新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃんとお父さんの日々。

まだ中2男子レベルのAIが、早く大人になりますように

2022年12月27日 | 仕事/ビジネス
今日、表くろまっく(しろまっく)を知る人はご存知の2月発行(できたらいいなあ)の某誌連載の原稿を入稿しました。シリーズ全体では連載8年のロングランです。

昼過ぎには入稿の予定だったのですが、文字数を間違えていたことに気づきました。2行削るだけですが、すでにギリギリの状態なので、全体的に手を入れてバランスを取っていかないといけません。まあ、2行バサッと削るだけで、かえってスッキリしたものもありましたが、8タイトル中1タイトルだけでした。

最後に画像をプリントアウトしてみると、どうも絵と文章が噛み合っていないんですよね。「文章には説明がないけれど、この人たち誰?」と読者に疑問を残しかねない内容でした。土方歳三に関する記述で、わざわざ郷土史家の史料を取り寄せたのはいいけれど、史料に淫して、肝心の絵のことはそっちのけになっていました。反省して書き直すと7行オーバーでした。

ボクサーの減量法は人それぞれですが、ある人は、試合後好きなだけ食べるだけ食べるんだそうです。当然、10キロか15キロオーバー。しかし贅肉の部分は減量は楽なんだそうです。あと数キロまでいったら、筋肉だけは落とさないように体を絞っていく。私の文章の書き方も、これと一緒です。ただしこの「減量」の過程で、平面だったものが立体になりました。

『らくだ』に関するエントリで、「山道を走っていると思ったら急に目の前に大海原を広がるような、予想もしなかった地平が切り開けるドライブ感、解放感 」と書きました。次回はわずか400字あまりで、万葉集から村上春樹まで一気に1400年ほど駆け抜けますよ。どんなに高速で走っても、読者を振り落とさず、検挙もされず、事故も起こさないプロのドライブテクニック(!)をお楽しみください。

さて、校正・校閲の仕事では、お得意様のご厚意でとあるクラウドサービスを導入しました。ひたすら某通信社の用事・用語ブックをご入力いただいて辞書をカスタマイズいただいた担当様のおかげで、作業は劇的に改善しました。でも、すべて自動化できるかというと、そうでもないんですよね。カバーできるのは7、8割といったところです。現時点では、最後は人の目を通す必要があります。

この間、Googleドキュメントの音声認識について話したら、某先輩に大受けしました。自動校正もGoogleドキュメントの音声認識と同じく過渡期のようです。以下のリンクはセクハラ注意。


あるゲームで世界中のユーザーと英語でチャットを楽しむフォロワーさんが、thisをdickと誤変換されたのに憤慨していたのですが、現時点ではまだエロ方面のニーズが多くて、そういうことになってしまうのでしょうね。まだ中2男子レベルのAIが、早く大人になりますように。

人間、自分でも自分いったいが何者かよくわからないものですね。猫が苦手だったのに、れんちゃんが猫好きと知り、いまは歩み寄りに努めています。いじめに苦しんでいたころにイルカと友だちになって傷ついたこころを癒やされ救われたと知ったら、ソウルフードの安房名産の鯨のたれももう食べられません。ご贈呈いただいた鯨のたれは、れんちゃんの祖父にあたる愚父に食べてもらうことにしました。でも、愚父も孫のれんちゃんの話を知ったら、鯨はやめるかも。れんちゃんが大好きな絵本作家のH@Lさんの2023カレンダー表紙は、かわいくて元気いっぱいのくじらさんです。






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