1月10日 (水曜日) 晴れ
1月は行く・2月は逃げる・3月は去ると言って
3ケ月間はあっという間に過ぎ去ると言われるが
1月も、もう10日も過ぎると思うこの年齢だ。
若い時は、まだ10日かよ~と言った感じだったのに
========================
成人の日に晴れ着が届かない
イヤなニュースだ。こういう詐欺まがいの業者も
人の親であろうに!
~~~~~~~~~~~
映画「二十四の瞳」などの木下恵介監督は
口述筆記で脚本をまとめていたようだ。
ある夜、熱海の仕事場で助監督にせりふを書き取らせていたが、
この助監督のもとに子どもが生まれたと連絡が入る。
「ここはいいから、行ってあげなさい」
~~~~~~~~~~~~
▼監督はそう言ってくれるが、それでは脚本が進まない。
助監督がためらっていると「いいんだ、いいんだ」。
深夜で電車もなく、熱海から東京までのタクシー代は監督が支払った。
助監督時代の脚本家、山田太一さんの大切な思い出である。
▼晴れの日。一生の間にそういう日は何日あるのだろう。
入学式、成人式、結婚式、子どもの誕生…。監督に限るまい。
家族であろうと赤の他人であろうとその日を祝い、
守ってやりたいと考えるものだろう。
▼ひどい話があったものである。
成人式の日、振り袖レンタル業者に大枚を払って依頼していたはずの晴れ着が届かない。
連絡さえ取れぬ。ショックはいかばかりだったか。
一生に一度の日が傷つけられた。
▼この件で書かれるべきは途方に暮れる新成人に救いの手を差しのべた人がいたことである。
無関係な店がレンタルや着付けの協力を申し出て、
大切な日を守ろうとしたのである。。
▼助けられた新成人はその人の情を一生忘れまい。
自分もそういう大人になりたいと思ったはずである。
けっして誰かの晴れの日を傷つけるような大人ではなく。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
もう一つイヤなニュースが・・
事件が起きたのは、1994年1月の米デトロイトである。
女子フィギュアスケートのナンシー・ケリガン選手が何者かに襲われ、
右足を負傷した。事件は思わぬ展開を見せる。
▼捜査当局に逮捕された男は、
ケリガン選手のライバル、トーニャ・ハーディング選手の元夫だった。
果たして誰が襲撃事件を計画したのか。
疑惑が深まるなか、2人はリレハンメル冬季五輪に出場する。
ケリガン選手は銀メダルを獲得した。
▼結局、ハーディング選手の事件への関与は灰色のまま幕引きとなった。
彼女はプロボクサーに転向したり、
恋人への暴行容疑で逮捕されたりと、
世間を騒がせ続ける。
今夏日本でも公開される米映画「アイ、トーニャ」は、
彼女の半生を描いた作品だ。
~~~~~~~~~~~~~
▼カヌーの有力選手が、ライバル選手の飲料に禁止薬物を混入させていた。
ともに2020年東京五輪をめざすトップ選手だという。
ドーピング検査で陽性となれば、追い落とせると考えたらしい。
なんと浅はかな犯行だろう。
ニュースを聞いて、フィギュアスケート界最悪のスキャンダルを
思い出した人も少なくないはずだ。
▼ケリガン選手の傷が重かったら、
当時13歳のミシェル・クワン選手が五輪に出場するはずだった。
クワン選手はその後、世界選手権に5回優勝し、
女王の称号をほしいままにする。
ただ、五輪の金メダルだけは手が届かなかった。
▼最後のチャンスとなった2006年のトリノ五輪でも調子が上がらず、
出場を辞退して若手選手に代表の座を譲る。
「金メダルなしでも、私はすばらしい選手生活を送ったと思う」。
記者会見では涙を浮かべながらも胸を張っていた。
五輪に期待するのは、日本選手の活躍だけではない。
こんな美しい涙が見たいのだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★オリンピックに出場が決まれば。
メダルを期待され、選手のプレッシャーもすごいものと思うが
同じ道を歩む仲間をおとしめるのは器量が狭い。
堂々と選手生活を送って欲しい。なあ~!
