Doin' It Myself ~猫たちと暮らす家~

「猫たちと暮らしながらも、素敵なインテリアを実現!」
という夢に向かって奮闘中のDIY素人主婦です。

我が家の長男猫のこと

2015-12-28 | 猫たち

皆さまへ
いつもお忙しい中、閲覧していただいたり、コメントをくださったり、本当にありがとうございます♪



今年が終わるまでに書かなくてはならないこと。
それは『我が家の長男猫』(ここでは『帝王』くんと呼んでいます)のこと。



今年4/29に、ほぼ16歳になったばかりのころに
腎不全で虹の橋を渡ってしまいました。
『帝王』くんの最期は
未だに悲しすぎて
冷静に語れないので
今回は『帝王』くんとの思い出を書きたいと思います。

帝王くんが生まれたのは1999年の4月末か5月初めごろ。
まだ生まれたばかりで、
公園に兄弟たちと捨てられていたのを
優しい人が助けてくださいました。
その方がお料理やさんで、
旦那(その頃は彼氏)がそこへ昼食を食べに行って、
メニューに「子猫(あげます、だったかな?)」とあったそう。
会社の同僚たちと子猫たちを触らせてもらって、
おチビな帝王くんは旦那の手の上で黄色いうん○をしたそうです。

「軽い気持ちで飼うな!」
とさんざん私に言われたのに飼うことに決めた旦那。
結局は私が2~3時間置きにミルクをあげることになりました。


(一時的に耳が垂れたころ。瞳もまだ青いです。)

手の平サイズの帝王くんは
人間の体重計で測れないほど小さくて、
ミルクをたっくさん飲んで
ちょっと高級なおもちゃを1日で壊すほどのやんちゃぶり。
元気いっぱい、いたずらいっぱいの毎日でした。



朝5時ごろから人を起こし、
歩いてるだけで足にかぶりつき、
6か月になったらすぐに去勢したんですが
やんちゃぶりは全く変わらなかったなぁ。

ところが、
2歳になって『怖がりの小さなおばさん(当時は『怖がらない小さな子猫』)』が来て
とたんに良いお兄ちゃん猫に変身。
やんちゃも収まり、
小さな妹猫を甲斐甲斐しく世話してくれるようになりました。


(二人はいつも一緒♪『怖がりの小さなおばさん』は帝王くんだけが大好き。)

帝王くんが『怖がりの小さなおばさん』を受け入れてくれたから
うちは大家族になれました。

『のんびりな優しい巨猫』くんも。


『ウルトラマイペース中年』も『傍若無人なやんちゃ坊主』くんも。

みんなみんな
帝王くんが大好き。
みんなに慕われるお兄ちゃんでした。

箱や袋に入るのが大好きで。


暑がりだから夏は氷や猫用ミルクが好きで。


へそ天ばっかりやってて。
ソファの角っちょに寄っかかるのが好きで。
ビニールに鼻を擦らせてブイブイと音を出すのが上手くて。

『小さなおばさん』がうちに来る前、
私が会社勤めで家にいなかったのがストレスだったのか
首の両側に円いハゲができ、
治るのに1年かかりました。


顔中に黒いものができたときもありました。
原因も何も良く分からず。


さすがにこのときはイライラしてたな。
この家に引っ越して、
なぜか何もしていないのに治りましたけど。
前住んでいたところは大きな通りに面していたので
ストレスがあったんでしょうかね?

でもここへ越してきて半年後に脂肪腫ができ、
手術もしました。

帝王くんと過ごした丸15年は
すべてを思い出すには長い年月だけれど、
初めて会った日を全部覚えていられるくらい
短い期間で。
だから帝王くんを失ったとき
あまりの喪失感でいっぱいになって
今度こそ本当に倒れてしまいそうだったから
悲しい最期の思い出だけは封印してしまいました。
今でも無理。
だからこうして楽しかった思い出だけ
旦那と話してる。

「声も可愛かったね」
「意外と頑固なところがあるよね」
「カギしっぽに紐が引っかかって大騒ぎしたね」

15年、あっという間。
もっと長生きさせてあげたかった。
おむつ替えたり、
抱っこして移動させたり、
何でもやってあげたかった。
みんなに尽くしてくれた帝王くんだったから
最期は帝王くんに尽くしてあげたかった。

15年間、一緒にいてくれてありがとう。
いつも帰りを待っていてくれてありがとう。
私たちを癒してくれて、
笑わせてくれて、
幸せをくれて
本当にありがとう。

ずっと愛してるよ。
いつかまた一緒に・・・。

~くったんマム~

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする