にゃんこの置き文

行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず

今年も猫で始まり猫で終わった

2020年12月30日 | 
フミたん捕獲作戦失敗から早二ヶ月。
一週間ほどは私の顔を見るたび逃げていたけど、今はまあ元に戻ったかな。
あくまでも元に戻っただけで、相変わらず触れない懐かない。
病院に行って全抜歯をすればフミたんも楽になると思うんだけど、単なる病院嫌いではなく、人の手に捕まること自体が恐怖という有り様だからどうしようもない。

捕獲をあきらめてから、目標は「食わせること」に変わった。
噛まずに食えるものなら大丈夫かと思ってウエットをどろどろのペースト状にしてみたけどアウト。
どろどろが長く歯茎に張り付くらしく、悶絶された。
元々カリカリの方が好きなので、小粒のを選んでみたけどやはり痛がる。
そこでヒントになったのは、くろたんのお食事。
ネコエイズで口内炎になった時、水でふやかしたカリカリなら食べられたことを思い出してさっそく実践。
これが大正解でした。
液状ではないので口内に広がらず、柔らかいので噛まずに飲み込める。
同じ理論でカツオのタタキやササミをサイコロ状に刻んでやると、これもOK。
まったく痛がらないわけではないけど、ウエットのように見ただけで逃げることもなく、何とか食は保っております。
ただし相変わらず警戒心が強い。
今日も、少し大きな角切りがあったので小さくしてやろうと手を伸ばしたら、見事に引っ搔かれた。
youtubeとかで「飼い主が帰るとドアの向こうで待っている愛猫」の動画を眺めては、羨ましさに涙を流している私。

但し、なんというか、そういう正統派お出迎えとは無縁なんだけど、日替わりお出迎えを受けている。
毎日仕事から帰ると、知らない猫が部屋でゴロゴロしてるのだ。
今まで目にしたのは、黒白、黒猫、サバ、キジトラ、グレー、白猫と、三毛猫以外勢ぞろい。
どの猫も耳をカットしてるので、どうやら近所の地域猫らしい。
不思議なのは毎回部屋にいるのは2匹だってこと。
引っ越してきた直後は黒白と黒猫で、くろたんとマーが帰ってきたのかと思った。
少し前までは黒白とグレーで、昨日からグレーとキジトラになってる。
もしや入り口に、「にゃんこ休憩所。定員2匹様」と、猫語の看板でも出てるのかなぁ。


コメント
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