【チャコのブログ】

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≪おはぎとぼたもち≫

2005-08-18 17:26:06 | つれづれなるままに
今日は母のいるグループホームに顔を出してきました。
今日の手土産はおはぎです。私が好きなのでつい買ってしまいます。
母は、すべて入歯なので、噛み切るのは無理なので、やわらかい物ということで、よくおはぎになります。

★こしあんがぼたもちで、粒あんがおはぎ。
完全に餅になっているのがぼたもち、米粒が残っているのがおはぎ。
大きいのがぼたもちで、小さいのがおはぎ。
文字にするとおはぎ=お萩、ぼたもち=牡丹餅・・・ですって!知ってました?

さて、ここまで知ったらもう少し知りたくなりました。
★ぼたもちは、牡丹の季節、春のお彼岸に食べるものの事で、あずきの粒をその季節に咲く牡丹に見立てたもの。
一方、おはぎは、萩の季節、秋のお彼岸に食べるものの事で、あずきの粒をその季節に咲く萩にに見立てたもの。
ふむふむ・・・文字化すると、わかりやすいですね。(*^-^*)

★「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、春の彼岸は農作業が始まる時期で、秋の彼岸は収穫の時期にあたります。
よって、春には収穫をもたらす山の神などを迎えるためぼたもちを、秋には収穫を感謝しておはぎを作ったとも。

★こしあんがぼたもちで、粒あんがおはぎ・・・という≪いわれ≫は
1、春のお彼岸は、冬を越した小豆を使うことになりますが、皮は固くなっています。当然固くなった皮をそのままに使っては食感が悪くなります。そこで皮を取り除いた小豆を使い、こしあんができます。
2、秋のお彼岸は、小豆の収穫期とほぼ同じで、とれたての柔らかい小豆をあんにすることができます。柔らかい皮も一緒につぶして使うので、つぶあんができます。

★しかし、今では保存技術の発達や品種改良により、春でも皮のまま使うことができる小豆が登場してしまい、この理由は意味がなくなってしまったようです。

このように、一年中こしあんだろうと粒あんだろうといただけるようになってしまった今の時代には、どっちがどっちと言ってもあまり意味がないかもしれません。

★お正月でなくても一年中ご馳走を食べられる時代、飽食時代。
果物でも温室栽培でいつでも食べられたり、お魚も冷凍保存でいつでも食べられる。
贅沢な時代になりました。

ただ、物にはひとつひとつ≪いわれ≫があるんだということを知っているのも趣があるかも知れませんね。
あ~~美味しかった!緑茶でいただきました。ごちそうさま~~♪

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ブログ投稿記録:4月19日から連続で→≪122日目≫。。。φ(ー`)メモメモ