本日、葛飾区中央図書館で借りてきた一冊です。
親鸞の仏教と宗教弾圧
藤場俊基（フシバ トシキ）著 明石書店発行 2007年12月２０日発行
著者の藤場さんは、
1954年石川県生まれ。
早稲田大学政治経済学部卒業後、約５年間三和銀行勤務。
大谷専修学院修了、大谷大学大学院博士課程単位取得。
（本書 奥書より）
藤場さんは、「親鸞の教行信証を読み解く」明石書店の著者。
略歴からも想像できますが、いわゆる宗門の理解を超えた発想が大変魅力的であります。
本書は、「教行信証・後序」の箇所を、鋭く読み解いてくれています。
宗学からのアプローチを一概に否定するものではありませんが、
先入感を離れて、直に親鸞さんのお声を聞いていく姿勢も大事だと思います。
この夏は、藤場さんの著作を重点的に読んでいこうと思っています。
