新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

猫はなぜ箱を愛するのか ねこ鍋のきょうだい

2022年06月01日 | 仕事/ビジネス

 

 

猫はどうして箱に入りたがるんだろうね。

 

猫が増えて、大きなベッドを用意したのに、以前の狭いベッドに二匹で寝ているというケースをちらほら見かけた。仲が良さそうでほほえましいことである。

 

猫が箱のような密閉空間を愛するのには、どうやら理由があるらしい。

 

ネコがハコを愛する科学的な理由 | WIRED.jp

https://wired.jp/2015/03/08/cat-loves-box/

 

《全米研究評議会 (NRC) が2006年に発表したある研究によれば、飼い猫が「快適だ」と感じる温度の幅、「温熱中間帯」は30〜36度であるとされている。

 

これは人間の場合よりも約11度高く、ゆえにわれわれは、近所の猫が日中の熱いアスファルトの上で日光を浴びて寝そべっているのをよく目にするわけだ。

 

そしてこれは、多くの猫が小さな段ボール箱やその他の妙な場所で丸まって寝るのを好む理由でもある。段ボールは優れた断熱材である。そして、限られたスペースでは猫は丸まらざるを得ないため、結果として体温保持につながる。

 

実際、NRCが行った同じ研究によれば、猫が住んでいる地域の多くにおいて、気温は約22度で、飼い猫の温熱中間体の最低温度を大きく下回っている。》

 

そうだったのか!

 

「猫が快適に感じる気温」は、サイトによりまちまちである。私が引用した記事が、いちばん気温が高く、その他のページは人間に近かった。

 

イエネコのルーツは、リビアヤマネコだそうだから、暖かい(というか、熱い)気候を好むのはよくわかる。

 

野良猫の平均寿命は2年といわれる。2年ぽっちしか生きられないのは、あまりに悲しく過酷な現実だが、それでも最低ひと冬は越せる。

 

さらにいえば、北海道にも野良猫はいる。

 

砂漠にルーツを持つ猫族が快適と感じる温度帯は本来は「30〜36度」なのかもしれないが、日本、特に北海道で生き延びた猫たちは、一定の耐寒性を備えるようになったのではないだろうか。

 

しかしこの記事を読んで以降、猫が狭いところでぴったり体をくっつけ合ったり、猫鍋のように密集したりした写真を見る目が変わってしまった。

 

飼い主さんが書いた猫コメントに、こころのなかで添削を入れてしまう。

 

「寒い…寒い…この箱から出たが最後、今度こそおれは凍え死んでしまうだろう……。なぜおまえはあの赤く光り輝く魔法の箱を片付けてしまったのだ……? 春だから、だと……?どこが春なのだ……?おまえだって、くしゃみばかりをしているではないか!」

 

「ほら、あんた、もっと近くに寄りなさいよ、寒いんだから! ああ、この脱毛症の類人猿、まただらしない顔をして、私たちの写真をパチパチ撮っている……私たちが、なかよし姉妹ですって? とんでもない! 体温だけの関係よ!」

 

 

と、ここまで書いて、アイスランド映画の『ひつじ村の兄弟』という作品を観たのを思い出した。以下Amazonの紹介。

 

「アイスランドの人里離れた村で、隣同士に住む老兄弟グミーとキディーは、先祖代々から受け継がれてきた優良種の羊の世話に生活のすべてを費やして生きてきた。その一方で彼らは、この40年もの間全く口をきかないほどに不仲だった。ある日、キディーの羊が疫病に侵され、村全体が恐怖にさらされる。保健所からは殺処分を命じられるものの、絶滅の危機にさらされた先祖代々の優良な羊を守るため、兄弟は40年ぶりに力を合わせることになるーそれは、2人がある重大な秘密を共有することであり、その秘密が彼らを大胆で無謀な行動へとかきたてるのだが・・・」

 

ネタバレになってしまうが、この作品のラストは、吹雪の雪山で遭難した双子(だったと思うのだが、レビューにはそう書いてない)が、雪洞のなかで、救出が来るまで全裸になって抱き合うといものだった。映画監督的には、「ケンカばかりしていたおじいちゃんたち、お母さんのお腹の中にいた仲良し状態に戻れてよかったね❤」という、すごくいい話だったのかもしれない。しかしたんに羊映画を観たかっただけなのに、正月早々、毛むくじゃらの全裸中高年が抱き合う映像を見せつけられた私の気持ちを400字以内で述べよ(私自身、この気持を説明するのはむずかしい)。特に性的シーンも残虐シーンもないこの映画がR15+指定だったのは、このシーンが理由だったのかな?

 

れんちゃんお気に入りの猫鍋画像。


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2 コメント

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Unknown (白鑞金)
2022-06-05 19:12:58
>「いいね」

わざわざフォローして頂いてありがとうございます。とっても感謝です。

なお、ギターのエクササイズも紹介したいと思っていましてAppleのマイクを使って録音を済ませているのですが、それをgooブログへ貼り付けることはどうもできないそうなのです。

そこでもしよろしければ、どこか別の場所へペーストなりリンクなりできるところを探しています。一旦そこへドロップさせたデモ演奏をこちらのブログへリンクさせたいと思っています。良いお知恵を知っていらっしゃれば教えて頂ければ幸いです。草々
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Unknown (kuro_mac)
2022-06-05 20:05:36
それは不便ですね。

やはりYoutubeにアップしてリンクを貼るのが、いちばんお手頃ではないのでしょうか? 

企業さんの商品説明、組み立て説明の動画も、オウンドメディアを利用されるケースは、ここ数年は皆無です。

そんなことはわかってる?

Youtubeを利用したくないのは、やはり米帝Googleのサービスを利用したくないから?

ギガファイル便も100日まではアップしたファイルのURLが有効だそうです。しかし定期的にファイルをアップし直し、URLを更新する手間が発生します。

あとは有料/無料のレンタルサーバーを利用する方法でしょうか。

これ以外思い浮かびません。

すみません、あんまり役に立たなくて。
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