五行詩「薫風」詩人・田中薫の「鄙びた日記」

五行詩詩人・田中薫のいろは雑感を綴ります。「ひなびた・にっき」を綴ります。

電子オルガンの演奏の久木崎昭さんに感動。目がご不自由なのに。

2008年12月20日 20時14分32秒 | 雑感
19日の県立リハビリテーションセンターの
フェスティバルにて、
電子オルガンの演奏をする久木崎昭さんと再会することが、
出来ました。
久木崎昭さんと初めて出会ったのは、
第一回のコスモスコンサートの稲田志保子さんの時です。
公演後に、久木崎昭さんが、稲田志保子さんの所に来て、
CDにサインと握手を求めに来たのです。
その時は、このお人は目が不自由な方としか思わなかった
のですが、あとでここのセンターのお人から、
「彼は視覚障害ですが、電子オルガンの演奏者でも
 あるのですよ」
と教えてくれてから、彼に興味を持ち、
いつしか彼の電子オルガンの演奏を聴きたいと、
思い続けていたら、一昨年来の夢が19日に、
叶ったのです。
久木崎昭さんの電子オルガンの演奏を聴いて、
私は稲田志保子さんとはまた違う感じで、
様々な音色を出して弾く彼の演奏に聴き惚れました。
また、稲田志保子さん同様に、
トークもじつによく声が通って、分り易いのです。
彼の演奏後に、
彼の元へ行きご挨拶することが出来ました。
御縁を結べることが出来ました。
いつしか、どこかで、彼の演奏を実現したいと、
思わずに居られないのです。
素晴らしいお人には、それなりに応援したいのです。
それが私の虫なのかも知れませんが、
そのお人のために、どこまでも尽くして上げたいのです。
きっと、来年、彼の演奏を聴くことが出来ると
思っています。30分という短い時間ではなく、
一時間ぐらいは、聴きたいものです。
稲田志保子さんの場合でも一時間では、とても足りません。
彼女も一時間ぐらいの短い時間では、
「実力を発揮することが出来ない」と言います。
それは聴く人にとっても、物足りない時間。
14日では一時間半ですが、それでも短く感じるほどに、
電子ピアノの魅力は大きい。
満足するには二時間は優に欲しいぐらいです。