にゃんこの置き文

行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず

受賞は逃したけど

2024年08月21日 | 小説
日本歴史時代作家協会の新人賞にノミネートされていたけど、残念ながら受賞はできませんでした。

以下は結果。



2024年8月19日(月)に、第13回日本歴史時代作家協会賞(2024年度)(主催:日本歴史時代作家協会)の最終選考会が開催されて受賞作が発表されました。
●新人賞
東 圭一『奥州狼狩奉行始末』角川春樹事務所
[候補作
阿野 冠『蛍の光 長州藩士維新血風録』徳間書店
天羽 恵『もゆる椿』徳間書店
神尾水無子『我拶もん』集英社
三本雅彦『運び屋円十郎』文藝春秋


なんだか久しぶりに、候補に残ってから発表までのドキドキ感を味わわせていただきました。
2年前に「大藪春彦新人賞」を受賞するまで、3回最終候補に残りながら、いずれも「残念ながら」で終わってしまった。
この時はきつかった。
受賞できなければ最終に残ろうと一次で落ちていようと同じ事。次の機会まで、一年歳月を重ねてしまうってことだから。

今は取っても取れなくても、執筆中の作品を頑張ればいいだけだから、そんなに落ち込むこともない。
何よりノミネートされただけでも、作家として認めてもらえたような気がして、素直に嬉しい。
次の作品でも、受賞できなくてもいいからあちこちで候補になりたいな。
そして小説界のステイゴールドかロイスアンドロイスを目指したりして
(ステイゴールドはまだしも、ロイロイは例えとして古すぎるかな)



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エアコンを買いました!

2024年08月04日 | 日記
昔人間の悲しさで、エアコンは贅沢品だと思っていた。
暑さを凌ぐのは扇風機で十分。
毛皮を着込んだにゃんこどもも平然としているのに、いざとなれば裸になれる人間が負けるわけにはいかない。
10年前の酷暑の時もそれで乗り切ったんだし、今年も頑張ろう

・・・と思っていたんだけど、7月半ばで早くも身体がおかしくなってきたんだよねぇ。
考えてみれば、昔は平気だったとしても身体のほうは確実に老化している。
例年なら7月20日から10日間ほどを乗り切ればマシになる筈が、今年はどうやら猛暑が長引きそうである。
にゃんこは日がな一日長々と伸びていればいいが、こっちは通勤や買い物で出歩かなければならない。夕方でも35度くらいあるお外から、37度にはなっている家の中に入るのは、一種の拷問である。
以前は休みの日はネコといっしょにごろごろしていればよかったが、今は小説の執筆という大事な仕事がある。休日しか書く時間が取れないのに、暑すぎて頭がまわらん。

などといろいろ言い訳を並べ立て、ついにエアコンを買う決意をした。
そこでさっそく管理会社に、許可を得る為お電話。
「すみません、エアコンを設置したいんですけど、よろしいでしょうか」と言ったら、「どうそ。どこでもつけてください」と、間髪入れずに明るい声が返ってきた。
(言外に、「まだつけてなかったんかい」という響きあり)

その対応に、昭和の昔人間もようやく理解した。
今やエアコンは贅沢品ではなく必需品なのね

つけた後もおっかなびっくりで夜には消してた。
そうしたら夜中に足がつったので、こりゃいかんと思って今は24時間稼働中。
設定温度は30度にしてるけど、寒いくらい。
もう快適すぎるくらい快適なんだけど、人間っていったんいい味を覚えるとその前には戻れないよね。
これでまた「自然」から一歩遠のいてしまったなと思うと、ちょっとだけ複雑な気分。

ところでエアコン購入の動機の半分くらいはネコの為でもあったんだけど、あいつら時々涼みにくるくらいで相変わらず室温35度以上の場所でぐにゃっと伸びてる。
なんでだ
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