黒砂台鍼灸あん摩治療院

鍼灸院の日常日記

あん摩施術と大きなベッド

2010-07-17 16:37:54 | 施術の説明 あん摩・マッサージ
昨日の治療院内部の紹介で非常に大きなベッドを紹介しました
この大きなベッドを導入したのにはいくつかの理由があります



一つは患者さんにリラックスしていただきたいということ
あまりに小さなベッドだとなんとなく落ちそうに感じたり
手の位置を変えるだけでベッドの縁から手が落ちそうになったり
こういうのはやっぱり緊張につながりますので

もう一つはあん摩の施術のためです
       
ご案内の項で書かせていただいたように当院のあん摩
施術の特徴は横向きで行う時間が他に比べ長いんです
       
何で横向きが長いのかといいますと
もともとあん摩が畳の布団の上で行われてきたんです
このような環境で発展してきた日本古来の施術なんです
そして長い年月をかけて磨き上げられてきた施術の形として
横揉みの時間が長く取られる形になっているんだと思います

実際に施術する側から見ても
患者さんの腕や足の体勢を施術しながら変更できるので
肩を揉むときに腕の位置を変えながらとか
腰を揉むときに足の位置を変えながらとか
手の位置や足の位置で各部の緊張が変えられるので施術の幅が広がる
という面が非常に大きいです

でも治療院ではベッドなわけで寝揉みをするのにどうしようか考えて
 「やっぱりベッドに乗っかって横揉みの施術をしちゃおう」
ということで乗っかれるサイズの超大型ベッドになったわけです

まあもう一つには院長自身がものすごく大きいので・・・
という隠しようも無い理由もあるのですが
もちろん患者さんと院長が乗ってもびくともしない頑丈なやつです
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以下はあくまで個人的な見解でかなり毒が入りますが・・・
うつ伏せの施術中心というのは施術側の利便性に基づいています
患者さん側はうつ伏せが長いときついんです
自分が受けるときもうつ伏せの時間が長いと逆に疲れてしまいます
では何でうつ伏せを中心にした施術をするところが多いかというと

荒っぽくいえば・・・ヤル側がラクなんです 要はヤル側の都合
 押すにしても乗っかるだけで圧が入るから
 体の移動なんて時間がかかるし手間だから
       
まだまだあるのですが
後はもっとダークで毒な話になってしまうのでこのあたりで

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