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日記(2.9)コラム「エケケイリア」

2018-02-09 11:26:52 | 日常
2月9日   (金曜日)    晴れ

 スパルタ王の重装歩兵300
 ペルシャの大軍を3日間食い止めたとされるテルモピュレーの戦いは、
 オリンピック開催中の出来事という。
映画にもなっている。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  ペルシア戦争における戦いの1つ。
  紀元前480年、テルモピュライで、
  スパルタを中心とする


  ギリシア軍とアケメネス朝ペルシアの遠征軍の間で行われた戦闘である。
  テルモピレーの戦いなどとも呼ばれる。
  ヘロドトスの『歴史』に記述される。

   この戦いはアルテミシオンの海戦と平行して行われ
  、圧倒的な戦力差にも関わらずギリシア軍は優勢であったが、
   最終的に背後に回り込まれて敗退した。
   しかし、スパルタ軍とテスピアイ軍は全滅するまで戦い、
   ペルシア軍を3日間に渡って食い止め、
   クセルクセスの兄弟を二人戦死させた。
   これは、スパルタ軍の勇猛さと地形をうまく利用したためと言われている。
 
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 ギリシャの他の同盟諸国は祭典のために
 兵力を総動員しなかったのだ。

▲ギリシャの国々の間でのオリンピック休戦は「エケケイリア」という。
 これも破られたことがなくはない。
 ひどいのは競技が行われている神域に軍隊が進攻し、戦闘になったこともある。
 祭典の開催権をめぐる争いが原因だった。

   ★エケケイリアとは 、古代ギリシアでオリンピックが開催されるときに、
    戦闘状態の地域に休戦 ...!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 
▲古代オリンピックも戦いや政治と無縁でなかった。
 スポーツによる連帯をうたう近代五輪は
 戦争での中止や政治利用の苦い歴史がある。

 そして今、国際政治の焦点たる北朝鮮との境界から
 100キロ足らずの平昌で開幕する冬季五輪だ。


▲大韓航空機爆破による過去の五輪妨害、
 やまぬ核とミサイルの挑発で一時は欧州から参加をためらう声も出た平昌五輪だった。

 それが今年に入って急きょ参加表明して、
 韓国・文在寅(ムンジェイン)政権との南北融和ムードを演出した北朝鮮である。

▲鳴り物入りの代表団派遣の一方では、
 開幕前日に軍事パレードをくり広げてみせる。
 スポーツの祭典にあって触るものすべてを政治に変える
 北のパフォーマンスである。

 韓国内で「これでは平壌五輪だ
 との声が出たのも仕方がない。
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▲それもこれも
 今日の五輪のエケケイリアの代償か
 人間の尊厳、
 友情と相互理解、
 平和な社会--
 
 五輪憲章のキーワードが指し示すスポーツの祭典本来の姿を、
 どうか輝かせてほしい平昌の17日間である。

~~~~~~~~~~~~~~~~
韓国政府のオリンピック対応は
何かおかしなことになっているなあ~。
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