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アンフルラージュ法・・・♪

2012年07月17日 | アロマ
5~6年前に「パフィーム」と言う映画があったのを覚えていますか?



サブタイトルが「ある人殺しの物語」・・・とあるように、少々血なまぐさい内容ではあったのですが、映画の中ではフランスの沢山の素晴らしい風景や、そして蒸留器、香水工場なども出てきたんです。



そんな中で、冷浸法(アンフルラージュ)を行なっている場面がありました・・・



そう、この映画の舞台となった18世紀頃は、このアンフルラージュでアブソリュートを採っていたのですね。



40cm四方の木枠に硝子がはめられ、そこに牛脂や豚脂が塗られ、花びらを載せていく・・・花がしおれたら又新しい花びらに変え・・・この工程を何度も繰り返して、脂に香り成分を移していく・・・



映画ではこのアンフルラージュを行う工場に沢山の花びらが積まれ、今にも香りがして来そうな場面でした。



少し前になりますが、庭に咲いた白いライラックで、アンフルラージュ法・・・実験してみました!



硝子の面に脂を塗ります・・・



お花の接触綿を多くするため、櫛目を入れます・・・



そして花びらを敷き詰めます・・・



3日経ってしおれた花びらを取り除き、新しい花びらに・・・



この工程を3度繰り返しましたが、ほんのりと香りは付いたものの、ライラックのお花の香りは上手に引き出せませんでした。



私はライラックの香りがとっても好きで、実はこのアンフルラージュの他に、アルコール抽出も色の付いたライラックで行なってみたのですが、やはり思っていたような香りにはならず・・・(=_=)



色々調べると、ライラックのお花の香り成分はどうやら上手く抽出することは無理のようでした。



どおりで合成香料しかない訳ですね。



と言うことで、現在、アンフルラージュ法、リベンジ中です。



またブログで報告させて頂きます(^.^)



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