五行詩「薫風」詩人・田中薫の「鄙びた日記」

五行詩詩人・田中薫のいろは雑感を綴ります。「ひなびた・にっき」を綴ります。

「障碍者」が正しい漢字です。

2008年11月11日 20時18分48秒 | 雑感
いつも私と母をどこでも連れて行ってくれる土浦の細内さん
ご夫妻が見えられました。
私の外の活動のほとんどは、この細内さんのお陰です。
うちには車もないし、私も身体を悪くしてから免許は持っていないし、
細内さんと御縁を頂戴していなかったら、
私の大半の活動は出来なかったと、申しても過言ではありません。
また、細内さんのご友人の下崎さんと奥様も私の活動を、
支えてくれています。
このお二人がいなかったら、私の活動は狭い範囲でしかなく、
出来ても、それなりの出費がかさんで、思うように動けなかった、
ことでしょう。

そういう意味で私の活動が盛んになった数年前に、
細内さんご夫妻、下崎さんご夫妻にお逢いできたことは、
幸いでした。
帰りに、つきたてのお米を少しばかしですが、お土産に。

来月のさいたま市での稲田志保子さんのコンサートも、
細内さんご夫妻とご一緒です。
私の行動は、身体的な理由にて、一人では動けません。
見た目は何でもない身体でありますが、
人にはわからない見えない「障碍者」でもあります。

さて、戦後の国語改悪の悪い例として、
身体不自由者のことを「障害者」と申していますが、
漢字で書きますが、これは、「害」という字がいけません。
最近は「障がい者」と書いているケースを目にしますが、
本当は「障碍者」と書くのが正しいのです。
「碍」は、さまたげる、という意味です。
「害」だと、何も悪いことをしていないのに、害する。
という意味に捉えられてしまいます。
障碍者の皆様にはお気の毒な漢字となります。
意味合いとなります。