から久々に更新です。
桜も家で塩漬けしたもの。
しいたけシメジ、などで、今日は500円かかってないわ。