なぜ、九里氏と近い感じがするのかが、少し解明されたかもしれない。
清姫伝説を知っていたかもしれない「能因法師」
当ブログの読者、自閑様が調べて下さった事から発展させてみた。
「安珍清姫伝説の最も古い書物は、大日本国法華験記(1040年頃)との事で、そこには928年夏の出来事となっています。ほぼ同時代の今昔物語にも掲載されていますほど有名な伝説だったと思います。。
一方、能因は、988年ー1050年となっていますので、この伝説を知っていたとは思います。」
で、この能因法師どうしても既視感があったので一応橘氏の系図を見てみたら、おりました!
橘安吉雄の二男「橘 良殖」
[ 貞観6(864)年 〜 延喜20年2月28日(ユリウス暦:920年3月21日) ]
従五位上安吉雄二男。母飛鳥虎継女。
良殖の後裔に「能因法師」がいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/b1/f938e3d8196c6b567f9da586050faca7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/c3/3ac90390a61971767456dcdc23785cb0.jpg)
さらにこの良殖の妹が藤原元方に嫁いでいた。
元方は藤原の菅根の息、つまり藤原黒麻呂の子孫である。
藤原黒麻呂は下総国藻原の開拓領主であった人物で、富木常忍の先祖か?と思っている人物である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/fe/dbf09d7641e711350825a01ed6e7e8e3.jpg)
左(32)の左から3番目 安吉雄
息長氏に橘氏
橘氏に藤原氏 しかもピンポイントで!
自閑さま、ありがとうございます!!
ココにも、情報があった。
http://www.marchenchapel.jp/outdoor_na_hibi_kofun_nouin.html