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「遊びごころ」古今亭志ん朝&山田洋次 対談

2014年07月11日 23時13分55秒 | 日乗



昨日、「にもく寄席」に出かけたこともあって、
区立図書館で一冊借りてきました。

『もう一席うかがいます』 古今亭志ん朝
河出書房新社  2006年8月30日 初版発行  1800円(税別)

志ん朝師匠、懐かしい落語家さんですネ。

本書の志ん朝さんと山田洋次監督の対談で、
次のやりとりを見つけました。

志ん朝:昔は、寄席も非常に楽しかったですよ。
     噺家自身がいまほど忙しくなかったから…
     一番売れていた文楽、志ん生クラスでも毎日仕事があるわけじゃないから、
     寄席を抜かない。
     みんな暇ですから寄席にきて、他人の高座を聞いていた。
山 田:それが勉強になるのでしょう。
志ん朝:ええ。楽屋でバカッ話をする、これがまた何とも楽しい。(略)
山  田:撮影所だってそうですよ。よい時代には、みんな暇が沢山あって、
     撮影所でゴロゴロしながら映画談義に花を咲かせていました。(略)
志ん朝:いい意味での余裕、道楽というものがなくなったんでしょうね。
山  田:真面目になることで、人を感動させるわけにはいかない。
     真面目な人が生活を賭けて一生懸命やればやるほど、
     不幸にして作品はつまんなくなる。(略)
     たとえお櫃の中が空っぽになっていても、平気で冗談を言ってられる精神、
     そういう遊びの気分がたっぷりある人でないと、
     実は、人を感動させられないんですよ。

 *アンダーラインは、ボクが引きました。

さあ~テ!

【くりのみ会】のキョッチコピーは、
“ならい処” “やすみ処” “あそび処” でありますヨ。

【くりのみ会】では、(楽談タイム)が、毎回、充実でありますヨ。

「20年以上も、【くりのみ会】が良く続いてますねー」!の言葉には、
「はい。ボクの道楽です」と答えています。

志ん朝さんと監督の対談の言葉に、(悪のり)してしまいました。

お時間が宜しいようで。
お粗末でした。

(追伸)
皆さんが、【くりのみ会】にご参加してくれると、舞い上がって喜びます。(笑)


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こころのゆとり=遊び (koika)
2014-07-12 23:57:29
神様、仏様ッてお願いしたりするゆとりもない世の中なんでしょうかねェ
返信する
Unknown (聞者くりのみ)
2014-07-14 12:12:22
南無コイカ様。

遊戯三昧(ゆげざんまい)なんて、素敵なことばがありますね。
返信する

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