Vivre

来る人には楽しみを・・・
  帰る人には喜びを・・・

香道講座…♪

2013年05月26日 | 芸術
志野流香道の光岡先生による、「香道体験講座」を土曜日に行ないました。



昨年11月に続き、2度目となる今回は、聞香炉(もんこうろ)の灰を自分で作り、香木も自分で切り出し、そして聞いてみる…と言う、何とも贅沢で、レベルの高い濃い内容を体験させて頂きました。


灰の入った聞香炉と、右は灰型を作る為の火道具。



火道具は7種あり、灰型を整えていくものや、火箸、羽箒、香木をすくう匙、等など….



まずは、香炉に入っている灰を淵からかき上げ、真ん中に穴を開けて、火のついた炭団を埋めます…この炭団を埋める場所によって、香木の香り方が違ってくるので、とっても重要、そして難しい(汗)
(始めは、火を付けていない炭団で練習しました)



炭団を埋めたら、灰押(はいおさえ)で、押さえていきます。
押えた所は、綺麗な筋になるんですね。



皆んな、もの凄い集中力!



そして羽箒を使って、もう一度灰押を使って整え…


更に、火箸を使って10本の筋を入れ、最後に中央の炭団の所まで、空気を通す穴を開けます。



そして銀葉ばさみで、銀葉を載せ…手がプルプル(笑)



最後に、自分で切り出した香木を香匙で、銀葉に載せます。またまた手がプルプル。



ここまでで、かなりな燃え尽きた感(笑)



全員同じ「真南蛮(まなばん)」と言う、香木を使いましたが、この火合の具合がそれぞれ違うので、全く聞こえ方が違うことに驚きました。



当然、火が近ければ香木は良く聞こえ、遠ければ聞こえにくく…



火が近ければ良いというものでもなく…  難しい。



香道…香木をいかに上手に焚きだすかが基本になると言います。
お稽古では、まずこのお灰手前を行うと言うのもうなずけます。



自分で作った香炉を皆んなで回して聞いてみた後、「伽羅」、「羅国」、「真那迦」などの香木も聞かせていただきました。



100%自然の物である香木、同じ香木であっても、切り出す場所によって含まれる成分や水分も微妙に違うはず。そして火合によってもまた違ってきます。



香木の香りをただ一心に聞く…程よい緊張感と、香木の香りに酔いしれた非日常的で、幸せな時間でした。



いつか組香体験をVivreで行えるといいな~と夢は膨らむのでした。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
釧路のアロマセラピー専門店 ヴィーヴル (施術・各種資格取得スクール・アロマ雑貨商品)
PC用
モバイル用

川内ゆかりフェイスブツク
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最新の画像もっと見る

コメントを投稿