沖縄県与那国町長選に学ぶ！

琉球新報で拾った記事です。

8日に投開票された与那国町長選挙。
　当　　６２８　糸数　健一　　無・新　
　　　　５０６　前西原武三　　自民・新
　　　　　５５　池間　龍一　　無・新

この記事に注目したのは投票率です。
今回　９１・０３％
前回　９２・９３％（2017年の選挙）
前回より投票率が下がっていますが、これが本来あるべき民主国家の姿です。

マア、地方の選挙。
在京TVは見向きもしません。
しかし、この素晴らしい高投票率は報道してもらいたい。
この高投票率が（普通）であることを、
市民全体で共有する空気感が大事だと考えます。

どこかの大政党。
岩盤支持層に支えられた政教分離が不明な某政党。
与党の皆さんは、髙投票率はお嫌いかもしれませんが？

さて、80％近い市民の皆さんが、「延期・中止」を希望していた東京五輪。
終わってみれば、日本は金メダル27個。史上最多の58個のメダル獲得。
IOCのバッハ会長、菅総理、武藤事務局長がことさら「成功」をアピール。
市民の皆さんも、メダル数や感動場面が焼き付いて、
NHKや読売新聞アンケートでは好評価だったようです。
マア、メダル獲得数はアスリートの皆さんの精進の結果でもありますが、
コロナ禍の中で「地の利」もあったことは事実。

只、負の部分もしっかりと総括しなくてはいけません。

一つは、新型コロナ・デルタ株の感染拡大と五輪の因果関係。

一つは、東京五輪の収支の精査・公表。

一つは、ウソ・隠ぺい・不祥事等々の責任所在の明確化。

ボク個人の意見ですが、
現時点でも、今回の東京オリパラは、「中止」が宜しかった、宜しいと考えています。

どんな案件も、
去來現の案件も、
民主国家へのプロセスですから、
先ずは、与那国町長選挙の投票率のような “空気感” が重要であります。