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にゃんこの置き文

行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず

小説新潮7月号と新刊発売

2025年06月26日 | 小説
ここ2ヶ月、小説新潮と明日27日発売の新刊準備に追われてた。

「サービスを終了するからさっさと引っ越せ」という意味のメールが届くたびに焦りはすれど暇はなし。
ようやく今日ログインしたけど、さあどうする?
まずは「アメブロ」にするか「はてな」にするか、から始めなければならない。
時間、かかりそ~

新しい記事は引っ越してからにしようかと思ったけど、ぐずぐずしてたらあっという間に8月号が出そうなので、宣伝だけ

まずは「小説新潮7月号」。
おゆうシリーズの第3話が載ってます。






それと、新刊。
6月27日、徳間書店より発売されます。




未だに時代小説の「いろは」ってよくわからない。
だからこそというべきか、ぜんぜん難しくなくさくさくと読めるお話になってるはず。
(私自身、歴史・時代小説はずっと食わず嫌いだったので)

ぜひぜひ、読んでみてくださいませ 

大藪春彦賞・新人賞授賞式

2025年04月06日 | 小説
先月、大藪春彦賞と大藪春彦新人賞の授賞式があったので、野次馬として会場に潜り込んできました。
普段はイベント等とはまったく縁がなく、本業の店員勤めに明け暮れているので、年に一度のご褒美みたいなものかな。

さすがに華やか。
こういうのが毎日だと疲れるだろうけど、年に一日だけだと「こういう世界もあるのね」と素直に感動できる。
作家の皆さんや編集者さんへの顔つなぎという目的もあるけど、最大の目的は飲み放題食べ放題
去年はまだ勝手がわからなかったけど、今回は始まる前から料理をチェック。
自分の授賞式の時は緊張してサンドイッチのひとかけらも喉を通らなかったので、あの時の分まで取り戻さなければと張り切った。
うん、美味しかったです。
電車賃をかけてはるばる出向いたかいは十分ありました。
来年は鞄の中にタッパーを忍ばせていこうかな

先輩作家の先生たちと、記念撮影もできて嬉しかったです




で、非日常を満喫したあとは現実が待っている。
平日は仕事、休日は新作の校正に没頭。
桜の花が咲いたのも気づかないくらい忙しかったけど、やっとひと息つきました。
あ、ぽけっとしてる場合じゃない。
小説新潮の短編を早く書かなきゃ・・・

約一年ぶりの小説新潮

2025年02月23日 | 小説
あ、しまった。
「小説新潮」2月号の宣伝をするつもりが、すでに先月号になってしまった。
でも記録の意味もあるから、一応画像を載せちゃいます。

2月号に拙作が掲載されました。(過去形



一応、不定期掲載のシリーズもの。
ただ今3話目を七転八倒しながら執筆中

ついでにニャンニャンの日から一日遅れだけど、ネコの画像も。



寒い日限定ネコ団子

執筆三昧

2025年01月09日 | 小説
あけましておめでとうございます 

って、前に書いた時から三ヶ月もご無沙汰してる!!
元々更新の頻度は低いほうだけど、今回は本当に時間がなかったのだ。
4月頃からぼちぼちと長編を書き始めていて、12月くらいには脱稿できるかなという心づもりでいた。
そこへ突如短編の依頼。
長編との並行作業はかなりきついかと思ったけど、断るなんてそんな勿体ない(もとい失礼な)真似は、新人作家の分際でできる筈もない。
「ええい、死ぬ気で頑張ればなんとかなるだろ」と清水の舞台から飛び降りた結果・・・まさに死にかけました・・・

結局去年は原稿用紙換算で500枚近く書いたことになるのかな。
受賞を目指して投稿していた頃は、「オール読物新人賞」と「大藪春彦新人賞」と「R18」の3つに毎年応募することを目標にしていた。
それぞれ原稿用紙だと80枚、80枚、50枚になるので、一年で210枚程度。
それでも時々間に合わなくて「R18」はパスしてたりしてた。
それが一気に2倍の分量。
しかも実質八ヶ月で書ききったわけだから、自分で自分を褒めてあげたい。

まあ、遅筆である自分が悪いんだけどね。
今はようやくひと息ついてる。
長編のほうはまだ改稿作業が残ってるけど、改稿は大好きだからぜんぜん苦にならんもんね 

というわけで、短編はこちらに載ります。



去年の3月号に載った作品の続きになります。
どうかよろしく 



受賞は逃したけど

2024年08月21日 | 小説
日本歴史時代作家協会の新人賞にノミネートされていたけど、残念ながら受賞はできませんでした。

以下は結果。



2024年8月19日(月)に、第13回日本歴史時代作家協会賞(2024年度)(主催:日本歴史時代作家協会)の最終選考会が開催されて受賞作が発表されました。
●新人賞
東 圭一『奥州狼狩奉行始末』角川春樹事務所
[候補作
阿野 冠『蛍の光 長州藩士維新血風録』徳間書店
天羽 恵『もゆる椿』徳間書店
神尾水無子『我拶もん』集英社
三本雅彦『運び屋円十郎』文藝春秋


なんだか久しぶりに、候補に残ってから発表までのドキドキ感を味わわせていただきました。
2年前に「大藪春彦新人賞」を受賞するまで、3回最終候補に残りながら、いずれも「残念ながら」で終わってしまった。
この時はきつかった。
受賞できなければ最終に残ろうと一次で落ちていようと同じ事。次の機会まで、一年歳月を重ねてしまうってことだから。

今は取っても取れなくても、執筆中の作品を頑張ればいいだけだから、そんなに落ち込むこともない。
何よりノミネートされただけでも、作家として認めてもらえたような気がして、素直に嬉しい。
次の作品でも、受賞できなくてもいいからあちこちで候補になりたいな。
そして小説界のステイゴールドかロイスアンドロイスを目指したりして
(ステイゴールドはまだしも、ロイロイは例えとして古すぎるかな)