女優の江角マキコ(50才)が1月23日、芸能界引退を発表した。その翌日に発売された『女性自身』では、実業家のA氏(51才)と不倫関係にあり、フジテレビ局員の夫・平野眞氏(51才)とはすでに別居中だと報じられた。記事によると、昨年12月中旬に、江角とA氏が自宅とは別のマンションで6時間にわたって過ごしたという。これが不倫の根拠というわけだが、江角はA氏との不倫関係を否定、さらにはこの報道が引退の理由ではないと本誌・女性セブンには語っている。
A氏には許諾詐欺事件に関わった過去がある。2016年8月、江角のほか、布袋寅泰(54才)、GACKT(43才)ら複数の有名人が出資者に名を連ねた総額113億円もの巨額投資詐欺事件で、コンサル会社の社長ら5人が逮捕された。うち1人がA氏だったのだ。
資産家として芸能界でもよく知られていたというA氏。インターナショナルスクールに強力なコネを持っており、芸能人が教育に関する相談をすることもあったという。
江角は2014年3月に古巣の事務所から独立すると、新設した個人事務所を前述のA氏所有のマンションの中に置いている。さらに同年8月の「落書き事件」以降、江角とA氏との仲は近づいていったとの証言もある。1月24日、本誌は江角に対するインタビューを実施。A氏との関係について、話を聞いた。
──A氏から投資の話が出たのはいつ頃ですか。
「4年前だったと思います」
──どういった事業で、どの程度の出資額だったのか。
「金融工学的な難しい話でしたが、間違いない投資だとうかがって。具体的な数字は言えません」
──A氏を信頼した背景には、彼の豪勢な生活ぶりや周囲の評価もありましたか。
「決してそういうことではありません。お子さんがいて、家族を大切にしている普通のかたで、人望も厚かった。正直、どういうお仕事をしているか詳しく知っていたわけではないんですが、家族と触れ合う中で信頼できるかただと思いました」
──自宅に行ったことも?
「知人の誕生日会とか、何度か行ったことがあります」
──2014年3月に個人事務所を設立した際、A氏の持つマンション内に本店を構えたのはなぜですか。
「所属事務所の社長もAさんと親しくしていた関係で、Aさんから“空き部屋があるから使っていいですよ”と。他に一室借りるとなれば費用も発生しますので、使わせていただくことになりました」
──2015年3月、A氏は関東財務局のホームページに、『無登録の金融商品取引業者』として実名が出た。信頼は揺るがなかった?
「その話を聞いた時は、さすがに心配になりました。お金の返済を求めて税理士と弁護士の先生に相談して、以降2年ほどは話し合いを続けています」
──詐欺事件とA氏の関連を知った後も密に会っていたのはなぜですか。
「弁護士の先生から返済してもらうために、“これまでの関係を保ちながら頻繁に会って返済の要求をするように”と助言されました。ご指導いただきながら、あえて以前より頻繁にお会いするようにしていました。
もちろん、自分の中で反省の気持ちはあります。芸能という狭い世界に身を置いていると、他の職業のかたと知り合う機会が少なく、世間知らずだったという面は否定できません。誰にも相談せず、閉鎖的に自分で投資を決めてしまった。それが全ての間違いでした」
──2014年8月の「落書き騒動」以降、A氏を一層頼るようになったという証言もあります。
「私は子供を私立小学校に入学させ、そのままエスカレーター式という環境にいたので、他の学校のことをあまり知らなかったんです。子供たちの今後の教育について悩んだとき、思い切ってインター教育に切り替えようと。その際、にインターに詳しい知人にお話を聞きましたが、Aさんもその1人で、信頼して相談していた部分はありました。
私、ずっと仕事をしてきて、つきあいが狭いんですね。飲み歩くこともないし、パーティーもほとんど顔も出してこなかった。限られた友人の中で学校のことも話せて、独身ではなくご家族があるかたで、インターのことも相談できる。そういうかたはAさんを含めて数少なかった」
──不倫報道の根拠になった昨年12月15日の「6時間密会」について教えてください。
「同席者もいましたし、正確には4時間で、返済を巡る話し合いをしていただけです。昨年冬ころから今年にかけて、特に返金を交渉するために必死でした。弁護士の先生からも言われて、週に2~3回はお会いしていたはずです。
面談中、終始返金の話しかしないというわけではないんです。友好的な雰囲気で話をするためにも世間話も含めていろいろとお話ししますので、長時間になることもあります。その後、私の運転でAさんを駅まで送りました。それだけの話です」
江角はA氏との関係はよき相談相手であり、詐欺事件以降もつきあいを続けたのは元来の信頼関係に加え、出資金の円滑な返済のために必要だったと強く主張した。
※女性セブン2017年2月9日号
http://news.livedoor.com/article/detail/12589907/