コンロンカの花が咲きました。亜熱帯から熱帯の植物で、スリランカでは、現地名からムッセンダとも
呼ばれています。コンロンカは、白いガクがハンカチのようで、ハンカチの木とも言われています。
どうして、コンロンカという名前なのでしょう。崑崙山と関係あるのでしょうか。
ネットで調べると、崑崙山に積もる雪にたとえて名づけられたとも。
崑崙山に西王母と仙人が住んでいて、不老不死の水が流れているというのが
よく見る説明で、花言葉は神話だそうです。
わたしが崑崙山に興味をもったのは、いつだったか中国の長紗馬王堆墓から発掘された墳墓出土絵画、
崑崙昇仙図に魅せられたからです。新聞にも載っていました。
不死の願いをこめて昇仙の有様を描いた図は、神話世界の霊獣が躍動しています。
儒教以前の古代の世界観が神秘的です。仙人にあこがれていた思春期を思い出します。