黒砂台鍼灸あん摩治療院

鍼灸院の日常日記

鍼の種類 当院で使用している鍼

2010-07-20 12:06:17 | 施術の説明 はり・鍼
当院の鍼治療ではディスポーザブルの鍼を使用しています
つまりは一回の治療で捨ててしまう鍼です

これにはいろんな種類やサイズがあります



これは使い捨ての鍼で自分が比較的使うものを並べてみた状態です
多く見えるようで実際にはほんの一部です
学会や講習会に行くといろいろなメーカーサンプルが入手可能です
で、実際に使用してみて気に入ったものを購入するわけですね
ですから実際に試したことがある鍼はもっとあります



これは使い捨ての鍼の代表的なメーカーである
セイリンさんの鍼です
独自の鍼先形状ならびにコーティングで処理されています
非常にうちやすく、入れやすい鍼の代表例です
欠点というか・・・入り易いため予定よりも深くなりすることに
注意が必要です
このため鍼の刺入深度によって長さの異なる鍼を用います
→浅く刺すなら短めの鍼、深く刺すなら長めの鍼
 小さなことですがこのようなことも事故予防に重要です



こちらはいろんなメーカーのものがあります
コーティングの無いものも多く刺入に腕が必要なものも
      
こういった多種の鍼を実際にどう使い分けるかというと
これは治療家の考えで大きく変わってきますが

経絡治療にはコーティングの無い細く柔らかめの鍼を
パルスを用いた筋肉・神経への刺鍼にはやや長めの
セイリンのJシリーズを
顔面神経麻痺や美容鍼灸などで顔に鍼を打つ場合は
Jシリーズの特に短く細いものを
 (これはケースによっては鍼を変えます→別ページで説明します)
灸頭鍼というような鍼のお尻にお灸をつけるようなものには中国鍼を
というかんじで大まかに分けています

材質は使い捨てのものはほとんどがステンレスです
一部に使い捨ての銀鍼を用います


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