となりべや

漫画家 久世みずきのブログホムペです

小説 電脳コイル 7

2019-08-31 16:25:54 | 電脳コイルごと
明日ブログの更新ができないと思うので今日更新です^^
 
今日は電脳コイル小説7巻について&イラストです

要注意!点ですが、
こちらは完璧にコイルファンの一人としての私の趣味でやっていることなので、原作者の方々、出版社の方々とは何の関係もありません!
そこらへんのとこ、どうぞご理解をお願いいたします!


コイルは小説7巻以降から、小説版とアニメ版でいよいよ違いが大きく出てきます
強い電脳力を持ったイサコに対して、あこがれを通り越した崇拝する子たちが現れるのですが
こういうのも、小説版の「電脳メガネを持てる期限は小6まで」ということに関係してるのかなって思います
みんな必死なんだろうな・・・という感じがする
 
そしてイサコについても、小説版はイサコの危うさに違ったアプローチでバンバン切り込んでいきます
 
崇拝されることで本人の弱さが読者にバレてしまう(なんとなく、『バレてしまう』って感じ)っていうのが、昔読んだときと今回ではかなり印象が違いました
 
以前はちょっと嫌だなぁと感じたのですが、それは多分私がイサコをかっこいいイサコで居てほしかったのだと思います
あまりに弱い姿や失敗するところやら、実は大勢の誰かでいいから寄り添ってほしいというほどイサコが寂しい存在であるのを見たくないような気もしたのだったと思う
それに、誰かから崇拝されるような存在であっても欲しくなかったのだと思います
それって独占欲的ぽい?@@ヤサコの気持ちになったのかな???
それは未もよくわからないです
 
まぁそんな感じで、小説を面白いと思いつつも、イサコの(言い方悪いですが)化けの皮が剥がれるようなのは悲しいな・・・というのが当時の感想だったのですが
今回読み返したらイサコがとってもいじらしかったし、やっぱりイサコは、ものすごくかっこよかったのです・・・!
そんなイサコのかっこ良い廃ビルシーンをイラストにしました
(かっこよく描けてるかな⁉)
 
 
 
 
というわけで、一転お気に入りな巻になりました^^
 
お気に入りになったもう一つの理由は、
イサコとヤサコの関係性がこの巻めっちゃエモいのです・・・
 
ヤサコはとても芯があって、イサコも無意識レベルでヤサコに頼りにしてる・・・というより、すがっているという感じがします
二人の関係性やばいです(いい意味です)
 
7巻は、特にイサコの潜在意識のヤサコへの気持ちがにじみ出てる感じが素敵でした
 
病院の駐車場でメロンパンにドライジンジャーの粉を振りかけるとことか
廃ビルでヤサコがイサコの名前を呼ぶ所、
その後の屋上庭園で目を覚ます前・・・
 
え、エモい・・・
こんなんだったかな⁉
 
この二人組み合わせが大好きな人は、小説版も絶対読むべきかと思います!
 
そんで書いてて確信したんですが、
今回のコイルの感想が色々変化したのは
時を経て私の目が色んな意味で腐ってしまったのかもしれない・・・(ーヮー;
 
 
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