人生いろいろ、たぶん大丈夫だ?

40代の中年おじさんです。「四十にして迷わず」うーん、迷える中年羊を誰か救いたまえ。

米軍基地のCOVID-19対策

2022年01月30日 20時45分09秒 | 基地従業員

2022年も明け、日本国内でははやり病の第6波が訪れています。年明け早々、成人式も過ぎた頃でしょうか、沖縄の米軍基地が沖縄県内の感染源であるという意味の発言が沖縄県知事からありました。それをきっかけとしてマスコミやSNSで「そうらしい」と拡散が始まりました。1月も下旬になるとそういう声は少なくなっています。

沖縄県での第6波についてはそうなのかもしれませんが、それ以外の本土の米軍基地は果たして感染源でしょうか。

日本国内でこのはやり病が広がり始めたのは、今からちょうど2年前の2020年1月のダイヤモンドプリンセス号事件からです。(個人的にあれは事件だったと思っています)

そこからの2年間、各基地の基地従業員は「日本の方針」と「在日米軍の方針」の二つに縛られています。日本政府や各県の知事と在日米軍の対策では、感染の広がりのとらえ方に差があるために、微妙にずれていたところもありました。ただ、そのずれが緩いほうではなく厳しいほうにです。

在日米軍の方針は具体的で、例えば初期のころは日本の地図に具体的に立ち入らない都道府県を示していました。そのころ日本国内では県境をまたぐ移動はまだ言われていなかったはずです。また、基地の敷地に入るとき、そのような地域から来た人には2週間の待機を求めていたはずです。そのほかにも、飲食店での飲酒や食事についても細かい指示がありました。

何かに責任を向ける。その何かは日本人の行動や方針など、見えにくいものではなく、だれが見ても「在日米軍」というユニフォームを着ている人達でした。SNSや報道では、「在日米軍」の私的な行動に制限を変えろという主張もありました。もしそうであるならば、周辺の日本人の私的行動にも制限をかけるべきです。

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