1月は行く・2月は逃げる・3月は去ると言って
3ケ月間はあっという間に過ぎ去ると言われるが
1月も、もう10日も過ぎると思うこの年齢だ。
若い時は、まだ10日かよ~と言った感じだったのに
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成人の日に晴れ着が届かない
イヤなニュースだ。こういう詐欺まがいの業者も
人の親であろうに!
~~~~~~~~~~~
映画「二十四の瞳」などの木下恵介監督は
口述筆記で脚本をまとめていたようだ。
ある夜、熱海の仕事場で助監督にせりふを書き取らせていたが、
この助監督のもとに子どもが生まれたと連絡が入る。
「ここはいいから、行ってあげなさい」
~~~~~~~~~~~~
▼監督はそう言ってくれるが、それでは脚本が進まない。
助監督がためらっていると「いいんだ、いいんだ」。
深夜で電車もなく、熱海から東京までのタクシー代は監督が支払った。
助監督時代の脚本家、山田太一さんの大切な思い出である。
▼晴れの日。一生の間にそういう日は何日あるのだろう。
入学式、成人式、結婚式、子どもの誕生…。監督に限るまい。
家族であろうと赤の他人であろうとその日を祝い、
守ってやりたいと考えるものだろう。
▼ひどい話があったものである。
成人式の日、振り袖レンタル業者に大枚を払って依頼していたはずの晴れ着が届かない。
連絡さえ取れぬ。ショックはいかばかりだったか。
一生に一度の日が傷つけられた。
▼この件で書かれるべきは途方に暮れる新成人に救いの手を差しのべた人がいたことである。
無関係な店がレンタルや着付けの協力を申し出て、
大切な日を守ろうとしたのである。。
▼助けられた新成人はその人の情を一生忘れまい。
自分もそういう大人になりたいと思ったはずである。
けっして誰かの晴れの日を傷つけるような大人ではなく。
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もう一つイヤなニュースが・・
事件が起きたのは、1994年1月の米デトロイトである。
女子フィギュアスケートのナンシー・ケリガン選手が何者かに襲われ、
右足を負傷した。事件は思わぬ展開を見せる。
▼捜査当局に逮捕された男は、
ケリガン選手のライバル、トーニャ・ハーディング選手の元夫だった。
果たして誰が襲撃事件を計画したのか。
疑惑が深まるなか、2人はリレハンメル冬季五輪に出場する。
ケリガン選手は銀メダルを獲得した。
▼結局、ハーディング選手の事件への関与は灰色のまま幕引きとなった。
彼女はプロボクサーに転向したり、
恋人への暴行容疑で逮捕されたりと、
世間を騒がせ続ける。
今夏日本でも公開される米映画「アイ、トーニャ」は、
彼女の半生を描いた作品だ。
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▼カヌーの有力選手が、ライバル選手の飲料に禁止薬物を混入させていた。
ともに2020年東京五輪をめざすトップ選手だという。
ドーピング検査で陽性となれば、追い落とせると考えたらしい。
なんと浅はかな犯行だろう。
ニュースを聞いて、フィギュアスケート界最悪のスキャンダルを
思い出した人も少なくないはずだ。
▼ケリガン選手の傷が重かったら、
当時13歳のミシェル・クワン選手が五輪に出場するはずだった。
クワン選手はその後、世界選手権に5回優勝し、
女王の称号をほしいままにする。
ただ、五輪の金メダルだけは手が届かなかった。
▼最後のチャンスとなった2006年のトリノ五輪でも調子が上がらず、
出場を辞退して若手選手に代表の座を譲る。
「金メダルなしでも、私はすばらしい選手生活を送ったと思う」。
記者会見では涙を浮かべながらも胸を張っていた。
五輪に期待するのは、日本選手の活躍だけではない。
こんな美しい涙が見たいのだ。
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★オリンピックに出場が決まれば。
メダルを期待され、選手のプレッシャーもすごいものと思うが
同じ道を歩む仲間をおとしめるのは器量が狭い。
堂々と選手生活を送って欲しい。なあ~!
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