五行詩「薫風」詩人・田中薫の「鄙びた日記」

五行詩詩人・田中薫のいろは雑感を綴ります。「ひなびた・にっき」を綴ります。

わかる詞でなくては歌ではない。

2008年12月05日 20時30分54秒 | 雑感
昨日送られて来た浜崎奈津子さんのCD。
ファーストアルバム『HAPPY BIRTDAY』を拝聴。
とても素敵な詞とメロディーでした。
このようなオリジナル曲は、一度だけ聴いてもダメ。
何度か聴いて、その歌の良さがわかるもの。
これは、どんな有名な歌手でも同じこと。
ただ、一度、聴いてすごい、いい曲、歌。と
感動することもあります。
そのような歌は、滅多にありませんが、
そういう曲こそ、長く歌われ続ける歌となります。
最近では、
私がいいな、と思った歌として、
マルシアさんの新曲と、
61歳ににして、紅白歌合戦に初出場される
秋元順子さんの歌。
このお二人の歌で共通するのは、
メロディーが実にいい。
はっきりとした口調で分り易い詞。言葉で、発音で
歌われている。
感情が込められている。
日本語がうまいこと。
話し言葉という意味ではなく、
歌の言葉が実に明瞭で、誰が聴いても、
詞の意味がわかる。
わかるということが、言葉の生命線だと私は思っています。
メロディーのテンポも速くないからいい。
浜崎奈津子さんの歌もその点、実に詞が素晴らしい。
「海と大地」という歌がありますが、
この歌は実にいいのです。
皆様に聴いて欲しいぐらい。
お奨めの歌です。

もちろん、稲田志保子さんの自作曲の「木漏れ日」
メロディーだけですが、曲だけですが、
その曲に私が詞をつけた歌バージョンの「木漏れ日」も
是非、いつしか聴いて下さい。
「はるかな海」も「出逢い」も付けました。